2009年2月7日土曜日

スマイルシャッター

先日、テレビのショッピング番組を何となく見ていたら、被写体が笑顔になるとシャッターが自動で切れる「スマイルシャッター」なる機能が搭載されたデジカメを紹介していた。

人が笑顔になったら自動でシャッターを切る?一体どうやって?・・・いやいや、技術の進歩には驚くばかりだ。

説明によると、多数の笑顔の画像をデータとして収集して、それをスーパーコンピューターで解析して、笑顔とはどのようなものなのかというデータを多角的に分析して知識化したということらしい。目尻が下がる、歯が見える・・・というような笑顔の特徴をいくつか重ねて画像処理によって「笑顔」と認識する回路をカメラに搭載しているということのようだ。

映画が好きなので洋画を良く見るが、外国の映画の中に日本製品が出てくると何となく誇らしく思う。以前は電気製品や車が目立ったが、最近はサムスンなどのロゴが目立つようになってきた。しかし、今でも日本製が世界中を席巻していると思わせるものがカメラだ。

30~40年前、私の若い頃は良質のカメラはもっぱらドイツ製だったが、今や日本が取って代わった感がある。スマイルシャッターもそのひとつだが、電子技術と従来の技術を融合させた高度な開発力は日本の特徴で、他の国の追従を許さない商品がいくつも生み出されている。

今は正に100年に一度の大不況、世界中の物が売れなくなっているが、こういう時こそ日本の技術が元気を取り戻すエネルギーになってもらいたいものである。

2009年2月1日日曜日

マンマ・ミーア

先週、映画「マンマ・ミーア」がわが町でも封切された。何と、つい先日美智子皇后が来日中の主役メリル・ストリープと席を並べてチャリテイーの試写をご覧になったという。きっと美智子皇后も若かりし頃、子育てをしながらアバを聴かれたのだろうか。

映画はミュージカルなのでストーリーは2の次、中に登場する懐かしい曲の数々をじっくり聴きたい。

アバは1972年から約10年間活躍したグループだったので誰でも知る存在だが、私の頭の中にもアバのヒット曲の数々が染み付いている。家ではCDやレーザーディスクで聴き、車の移動中もカーステレオで良く聴いた思い出がある。

子供が車に乗るときは父親に曲の選択権は殆どない。子供達が幼少の頃だったので、子供向けアニメからピンクレディ、チェッカーズ、オフコースなどに変化した。自分一人のときにはよくサイモン&ガーファンクル、アバ、カーペンターズなどをかけた。

アバの曲はどれも軽快で明るい曲ばかりなので、会社でいやなことがあって気分がブルーの時にも帰りの車の中でアバを聴くと、車を降りる頃にはすっかり気分が明るくなっていたものだ。曲と一緒に当時のいろいろなことが思い出される。

アバの曲はどれも好きなのだが、中でも一番多く聴いたのは映画にも登場する「Super Troper」だろうか。(こちらで聴けます)

映画館に足を運びたい。しかしどうも時期が悪い。副作用で白血球が下がっているので、人が大勢集まる場所に出かけることは躊躇する。もちろん我が家の看護師(介護師?)である家内は猛反対をすることは目に見えている。行くとすれば強行突破だが、インフルエンザ(予防接種をしていても安心できないようだ)にかかって苦しむことを考えると、じっと我慢の方が楽のようだ。

最近は映画を見たくても少し躊躇していると、すぐ時が経ってしまい、次の映画に変わってしまう。そして半年もしないうちにすぐにTSUTAYAにDVDが並ぶ。その期間も以前よりずいぶん短くなった。我が家のホームシアターで見るのも悪くはないので、それはそれで良いのだが。「マンマ・ミーア」も多分そうなってしまうのかも。

2009年1月29日木曜日

定期検診

昨日は年が変わって3度目の検診日だった。治験の予定に従って採血とx線撮影を行った。検診は13:30から。

治験薬を服用し始めて昨日で98日目になった。

・採血の結果
白血球 4,340、好中球 1,528(35.2%)

