今年も年末を迎えた。
月日の経過を速く感じるのは日頃多忙に過ごす場合だけかと思ったら、私のように自宅での闘病中でも速く感じる。どうもその感覚は忙しさではなく、年令によるもののようだ。
10歳から20歳までの10年と、40歳から50歳までの同じ10年間では同じ時間なのに後の方が半分以下に感じたものだ。50代、60代も40代に劣らず益々速く感じる。
ところで2008年の漢字は「変」と決まった。
政治の面では日本の首相の交代、アメリカの次期大統領の「change」。経済の面では世界的な金融情勢の変動。株価暴落や円高ドル安などの大幅変動。生活では食の安全性に対する意識の変化。物価の上昇による生活の変化。環境では世界的規模の気候異変による、地球温暖化問題の深刻化。地震やゲリラ豪雨などの天変地異・・・。
どの面から見ても今年の変化は大きかった。将来、折にふれターニングポイントとして取り上げられるような年だったのだろう。
自宅療養中の身には新聞やテレビでその荒波を見るだけで、直接波をかぶってはいないが、来年はその波はもっと広範囲に広がってすぐ近くまで迫るか、しぶきをかぶるような危惧を感じざるを得ない。
「変」は「変わる」の変だけでなく、「変える」の変もある。個人にできることは小さいが、政治や経済、環境など個人の参加で可能なこともあるので、良い方向への変化を念じながら強い関心を持ち続けて、自分にできる範囲で参加しなければいけないのだろう。
私の病状も、サイトを見てくださる皆さんあるいは親族の方々の病状も、ともに良い方向へ「チェンジ」することを願いたいものである。
皆さん、今年はこのブログにアクセス戴き、まことにありがとうございました。周囲の環境悪化に負けないで一歩一歩良い方向への前進をするよう努めましょう。
どうぞ良いお年をお迎えください。
2008年12月27日土曜日
電気式の「足湯」
ここのところ暖かい日が続いたが、今朝は格別寒かった。これから本格的な冬に向かうのだろう。
私の住む地域は駿河湾沿いのため、比較的温暖な気候に恵まれている。当地の義務教育の学校には暖房がない。子供は寒さに強いからそれで我慢ができるようだが、大人になるとそうはいかない。一応暖房はするのだが、寒冷地と違って中途半端なので、かえって寒さを感じてしまう。
昭和世代の私の家ではもっぱらコタツが暖房の主役だ。今時のエアコンは進歩しているようだし、床暖房なども普及しているようだが、私の場合はずーっとコタツで足を暖めるやり方を通している。
というのも「頭寒足熱」が好きなことによる。40年以上前の受験勉強の頃から、部屋全体を暖めると眠くなるので、頭は冷やして身体を厚着して足だけ暖めるという暖房スタイルがいちばん自分に合っていたこともあって、昔からコタツを愛用している。
居間ではコタツだが、自分がいつもパソコンに向かう部屋はエアコンしかないので身体は温まるのだが、どうしても足が冷える。
昨年までは足温器を使っていた。ところがこれは足の裏だけしか暖かくならないので、もうひとつしっくりこない。ネット上でいろいろ探したら、電気式の「足湯」というのがあった。自分は低体温で低血圧なのでこれは健康にも良いと考え、早速購入してみた。
下の写真のようなものだが、これがなかなかの優れもの。中国製と聞いて家内は反対したが、口に入れるものではないのであまり問題にはならないだろうということで購入を強行した。
早速使ってみたところ、なかなか良い。膝から下の全体が暖かくなるので、正に足湯に浸かっている状態になる。足が暖まると全身まで温かくなるのでエアコンは必要ない。
安全性については1時間のタイマーが付いていて、1時間たつと自動的にスイッチが切れるのでつけ忘れなどの危険はない。タイマーが切れたらまたタイマーを回転させてセットすればよいのだが、強弱をいちばん弱にしても全身が熱くなるのでしばらく消したままにしている。
私の場合血液循環が悪い方なので、この足湯は健康面でも有効な気がする。この冬欠かせない道具となりそうだ。

↑ 私の購入した商品。
同じ製品でも価格はショップによって様々(1万円弱から2万円強まで価格差は1万円ぐらいあるようです)。
私の住む地域は駿河湾沿いのため、比較的温暖な気候に恵まれている。当地の義務教育の学校には暖房がない。子供は寒さに強いからそれで我慢ができるようだが、大人になるとそうはいかない。一応暖房はするのだが、寒冷地と違って中途半端なので、かえって寒さを感じてしまう。