白血球、好中球とも前回よりやや改善して、白血球は久しぶりに下限を少し超えて許容範囲内に入った。

肝臓の数値は正常。赤血球は前回と同様やや低かったが、血糖値は正常になった。

レントゲン撮影は主に肺炎等のチェックをするためだが、映像は前回と比較して変化がなく、異常なしだった。

診察結果は概ね良好で、この結果から治験薬の服用を継続する。

副作用については相変わらず表面に現れるものは何もないので、通常の生活が送れている。

治験を開始するときはどこまで行けるか不安ばかりだったが、ありがたいことに何とか3ヶ月を越えることができた。2週間に一度の定期検診はマラソンに例えれば10キロ、15キロといった通過点のようなもの、何とかこのまま完走までたどり着ければいいのだが。

2009年1月25日日曜日

がん難民

22日の報道ステーション(テレビ朝日21時55分)の後半部分で特集「がん難民」が放映された。
ここに登場する藤野さんは医療関係の文献を翻訳するのが本業だが、もうひとつご自分のがん体験を元にボランティアでがん難民の相談を受ける仕事をしている。ファックス相談を寄せた末期がん患者に付き添う様子が描かれていた。

放送によるとがん難民はがん患者128万人のうち実に53%もいるという。この番組ではがん難民のことを標準治療ができず、医師から見放された患者のことを指すというが、53%(ほぼ68万人)という数字は大きすぎて驚かされる。もしかしたら遠隔地、過疎地などで近くにがん専門病院がなくて通えない人も含むのだろうと思う。

番組に登場する藤野さんは「本当のがん治療は医師に見放されたときから始まる」と述べている。患者が医師に見放されたときの絶望感と恐怖感は想像に余りあるが、がんにかかると、誰にでもそんな場面に遭遇する可能性がある。

そんな時、自分も含め多くの人はあきらめの境地になるのだろうが、あきらめてしまったら、そこからは何も生まれない。そこからどう生きるのか、この放送ではひとつのヒントが示されている。

キーワードは患者本人の免疫力。現在の医学でのエビデンスが得られなくとも、患者の延命に効果を上げている薬や治療法はたくさん存在する。

幸いなことに今の世の中には情報があふれるほどある。情報の質の取捨選択は必要だが、欲しい情報は簡単に入手できる。いろいろ試してみる前向きな姿勢が必要なようだ。

解決策はがんから回復するばかりではないようだ。がんと向きあうことで座して死を待つのではなく、死までを有効に生きるという考え方になるのも大切なことのようだ。

放送内容をこちらで見ることができます。

2009年1月22日木曜日

オバマ氏のスピーチ

昨日はアメリカに初の黒人大統領誕生のニュースで世界中が盛り上がった。歴史上の1ページであることは間違いないだろう。

山積みの難問にどう取り組むかは今後の活躍を待つしかないが、それにしてもオバマ氏のスピーチのうまさにはいつも感心させられる。

オバマ氏のスピーチは27歳の有能なスピーチライターが書いていることは有名だが、今回の就任演説に際してはスピーチライターがオバマ氏と数時間のミーティングを経た後、数週間をかけて歴代大統領の就任演説やその批評をたぐり、最終的にはスターバックスの店内で初稿を仕上げたという。

演説の時には原稿などを持たず、観客に目を配りながら語りかけるオバマ氏の様子は日本の政治家とはだいぶ差があるようだ。

オバマ氏の演説を聞いていてつい比較してしまうのが、日本の国会での首相演説である。官僚が書く原稿も無味乾燥で実につまらないが、その原稿をただ棒読みしていたのでは聞く人に感動など与えることはできない。ましてそのつまらない原稿の漢字を読み間違たりするのだから失笑しか買わない。

オバマ氏のニュースの裏では20日の参院予算委員会で、民主党の石井一副代表が麻生太郎首相の漢字の使用、読み方をめぐり、首相にかみつく場面の報道があった。石井氏は文芸春秋に掲載された首相の手記に使われた12個の漢字を並べたボードを用意して首相を挑発した。

莫大な費用のかかる国会で、しかも論議するべき課題は山のようにあるこの緊急時に、最大野党の幹部が起こすこの次元の低いやり取りは一体何なのか?

すっかり制度疲労を起こしている自民党+官僚による政治はチェンジをお願いしたいものだが、一方で対抗馬の最大野党の民主党幹部がこんなに次元が低いようでは嘆かわしいばかりだ。チェンジをした方がいいのか、チェンジをすればさらに悪くなりはしないか・・・不安ばかりになってしまう。

2009年1月19日月曜日

ポジティブシンキング

昨年の末から100年に一度といわれる大不況、年末年始は派遣切りの話題が毎日ニュースで取り上げられた。大手企業が軒並み、右に倣えの施策を取ったやり様には疑問を感じざるを得ない。人を扱う態度としてはあまりに冷酷すぎる。別な知恵を働かせる経営者はいないのだろうか?