昭和世代の私の家ではもっぱらコタツが暖房の主役だ。今時のエアコンは進歩しているようだし、床暖房なども普及しているようだが、私の場合はずーっとコタツで足を暖めるやり方を通している。
というのも「頭寒足熱」が好きなことによる。40年以上前の受験勉強の頃から、部屋全体を暖めると眠くなるので、頭は冷やして身体を厚着して足だけ暖めるという暖房スタイルがいちばん自分に合っていたこともあって、昔からコタツを愛用している。
居間ではコタツだが、自分がいつもパソコンに向かう部屋はエアコンしかないので身体は温まるのだが、どうしても足が冷える。
昨年までは足温器を使っていた。ところがこれは足の裏だけしか暖かくならないので、もうひとつしっくりこない。ネット上でいろいろ探したら、電気式の「足湯」というのがあった。自分は低体温で低血圧なのでこれは健康にも良いと考え、早速購入してみた。
下の写真のようなものだが、これがなかなかの優れもの。中国製と聞いて家内は反対したが、口に入れるものではないのであまり問題にはならないだろうということで購入を強行した。
早速使ってみたところ、なかなか良い。膝から下の全体が暖かくなるので、正に足湯に浸かっている状態になる。足が暖まると全身まで温かくなるのでエアコンは必要ない。
安全性については1時間のタイマーが付いていて、1時間たつと自動的にスイッチが切れるのでつけ忘れなどの危険はない。タイマーが切れたらまたタイマーを回転させてセットすればよいのだが、強弱をいちばん弱にしても全身が熱くなるのでしばらく消したままにしている。
私の場合血液循環が悪い方なので、この足湯は健康面でも有効な気がする。この冬欠かせない道具となりそうだ。
↑ 私の購入した商品。
同じ製品でも価格はショップによって様々(1万円弱から2万円強まで価格差は1万円ぐらいあるようです)。
2008年12月23日火曜日
年賀状の宛名
歳末の作業に年賀状書きがある。最近はパソコンのおかげで作成には以前よりずいぶん時間が短縮できるようになった。先週末から準備を始めて昨夜書き終わり、今日郵便局へ投函してきた。
年賀状の住所を見ていて例年感じることがある。それは市町村合併などのせいだろうか、おしゃれな地名に変わる所が結構ある。そのために昔からの伝統のある地名が消えていくのが何とも寂しい。
本来、日本の地名は地域の歴史や風土等の特徴が表れているものが多い。例えば私の住む地域にも江戸時代から残る地名が多い。西町、東町などずいぶん簡単につけたものもあるし、三本松、一本松等これも簡単ではあるが広重の浮世絵に出てきそうな江戸時代の風景が想像できるような地名もある。といってもその松は今は残っていない。
桃里という地名がある。駿河湾沿いの温暖な地域なので、以前は桃畑が広がっていたらしい。その名前を聞くだけでいかにも温暖で住み易そうな土地柄が想像できるし、実際にその通りの地域である。
また浮島という地名もある。ここは今はないが以前には浮島沼という沼があって、周辺も含めて水が多くて軟弱地盤の土地だったようだ。稲田も水が深くて腰まで水に浸かって田植えをし、大きな台風が来ると稲と田んぼが一緒にどこかへ流れてしまうという話が伝わっている。
この地域にも高度成長期にはご他聞にもれず多くの田が埋め立てられて多くの住宅地が出現した。
そんな軟弱地盤なので、時間がたつと地盤がひどく沈下する。周辺の道路もでこぼこだ。歴史を知る地元の人はこの辺の土地を宅地としては誰も買わないのだが、歴史を知らない遠くの人が家を建てて地盤沈下に悩み、修復に大変な金額がかかったり、他所へ引っ越したりする人が後を絶たない。
これなども地名を見て想像を働かせば、少し調べることですぐ分かることなのだが・・・。
全国一律「朝日が丘」「ひばりが丘」のようなきれいな名前になるよりも、古いままの地名を残す方が何かと便利だと思う。
年賀状の住所を見ていて例年感じることがある。それは市町村合併などのせいだろうか、おしゃれな地名に変わる所が結構ある。そのために昔からの伝統のある地名が消えていくのが何とも寂しい。
本来、日本の地名は地域の歴史や風土等の特徴が表れているものが多い。例えば私の住む地域にも江戸時代から残る地名が多い。西町、東町などずいぶん簡単につけたものもあるし、三本松、一本松等これも簡単ではあるが広重の浮世絵に出てきそうな江戸時代の風景が想像できるような地名もある。といってもその松は今は残っていない。