こんなときは経営の神様とも呼ばれた松下電器産業(現パナソニック)の創業者、松下幸之助さんのことが頭に浮かぶ。彼が現役社長の頃、苦境の時に1人の首も切らないで乗り切ったという話が有名だが、松下さんが今生きていたらこの苦境をどう乗り切るだろうと考える。

私が若い頃、PHP文庫などで松下さんの経営哲学の本を何冊か読んだことがあった。今でも頭に残っていることがある。

『松下さんが幼少の時、お父さんが事業で失敗し、すべての財産を失ってしまった。9歳のときに小学校を中退して、大阪の火鉢屋さんに奉公に出され、10人家族は離散することとなる。
とても悲惨な状況であったのだが、松下さんは、当時を振り返り、「わしは学校にほとんど行っていなかったから良かった。(中略)だから、分らないのが当たり前。何でも人に尋ねることができた。おかげで、たくさんの人から良い知恵をもらって、会社を発展させることができた」
「体が弱かったのも、運が強かった。だから、人に仕事を思いっきり任せ、そして人も育ち、優れた人材になってくれた」』

普通なら自分に降りかかる苦難を嘆き、他者を恨むのだが、この人は何とポジティブな考え方をするのかと感じたものだった。

今多くの企業経営者や政治家達はこのアメリカ発の大不況を他人のせいにし、判を押したような右に倣えの施策を講じているが、もっと各社各様の知恵がありそうに思えて仕方がない。

今こそ、松下さんのようなポジティブシンキングでピンチをチャンスに変える発想が迫られるように思うのだが。

2009年1月14日水曜日

定期健診・CTの説明

今日は年が変わって2度目の検診日だった。治験の予定に従い、血液検査のための採血を行い、その診断の際1月5日に行ったCTの結果説明があった。

治験薬を服用し始めて、今日で84日目になる。

・採血の結果
  白血球 3,680、好中球 1,402(38.1%)

白血球、好中球とも前回よりやや改善。とはいっても許容範囲の下限より下回っている。ただ危険領域には達していないということで、一応合格であった。ウィルス等の感染等に対する注意が必要なことは変わらない。

肝臓の数値は正常。赤血球はやや低く、血糖値やや高いが、両者とも許容値近辺なので特に注意は必要ないとのことであった。

・CTの結果
ほぼ2ヶ月前の11月17日の結果と比較すると、癌組織の大きさは見た目では変化がない。測定したサイズも多少数値の大小はあるが、癌の形が周囲がぼけて定型ではないことから、ほぼ変化なしという判断であった。

この結果から治験薬の服用を継続するということになって、ひとまずは胸をなでおろした。

白血球の減少が副作用だと思われるが、それ以外の副作用は相変わらず表面に現れるものは何もないので、拍子抜けするほど楽な抗がん剤であることは間違いない。

今後の心配は「癌が大きくなる」「白血球が極端に減少する」の2点であり、診察の都度気を揉むことだろうが、できるだけ永く使い続けられることを期待するばかりである。

2009年1月9日金曜日

CTパニック

1月5日定期検診の後、予約してあったのでCT撮影を受診した。

診察科の受付をし、問診表を提出するが、さらに受診者ひとりひとりに看護師さんが簡単な質問をする。氏名や生年月日などの本人確認、食事は3時間以上前だったかとか、造影剤で以前に異常がなかったかとか、安全確認的なものである。

簡単な質問なので通常すぐ終るのだが、私の前の順番の人のところで随分手間取った。会話を聞くつもりはないのだが、順番がすぐ前なのですべて聞こえてくる。

その人の心配は「CTの中で大騒ぎしてしまうかもしれない」というものだった。この病院は始めてらしいのだが、前の病院でCT撮影の際一種の閉所恐怖症のような症状でパニックになったらしい。従って医師の立会いをしてもらえないかというものだった。撮影中、医師に話しかけてもらうと安心するらしい。

看護師さんの対応は「先生に相談してみます」ということで、その後どうなったかは分からないまま私の順番が来てしまったが、人によっていろいろな悩みがあるものだ。本人にとっては深刻な悩みであろうことは想像でき、まことにお気の毒なことである。