桃里という地名がある。駿河湾沿いの温暖な地域なので、以前は桃畑が広がっていたらしい。その名前を聞くだけでいかにも温暖で住み易そうな土地柄が想像できるし、実際にその通りの地域である。
また浮島という地名もある。ここは今はないが以前には浮島沼という沼があって、周辺も含めて水が多くて軟弱地盤の土地だったようだ。稲田も水が深くて腰まで水に浸かって田植えをし、大きな台風が来ると稲と田んぼが一緒にどこかへ流れてしまうという話が伝わっている。
この地域にも高度成長期にはご他聞にもれず多くの田が埋め立てられて多くの住宅地が出現した。
そんな軟弱地盤なので、時間がたつと地盤がひどく沈下する。周辺の道路もでこぼこだ。歴史を知る地元の人はこの辺の土地を宅地としては誰も買わないのだが、歴史を知らない遠くの人が家を建てて地盤沈下に悩み、修復に大変な金額がかかったり、他所へ引っ越したりする人が後を絶たない。
これなども地名を見て想像を働かせば、少し調べることですぐ分かることなのだが・・・。
全国一律「朝日が丘」「ひばりが丘」のようなきれいな名前になるよりも、古いままの地名を残す方が何かと便利だと思う。
2008年12月20日土曜日
「ファイトケミカル」コメント再掲
10月29日の記事「ファイトケミカルが白血球の救世主?」 にホワイトマムさんから最近書き込みがあった。
この病気は私をはじめ骨髄抑制に悩む方が実に多い。それに対して白血球や好中球を増加させる対策はなかなかない。ファイトケミカルにつても公的に承認されたものではないが、その理論を読むと「もしかしたら・・」と思わせる部分がある。
実は私もブログ記事を書いて以降、家内にこのスープを作ってもらって(ワラにすがる思いで)ほぼ毎日飲用している。
その効果は?定期検診の通り、効果が全くないのか、あるいはもっと悪くなるところをその効果によってこの程度で抑えているのか、何とも立証のしようがないのだが、ある程度は永く飲んでみようと思っている。
元々白血球の測定値のバラツキは正常の時でも尋常でないほど大きく振れる。だから何かの効果を判断しようとしてもなかなか難しい。
ファイトケミカルに関する情報はこちら
書き込み場所が1ヶ月以上以前の場所なので、殆どの方が気付かないと思われるのでここで下記に再掲したい。
(以下原文のまま)ホワイトマム さんは書きました...
こんにちは、ファイトケミカルにとても興味があるので、このブログを読んで、コメントを書かせていただきます。
私は、くだんのファイトケミカルスープをほぼ毎日、2年間飲んでおります。もうお試しになったかと思いますが、このスープを飲むと、体が中から温まり、体の細胞のレベルで、良いものが供給されているように感じます。
ただ、毎日作って感じるのは、作る材料によってスープの味も、そして体に対する力も違うなーと言うことです。香りの良い、野菜の甘みたっぷりのスープを作るのには、太陽の光をいっぱい浴びた健康な野菜を選び、じっくりと煮込むと良いと思います。
そして、出来たら一日2,3回、空腹時に飲むと良いそうです。
前立腺癌になった父には、会いに行くたびに作って、一回分ずつに分けて冷凍保存して飲んでもらっています。
もし良かったら、しばらく続けてみて下さい。きっとtamy さんのお体の助けになると思います。
2年間続けていますが、体調が良くなった以外に悪い副作用はないです。
スープを飲んで、お体お大事になさって下さい。
この病気は私をはじめ骨髄抑制に悩む方が実に多い。それに対して白血球や好中球を増加させる対策はなかなかない。ファイトケミカルにつても公的に承認されたものではないが、その理論を読むと「もしかしたら・・」と思わせる部分がある。
実は私もブログ記事を書いて以降、家内にこのスープを作ってもらって(ワラにすがる思いで)ほぼ毎日飲用している。
その効果は?定期検診の通り、効果が全くないのか、あるいはもっと悪くなるところをその効果によってこの程度で抑えているのか、何とも立証のしようがないのだが、ある程度は永く飲んでみようと思っている。
元々白血球の測定値のバラツキは正常の時でも尋常でないほど大きく振れる。だから何かの効果を判断しようとしてもなかなか難しい。
ファイトケミカルに関する情報はこちら
書き込み場所が1ヶ月以上以前の場所なので、殆どの方が気付かないと思われるのでここで下記に再掲したい。
(以下原文のまま)ホワイトマム さんは書きました...
こんにちは、ファイトケミカルにとても興味があるので、このブログを読んで、コメントを書かせていただきます。
私は、くだんのファイトケミカルスープをほぼ毎日、2年間飲んでおります。もうお試しになったかと思いますが、このスープを飲むと、体が中から温まり、体の細胞のレベルで、良いものが供給されているように感じます。
ただ、毎日作って感じるのは、作る材料によってスープの味も、そして体に対する力も違うなーと言うことです。香りの良い、野菜の甘みたっぷりのスープを作るのには、太陽の光をいっぱい浴びた健康な野菜を選び、じっくりと煮込むと良いと思います。
そして、出来たら一日2,3回、空腹時に飲むと良いそうです。
前立腺癌になった父には、会いに行くたびに作って、一回分ずつに分けて冷凍保存して飲んでもらっています。
もし良かったら、しばらく続けてみて下さい。きっとtamy さんのお体の助けになると思います。
2年間続けていますが、体調が良くなった以外に悪い副作用はないです。
スープを飲んで、お体お大事になさって下さい。
2008年12月18日木曜日
定期検診
昨日は12月になって2回目の検診日だった。治験薬服用は今日で56日目になる。
ここのところずーっと穏やかな好天が続いていたが、昨日に限って朝から雨天で寒い1日だった。最近は感染予防を恐れてもっぱら自宅謹慎状態、久しぶりに外出という日が選りによって最悪の天気なのは日頃の行いが悪いのかもしれない。
そうはいっても、病院は車で30分走るだけで、傘をさすのは駐車場から病院までの僅かな距離だけなので実際はそれほど困ることでもない。
検診は治験の予定に従って採血、続いて14:00より主治医の先生の検診があった。
・採血の結果
白血球 4,420、好中球 1,401(31.7%)
前回との比較では、白血球は許容範囲の下限を超え正常値となり、好中球は率で下がったが、絶対数でほぼ同じということで概ね改善されたと見ることができる。ただウィルス等の感染等に対する注意が必要なことは変わらない。
肝臓の数値はじめ、好中球以外の項目はすべて許容範囲内であった。
この結果から治験薬の服用を継続する。
副作用については相変わらず表面に現れるものは何もない。56日といえばほぼ2ヶ月、副作用のない生活は実にありがたい。薬の効果の方は前回も書いたが、来年1月5日に行われるCT撮影の結果を待つことになる。
ここのところずーっと穏やかな好天が続いていたが、昨日に限って朝から雨天で寒い1日だった。最近は感染予防を恐れてもっぱら自宅謹慎状態、久しぶりに外出という日が選りによって最悪の天気なのは日頃の行いが悪いのかもしれない。
そうはいっても、病院は車で30分走るだけで、傘をさすのは駐車場から病院までの僅かな距離だけなので実際はそれほど困ることでもない。
検診は治験の予定に従って採血、続いて14:00より主治医の先生の検診があった。
・採血の結果
白血球 4,420、好中球 1,401(31.7%)
前回との比較では、白血球は許容範囲の下限を超え正常値となり、好中球は率で下がったが、絶対数でほぼ同じということで概ね改善されたと見ることができる。ただウィルス等の感染等に対する注意が必要なことは変わらない。
肝臓の数値はじめ、好中球以外の項目はすべて許容範囲内であった。
この結果から治験薬の服用を継続する。
副作用については相変わらず表面に現れるものは何もない。56日といえばほぼ2ヶ月、副作用のない生活は実にありがたい。薬の効果の方は前回も書いたが、来年1月5日に行われるCT撮影の結果を待つことになる。
2008年12月15日月曜日
empty nestに久しぶりの活気
ずいぶんとブログの更新が滞ってしまった。
それというのは、先週1週間、娘が孫と一緒に里帰りしていて、パソコンを開く機会が減ったことによる。孫は2歳半になって元気一杯。家中を飛び回り、ベッドでジャンプして何でも遊びの対象とする。ジィジも一人前の遊び友達になる。言葉のキャッチボールもできるようになり、かわいさは格段と増している。
娘がいる間は地元の友達が子連れで訪れたり、近辺へ出かけたり毎日が賑やかで華やいだ雰囲気になる。土日にはそこにもうひとりの娘も帰省して久しぶりに家族が勢ぞろいした。