治療技術も進歩してくるといろいろな器材が現れる。新しい技術で病状が高い精度で確認できるようにはなったが、一方で抗がん剤での副作用のように、測定技術にも良いことがあると必ずその裏にはある程度の弊害もある。

初期の頃のPETではあの装置の中に同じ姿勢で、たしか1時間以上も入っていたように思う。閉所恐怖症にはならなかったものの、それでも背中がかゆくなったり、咳やくしゃみをしたくなったりと結構耐える時間が長かった。最近はそのPETもPET-CTに変わり、その時間は半分ぐらいになってずいぶん楽にはなったが、そのかわり放射線の被爆量は多くなってこれもまた心配の種だ。

ここ何年か治療技術も測定技術も抗がん剤も日々進歩を遂げていることは肌で感じているのだが、一方その影で危険もまだまだ存在することも無視できないようだ。

2009年1月6日火曜日

定期検診

昨日は年が変わって初めての検診日だった。治験薬服用は昨日で75日目になる。

病院は休み明けの初日だったので混雑を予想したが、想像したよりも患者数が少くほぼ平常どおりの混み具合だった。そこは予約制の良さなのだろうか。

病院へ行って採尿、採血、エックス線撮影の順に回って、14:00に診察室に呼ばれた。

・採血の結果
  白血球 3,630、好中球 1,198(33.97%)

白血球、好中球の数値は前回よりやや悪かったが、ここ何回かの平均的な数字だった。許容範囲の下限より下回っているが、危険領域には達していいないということで、一応合格であった。ただウィルス等の感染等に対する注意が必要なことは変わらない。
 
肝臓の数値はじめ、白血球以外の項目はすべて許容範囲内であった。癌の映像についてはCT撮影が午後予定されており、結果説明は次回の検診時であるが、X線の映像で前回と比較して見ると変化は認められなかった。血液以外の副作用については相変わらず表面に現れるものは何もない。以上の結果から治験薬の服用は継続することになった。

今の治療を始めて2ヵ月半、副作用のない点では他の抗がん剤治療と比較できないほど安定した生活が送れており、このまま継続したい気持が強いのだが、今の心境はちょうど薄氷の上を歩いているような感じだ。足元の氷がいつ壊れて水中に放り出されるか分からない。

骨髄抑制が強く出るような副作用が出るか、効果が認められないということが判明すれば打ち切りとなる。そうならないことを祈りつつ、次の診察を待つという状態が当分続きそうだ。

2009年1月1日木曜日

新年のごあいさつ


あけましておめでとうございます。

元旦の朝は無風快晴のすばらしい天気に恵まれました。この写真は私の住んでいる所から少し西側に移動した場所で10時に撮影した富士山です。

新幹線が写っていますが、新幹線は元旦から休まず走っています。当たり前?・・・でも乗務する職員さん達のお陰で日本を東西に自由に移動できるんですね。働く人々には本当にご苦労さんといいたいと思います。車中には年始で実家に向かう人々、旅行に向かう家族連れ・・・等々明るい笑顔があふれているんでしょうね。

昨年の元旦もこのような写真をここに掲載しましたが、今年もまた同じような写真を掲載できる幸せを感じています。

来年は病気を克服して、写真を撮る側ではなくて、この車中の人となれたら何と幸せなことか・・・などと感じながらシャッターを押していました。

このブログは私の闘病中の状況と、関連する情報、時々感じる雑念を「つぶやき」としてお伝えするだけのものですが、よかったら気が向いた時に時々尋ねてくれたらうれしいです。

今年もよろしくお願い致します。

2008年12月30日火曜日

年末のごあいさつ

今年も年末を迎えた。

月日の経過を速く感じるのは日頃多忙に過ごす場合だけかと思ったら、私のように自宅での闘病中でも速く感じる。どうもその感覚は忙しさではなく、年令によるもののようだ。

10歳から20歳までの10年と、40歳から50歳までの同じ10年間では同じ時間なのに後の方が半分以下に感じたものだ。50代、60代も40代に劣らず益々速く感じる。

ところで2008年の漢字は「変」と決まった。
政治の面では日本の首相の交代、アメリカの次期大統領の「change」。経済の面では世界的な金融情勢の変動。株価暴落や円高ドル安などの大幅変動。生活では食の安全性に対する意識の変化。物価の上昇による生活の変化。環境では世界的規模の気候異変による、地球温暖化問題の深刻化。地震やゲリラ豪雨などの天変地異・・・。