前にも書いたが、我が家はここ何年か老夫婦だけのいわゆるempty nest(空の巣)になってから大分経つ。
第4回世帯動態調査(国立社会保障・人口問題研究所)によると、5年前(前調査時)に「夫婦+子」だった世帯から、今回「夫婦のみ」(エンプティ・ネスト)という世帯に移行した率は約10%、60歳代の親(世帯主)では20%を超えるとされている。日本全国このようなempty nestが増殖しているのだろう。
そもそも、子供というのは成長して就職、結婚などで親元から巣立つのが正常なのだが、それが嫌なら「子どもが巣立たなければいい」のかも知れないが、反面「ニート」「パラサイト」等になるのも困る。自活しての同居ならよいのだろうが、極端な場合は親としての心痛はさらに深刻なのだろう。それならempty nestの方がまだましかもしれない。
少子化と核家族が普通になった今の日本では昔のような大家族は稀有になったが、せめて比較的近くに住んで、時折お互い行き来できる関係がベターな生き方かもしれない。
それというのは、先週1週間、娘が孫と一緒に里帰りしていて、パソコンを開く機会が減ったことによる。孫は2歳半になって元気一杯。家中を飛び回り、ベッドでジャンプして何でも遊びの対象とする。ジィジも一人前の遊び友達になる。言葉のキャッチボールもできるようになり、かわいさは格段と増している。
娘がいる間は地元の友達が子連れで訪れたり、近辺へ出かけたり毎日が賑やかで華やいだ雰囲気になる。土日にはそこにもうひとりの娘も帰省して久しぶりに家族が勢ぞろいした。
前にも書いたが、我が家はここ何年か老夫婦だけのいわゆるempty nest(空の巣)になってから大分経つ。
第4回世帯動態調査(国立社会保障・人口問題研究所)によると、5年前(前調査時)に「夫婦+子」だった世帯から、今回「夫婦のみ」(エンプティ・ネスト)という世帯に移行した率は約10%、60歳代の親(世帯主)では20%を超えるとされている。日本全国このようなempty nestが増殖しているのだろう。
そもそも、子供というのは成長して就職、結婚などで親元から巣立つのが正常なのだが、それが嫌なら「子どもが巣立たなければいい」のかも知れないが、反面「ニート」「パラサイト」等になるのも困る。自活しての同居ならよいのだろうが、極端な場合は親としての心痛はさらに深刻なのだろう。それならempty nestの方がまだましかもしれない。
少子化と核家族が普通になった今の日本では昔のような大家族は稀有になったが、せめて比較的近くに住んで、時折お互い行き来できる関係がベターな生き方かもしれない。
2008年12月5日金曜日
インフルエンザ予防接種
12月3日、がんセンターで定期検診の際、ついでにインフルエンザの予防接種を打ってもらった。
ここ何年か、インフルエンザの予防接種を毎年受けている。昨年まではその効力の有効期限のことまでは考えずに早めに打っていた。毎年受けていると予防接種についての知恵もついてきて、より効果的に打つことを考えるようになった。
インフルエンザワクチンの効力は他のワクチンに比べて有効期限が大変短いので、流行時期にうまく合わせて打つ必要があるようだ。
ワクチンの効果は打って2週間位たつと現れ始め、1カ月後にピークに達する。その力は3カ月後まで保たれるが、その後次第に低下して5カ月後には3分の2ほどに下がってしまうという。
最近10年の統計では、インフルエンザは12月後半からぼつぼつ現れ始め、児童の3学期が始まる1月後半から急増して2月にピークを迎え、3月には下り坂となり、4月には落ち着くというのが例年のパターンだそうだ。
今年の流行は?(こちら)・・・国立感染症研究所の発表では患者数はこの時期としては過去10年の中で、昨年に次いで多く、例年より早い立ち上がりだという。地元のローカルニュースでも地元の小学校で静岡県でこの冬初めての学級閉鎖が出たというニュースを流していた。
今年は11月下旬に打つのがベストチョイスと考えていたのだが、少し遅れて定期検診のある12月3日となった。結果的にはこれでこの冬はまずまずインフルエンザに関しては安心していられるというものだ。