どの面から見ても今年の変化は大きかった。将来、折にふれターニングポイントとして取り上げられるような年だったのだろう。

自宅療養中の身には新聞やテレビでその荒波を見るだけで、直接波をかぶってはいないが、来年はその波はもっと広範囲に広がってすぐ近くまで迫るか、しぶきをかぶるような危惧を感じざるを得ない。

「変」は「変わる」の変だけでなく、「変える」の変もある。個人にできることは小さいが、政治や経済、環境など個人の参加で可能なこともあるので、良い方向への変化を念じながら強い関心を持ち続けて、自分にできる範囲で参加しなければいけないのだろう。

私の病状も、サイトを見てくださる皆さんあるいは親族の方々の病状も、ともに良い方向へ「チェンジ」することを願いたいものである。


皆さん、今年はこのブログにアクセス戴き、まことにありがとうございました。周囲の環境悪化に負けないで一歩一歩良い方向への前進をするよう努めましょう。

どうぞ良いお年をお迎えください。

2008年12月27日土曜日

電気式の「足湯」

ここのところ暖かい日が続いたが、今朝は格別寒かった。これから本格的な冬に向かうのだろう。

私の住む地域は駿河湾沿いのため、比較的温暖な気候に恵まれている。当地の義務教育の学校には暖房がない。子供は寒さに強いからそれで我慢ができるようだが、大人になるとそうはいかない。一応暖房はするのだが、寒冷地と違って中途半端なので、かえって寒さを感じてしまう。

昭和世代の私の家ではもっぱらコタツが暖房の主役だ。今時のエアコンは進歩しているようだし、床暖房なども普及しているようだが、私の場合はずーっとコタツで足を暖めるやり方を通している。

というのも「頭寒足熱」が好きなことによる。40年以上前の受験勉強の頃から、部屋全体を暖めると眠くなるので、頭は冷やして身体を厚着して足だけ暖めるという暖房スタイルがいちばん自分に合っていたこともあって、昔からコタツを愛用している。

居間ではコタツだが、自分がいつもパソコンに向かう部屋はエアコンしかないので身体は温まるのだが、どうしても足が冷える。

昨年までは足温器を使っていた。ところがこれは足の裏だけしか暖かくならないので、もうひとつしっくりこない。ネット上でいろいろ探したら、電気式の「足湯」というのがあった。自分は低体温で低血圧なのでこれは健康にも良いと考え、早速購入してみた。

下の写真のようなものだが、これがなかなかの優れもの。中国製と聞いて家内は反対したが、口に入れるものではないのであまり問題にはならないだろうということで購入を強行した。

早速使ってみたところ、なかなか良い。膝から下の全体が暖かくなるので、正に足湯に浸かっている状態になる。足が暖まると全身まで温かくなるのでエアコンは必要ない。

安全性については1時間のタイマーが付いていて、1時間たつと自動的にスイッチが切れるのでつけ忘れなどの危険はない。タイマーが切れたらまたタイマーを回転させてセットすればよいのだが、強弱をいちばん弱にしても全身が熱くなるのでしばらく消したままにしている。

私の場合血液循環が悪い方なので、この足湯は健康面でも有効な気がする。この冬欠かせない道具となりそうだ。


↑ 私の購入した商品。
同じ製品でも価格はショップによって様々(1万円弱から2万円強まで価格差は1万円ぐらいあるようです)。

2008年12月23日火曜日

年賀状の宛名

歳末の作業に年賀状書きがある。最近はパソコンのおかげで作成には以前よりずいぶん時間が短縮できるようになった。先週末から準備を始めて昨夜書き終わり、今日郵便局へ投函してきた。

年賀状の住所を見ていて例年感じることがある。それは市町村合併などのせいだろうか、おしゃれな地名に変わる所が結構ある。そのために昔からの伝統のある地名が消えていくのが何とも寂しい。

本来、日本の地名は地域の歴史や風土等の特徴が表れているものが多い。例えば私の住む地域にも江戸時代から残る地名が多い。西町、東町などずいぶん簡単につけたものもあるし、三本松、一本松等これも簡単ではあるが広重の浮世絵に出てきそうな江戸時代の風景が想像できるような地名もある。といってもその松は今は残っていない。