ここ何年か、インフルエンザの予防接種を毎年受けている。昨年まではその効力の有効期限のことまでは考えずに早めに打っていた。毎年受けていると予防接種についての知恵もついてきて、より効果的に打つことを考えるようになった。
インフルエンザワクチンの効力は他のワクチンに比べて有効期限が大変短いので、流行時期にうまく合わせて打つ必要があるようだ。
ワクチンの効果は打って2週間位たつと現れ始め、1カ月後にピークに達する。その力は3カ月後まで保たれるが、その後次第に低下して5カ月後には3分の2ほどに下がってしまうという。
最近10年の統計では、インフルエンザは12月後半からぼつぼつ現れ始め、児童の3学期が始まる1月後半から急増して2月にピークを迎え、3月には下り坂となり、4月には落ち着くというのが例年のパターンだそうだ。
今年の流行は?(こちら)・・・国立感染症研究所の発表では患者数はこの時期としては過去10年の中で、昨年に次いで多く、例年より早い立ち上がりだという。地元のローカルニュースでも地元の小学校で静岡県でこの冬初めての学級閉鎖が出たというニュースを流していた。
今年は11月下旬に打つのがベストチョイスと考えていたのだが、少し遅れて定期検診のある12月3日となった。結果的にはこれでこの冬はまずまずインフルエンザに関しては安心していられるというものだ。
2008年12月3日水曜日
定期検診
治験薬を服用し始めて今日で42日目になる。今日は2週に一度の定期検診日だった。
治験の予定に従って採血を行った。
結果は
白血球 3620、好中球 1,499(41.4%)
白血球、好中球とも許容範囲の下限より低かったが、過去3回と比べると若干良い結果だった。
白血球が低いこと自体は自覚症状がなく、自分では判断が付かない。免疫力が低下しているので、感染等に対する注意は十分に必要だ。当分は自宅でおとなしくしているしかないようだ。
白血球以外の項目は肝臓の数値はじめすべて許容範囲内であった。
この結果から治験薬の服用は今までどおり継続する。
この薬の副作用は毎回書く通りで、今日現在でも何も現れない。効き目があって、副作用がないのなら画期的な抗がん剤だ。ただ、治験段階なので服用する適正量も定まっていない。服用する量が少ないので副作用が出ないという可能性も否定できない。
従って気になるのがその効果だ。先日行った1回目のCTでは前回と比べて変化なしだったが、次回のCTが気になる。そのCT撮影は年が明けて1月5日に予定が入っている。
この薬の効果が認められて、永く継続できれば良いと思うのだが・・・。
治験の予定に従って採血を行った。
結果は
白血球 3620、好中球 1,499(41.4%)
白血球、好中球とも許容範囲の下限より低かったが、過去3回と比べると若干良い結果だった。
白血球が低いこと自体は自覚症状がなく、自分では判断が付かない。免疫力が低下しているので、感染等に対する注意は十分に必要だ。当分は自宅でおとなしくしているしかないようだ。
白血球以外の項目は肝臓の数値はじめすべて許容範囲内であった。
この結果から治験薬の服用は今までどおり継続する。
この薬の副作用は毎回書く通りで、今日現在でも何も現れない。効き目があって、副作用がないのなら画期的な抗がん剤だ。ただ、治験段階なので服用する適正量も定まっていない。服用する量が少ないので副作用が出ないという可能性も否定できない。
従って気になるのがその効果だ。先日行った1回目のCTでは前回と比べて変化なしだったが、次回のCTが気になる。そのCT撮影は年が明けて1月5日に予定が入っている。
この薬の効果が認められて、永く継続できれば良いと思うのだが・・・。
2008年11月30日日曜日
六一◯ハップ
「六一◯ハップ」(ムトウハップと読む)・・懐かしい響きだ。何十年ぶりにこの名前を聞いただろう。
最近のニュースで「本格的入浴剤の製造中止 硫化水素自殺騒動の影響で」という記事の中に「六一◯ハップ」という入浴剤の製造が中止されていたということを知った。
若い人は殆どこの名前を知らないだろう。ムトウは社長の名前武藤から、ハップはハッピーから取ったらしい。
子供の頃、家ではこれを入浴剤として使っていて、風呂場の片隅に置かれたこの容器をよく目にしていた。たしか「バスクリン」などがまだなかったと思う。