桃里という地名がある。駿河湾沿いの温暖な地域なので、以前は桃畑が広がっていたらしい。その名前を聞くだけでいかにも温暖で住み易そうな土地柄が想像できるし、実際にその通りの地域である。

また浮島という地名もある。ここは今はないが以前には浮島沼という沼があって、周辺も含めて水が多くて軟弱地盤の土地だったようだ。稲田も水が深くて腰まで水に浸かって田植えをし、大きな台風が来ると稲と田んぼが一緒にどこかへ流れてしまうという話が伝わっている。

この地域にも高度成長期にはご他聞にもれず多くの田が埋め立てられて多くの住宅地が出現した。

そんな軟弱地盤なので、時間がたつと地盤がひどく沈下する。周辺の道路もでこぼこだ。歴史を知る地元の人はこの辺の土地を宅地としては誰も買わないのだが、歴史を知らない遠くの人が家を建てて地盤沈下に悩み、修復に大変な金額がかかったり、他所へ引っ越したりする人が後を絶たない。

これなども地名を見て想像を働かせば、少し調べることですぐ分かることなのだが・・・。

全国一律「朝日が丘」「ひばりが丘」のようなきれいな名前になるよりも、古いままの地名を残す方が何かと便利だと思う。

2008年12月20日土曜日

「ファイトケミカル」コメント再掲

10月29日の記事「ファイトケミカルが白血球の救世主?」 にホワイトマムさんから最近書き込みがあった。

この病気は私をはじめ骨髄抑制に悩む方が実に多い。それに対して白血球や好中球を増加させる対策はなかなかない。ファイトケミカルにつても公的に承認されたものではないが、その理論を読むと「もしかしたら・・」と思わせる部分がある。
実は私もブログ記事を書いて以降、家内にこのスープを作ってもらって(ワラにすがる思いで)ほぼ毎日飲用している。

その効果は?定期検診の通り、効果が全くないのか、あるいはもっと悪くなるところをその効果によってこの程度で抑えているのか、何とも立証のしようがないのだが、ある程度は永く飲んでみようと思っている。

元々白血球の測定値のバラツキは正常の時でも尋常でないほど大きく振れる。だから何かの効果を判断しようとしてもなかなか難しい。

ファイトケミカルに関する情報はこちら


書き込み場所が1ヶ月以上以前の場所なので、殆どの方が気付かないと思われるのでここで下記に再掲したい。

(以下原文のまま)
ホワイトマム さんは書きました...
こんにちは、ファイトケミカルにとても興味があるので、このブログを読んで、コメントを書かせていただきます。
私は、くだんのファイトケミカルスープをほぼ毎日、2年間飲んでおります。もうお試しになったかと思いますが、このスープを飲むと、体が中から温まり、体の細胞のレベルで、良いものが供給されているように感じます。
ただ、毎日作って感じるのは、作る材料によってスープの味も、そして体に対する力も違うなーと言うことです。香りの良い、野菜の甘みたっぷりのスープを作るのには、太陽の光をいっぱい浴びた健康な野菜を選び、じっくりと煮込むと良いと思います。
そして、出来たら一日2,3回、空腹時に飲むと良いそうです。
前立腺癌になった父には、会いに行くたびに作って、一回分ずつに分けて冷凍保存して飲んでもらっています。
もし良かったら、しばらく続けてみて下さい。きっとtamy さんのお体の助けになると思います。
2年間続けていますが、体調が良くなった以外に悪い副作用はないです。
スープを飲んで、お体お大事になさって下さい。

2008年12月18日木曜日

定期検診

昨日は12月になって2回目の検診日だった。治験薬服用は今日で56日目になる。

ここのところずーっと穏やかな好天が続いていたが、昨日に限って朝から雨天で寒い1日だった。最近は感染予防を恐れてもっぱら自宅謹慎状態、久しぶりに外出という日が選りによって最悪の天気なのは日頃の行いが悪いのかもしれない。

そうはいっても、病院は車で30分走るだけで、傘をさすのは駐車場から病院までの僅かな距離だけなので実際はそれほど困ることでもない。

検診は治験の予定に従って採血、続いて14:00より主治医の先生の検診があった。

・採血の結果
白血球 4,420、好中球 1,401(31.7%)

前回との比較では、白血球は許容範囲の下限を超え正常値となり、好中球は率で下がったが、絶対数でほぼ同じということで概ね改善されたと見ることができる。ただウィルス等の感染等に対する注意が必要なことは変わらない。
 
肝臓の数値はじめ、好中球以外の項目はすべて許容範囲内であった。
この結果から治験薬の服用を継続する。

副作用については相変わらず表面に現れるものは何もない。56日といえばほぼ2ヶ月、副作用のない生活は実にありがたい。薬の効果の方は前回も書いたが、来年1月5日に行われるCT撮影の結果を待つことになる。

2008年12月15日月曜日

empty nestに久しぶりの活気

ずいぶんとブログの更新が滞ってしまった。

それというのは、先週1週間、娘が孫と一緒に里帰りしていて、パソコンを開く機会が減ったことによる。孫は2歳半になって元気一杯。家中を飛び回り、ベッドでジャンプして何でも遊びの対象とする。ジィジも一人前の遊び友達になる。言葉のキャッチボールもできるようになり、かわいさは格段と増している。

娘がいる間は地元の友達が子連れで訪れたり、近辺へ出かけたり毎日が賑やかで華やいだ雰囲気になる。土日にはそこにもうひとりの娘も帰省して久しぶりに家族が勢ぞろいした。

前にも書いたが、我が家はここ何年か老夫婦だけのいわゆるempty nest(空の巣)になってから大分経つ。

第4回世帯動態調査(国立社会保障・人口問題研究所)によると、5年前(前調査時)に「夫婦+子」だった世帯から、今回「夫婦のみ」(エンプティ・ネスト)という世帯に移行した率は約10%、60歳代の親(世帯主)では20%を超えるとされている。日本全国このようなempty nestが増殖しているのだろう。

そもそも、子供というのは成長して就職、結婚などで親元から巣立つのが正常なのだが、それが嫌なら「子どもが巣立たなければいい」のかも知れないが、反面「ニート」「パラサイト」等になるのも困る。自活しての同居ならよいのだろうが、極端な場合は親としての心痛はさらに深刻なのだろう。それならempty nestの方がまだましかもしれない。

少子化と核家族が普通になった今の日本では昔のような大家族は稀有になったが、せめて比較的近くに住んで、時折お互い行き来できる関係がベターな生き方かもしれない。

2008年12月5日金曜日

インフルエンザ予防接種

12月3日、がんセンターで定期検診の際、ついでにインフルエンザの予防接種を打ってもらった。

ここ何年か、インフルエンザの予防接種を毎年受けている。昨年まではその効力の有効期限のことまでは考えずに早めに打っていた。毎年受けていると予防接種についての知恵もついてきて、より効果的に打つことを考えるようになった。

インフルエンザワクチンの効力は他のワクチンに比べて有効期限が大変短いので、流行時期にうまく合わせて打つ必要があるようだ。

ワクチンの効果は打って2週間位たつと現れ始め、1カ月後にピークに達する。その力は3カ月後まで保たれるが、その後次第に低下して5カ月後には3分の2ほどに下がってしまうという。

最近10年の統計では、インフルエンザは12月後半からぼつぼつ現れ始め、児童の3学期が始まる1月後半から急増して2月にピークを迎え、3月には下り坂となり、4月には落ち着くというのが例年のパターンだそうだ。

今年の流行は?(こちら)・・・国立感染症研究所の発表では患者数はこの時期としては過去10年の中で、昨年に次いで多く、例年より早い立ち上がりだという。地元のローカルニュースでも地元の小学校で静岡県でこの冬初めての学級閉鎖が出たというニュースを流していた。

今年は11月下旬に打つのがベストチョイスと考えていたのだが、少し遅れて定期検診のある12月3日となった。結果的にはこれでこの冬はまずまずインフルエンザに関しては安心していられるというものだ。

2008年12月3日水曜日

定期検診

治験薬を服用し始めて今日で42日目になる。今日は2週に一度の定期検診日だった。
治験の予定に従って採血を行った。
結果は
 白血球 3620、好中球 1,499(41.4%)

白血球、好中球とも許容範囲の下限より低かったが、過去3回と比べると若干良い結果だった。
白血球が低いこと自体は自覚症状がなく、自分では判断が付かない。免疫力が低下しているので、感染等に対する注意は十分に必要だ。当分は自宅でおとなしくしているしかないようだ。

白血球以外の項目は肝臓の数値はじめすべて許容範囲内であった。
この結果から治験薬の服用は今までどおり継続する。

この薬の副作用は毎回書く通りで、今日現在でも何も現れない。効き目があって、副作用がないのなら画期的な抗がん剤だ。ただ、治験段階なので服用する適正量も定まっていない。服用する量が少ないので副作用が出ないという可能性も否定できない。

従って気になるのがその効果だ。先日行った1回目のCTでは前回と比べて変化なしだったが、次回のCTが気になる。そのCT撮影は年が明けて1月5日に予定が入っている。

この薬の効果が認められて、永く継続できれば良いと思うのだが・・・。

2008年11月30日日曜日

六一◯ハップ

「六一◯ハップ」(ムトウハップと読む)・・懐かしい響きだ。何十年ぶりにこの名前を聞いただろう。

最近のニュースで「本格的入浴剤の製造中止 硫化水素自殺騒動の影響で」という記事の中に「六一◯ハップ」という入浴剤の製造が中止されていたということを知った。

若い人は殆どこの名前を知らないだろう。ムトウは社長の名前武藤から、ハップはハッピーから取ったらしい。

子供の頃、家ではこれを入浴剤として使っていて、風呂場の片隅に置かれたこの容器をよく目にしていた。たしか「バスクリン」などがまだなかったと思う。

ムトウハップは、硫黄や生石灰などを主成分としていて、硫黄が入っている入浴剤なので「家庭で温泉気分が味わえる」として人気だったように記憶している。

ニュース記事によると、今年1月ごろにインターネット上に、硫黄成分を含む入浴剤と洗剤を混ぜる硫化水素自殺の方法が紹介されて以降、状況が一変。自殺者のほか、巻き添えで死亡する家族も出るなど社会問題化し、日本チェーンドラッグストア協会が硫黄成分を含む入浴剤の販売自粛を加盟の小売店に要請。ムトウハップの返品が相次いだらしい。

販売自粛要請は7月には解除されたが、同社は「多くの店は解除を知らず、倒産などの誤ったうわさも流され、返品は止まらなかった」。こうしたことを受け、製造中止を決めたという。

同社は創業102年になる老舗企業だが、ムトウハップの販売だけを頼りに固い商売を続けてきたようだが、全く予期せぬ事態の巻き添えになるなんて、全く予断をぬるさぬ世の中になったものである。

2008年11月26日水曜日

こんなものいらない、静岡空港

「静岡空港(正式名称:富士山静岡空港)」の話題は県民以外は関心がないだろうが、ローカルニュースでは連日この話題が取り上げられている。最近全国ネットにもこの空港の話題がよく取り上げられるようになった。

というのは来年3月開港予定であったが、実にお粗末で信じられない理由で延期を余儀なくされているからである。

空港近隣にある伐採対象外の樹木が航空法の高さ制限に抵触する問題があることがごく最近2008年9月に判明したからである。それならその立ち木を切ればよいのにと思うのだが、それが反対派の地主の土地の中にあるから切ることができないのだ。

そして取ったお粗末対策が「その立ち木を避けるために暫定的に滑走路を短くする」というもの。そのためには1億1千万円の追加費用がかかり、かつ滑走路が短くなるためにその間自動操縦装置が使えず、手動で離発着をする。

その追加費用1億1千万円も県議会の多数派で強行に通してしまった。なおかつ開港が2009年7月まで開港が延期されるのだそうだ。3月開港で準備をしている空港内の業者も大変な被害を蒙るらしい。

総事業費は約1,900億円(そのうち約1,655億円が静岡県の支出)もかかる大事業、あらゆる調査は万全に行われているだろうというのが一般の常識。今になって立ち木が邪魔だから開港できない・・なんてお粗末過ぎて開いた口がふさがらない。

反対派だろうがなんだろうが、お役人の偉いさんが行って誠実に頭を下げれば済むと思うのだが、お役人にはどうも変な面子があるらしい。いっそのこと、かかった追加費用は県知事と担当のお役人が払うとなれば、なんとしても解決しようというように動くのだろうが・・・。昔なら切腹ものだ。

私自身は静岡県民だが静岡県は東西に長いので、その空港へ行くのも羽田空港へ行くのも大差ないので、まず生きているうちにその空港を使うことはない。

自分が使わなくても、お金を生きた使い方をするなら我慢もできるが、先々確実に赤字を生み出すだろうこの空港だけは大反対だ。

中央も地方もいつまでも箱物に頼り、一部利権のための政治はそろそろやめなければ、日本は益々沈んでしまう。