ムトウハップは、硫黄や生石灰などを主成分としていて、硫黄が入っている入浴剤なので「家庭で温泉気分が味わえる」として人気だったように記憶している。
ニュース記事によると、今年1月ごろにインターネット上に、硫黄成分を含む入浴剤と洗剤を混ぜる硫化水素自殺の方法が紹介されて以降、状況が一変。自殺者のほか、巻き添えで死亡する家族も出るなど社会問題化し、日本チェーンドラッグストア協会が硫黄成分を含む入浴剤の販売自粛を加盟の小売店に要請。ムトウハップの返品が相次いだらしい。
販売自粛要請は7月には解除されたが、同社は「多くの店は解除を知らず、倒産などの誤ったうわさも流され、返品は止まらなかった」。こうしたことを受け、製造中止を決めたという。
同社は創業102年になる老舗企業だが、ムトウハップの販売だけを頼りに固い商売を続けてきたようだが、全く予期せぬ事態の巻き添えになるなんて、全く予断をぬるさぬ世の中になったものである。
最近のニュースで「本格的入浴剤の製造中止 硫化水素自殺騒動の影響で」という記事の中に「六一◯ハップ」という入浴剤の製造が中止されていたということを知った。
若い人は殆どこの名前を知らないだろう。ムトウは社長の名前武藤から、ハップはハッピーから取ったらしい。
子供の頃、家ではこれを入浴剤として使っていて、風呂場の片隅に置かれたこの容器をよく目にしていた。たしか「バスクリン」などがまだなかったと思う。
ムトウハップは、硫黄や生石灰などを主成分としていて、硫黄が入っている入浴剤なので「家庭で温泉気分が味わえる」として人気だったように記憶している。
ニュース記事によると、今年1月ごろにインターネット上に、硫黄成分を含む入浴剤と洗剤を混ぜる硫化水素自殺の方法が紹介されて以降、状況が一変。自殺者のほか、巻き添えで死亡する家族も出るなど社会問題化し、日本チェーンドラッグストア協会が硫黄成分を含む入浴剤の販売自粛を加盟の小売店に要請。ムトウハップの返品が相次いだらしい。
販売自粛要請は7月には解除されたが、同社は「多くの店は解除を知らず、倒産などの誤ったうわさも流され、返品は止まらなかった」。こうしたことを受け、製造中止を決めたという。
同社は創業102年になる老舗企業だが、ムトウハップの販売だけを頼りに固い商売を続けてきたようだが、全く予期せぬ事態の巻き添えになるなんて、全く予断をぬるさぬ世の中になったものである。
2008年11月26日水曜日
こんなものいらない、静岡空港
「静岡空港(正式名称:富士山静岡空港)」の話題は県民以外は関心がないだろうが、ローカルニュースでは連日この話題が取り上げられている。最近全国ネットにもこの空港の話題がよく取り上げられるようになった。
というのは来年3月開港予定であったが、実にお粗末で信じられない理由で延期を余儀なくされているからである。
空港近隣にある伐採対象外の樹木が航空法の高さ制限に抵触する問題があることがごく最近2008年9月に判明したからである。それならその立ち木を切ればよいのにと思うのだが、それが反対派の地主の土地の中にあるから切ることができないのだ。
そして取ったお粗末対策が「その立ち木を避けるために暫定的に滑走路を短くする」というもの。そのためには1億1千万円の追加費用がかかり、かつ滑走路が短くなるためにその間自動操縦装置が使えず、手動で離発着をする。
その追加費用1億1千万円も県議会の多数派で強行に通してしまった。なおかつ開港が2009年7月まで開港が延期されるのだそうだ。3月開港で準備をしている空港内の業者も大変な被害を蒙るらしい。
総事業費は約1,900億円(そのうち約1,655億円が静岡県の支出)もかかる大事業、あらゆる調査は万全に行われているだろうというのが一般の常識。今になって立ち木が邪魔だから開港できない・・なんてお粗末過ぎて開いた口がふさがらない。
反対派だろうがなんだろうが、お役人の偉いさんが行って誠実に頭を下げれば済むと思うのだが、お役人にはどうも変な面子があるらしい。いっそのこと、かかった追加費用は県知事と担当のお役人が払うとなれば、なんとしても解決しようというように動くのだろうが・・・。昔なら切腹ものだ。
私自身は静岡県民だが静岡県は東西に長いので、その空港へ行くのも羽田空港へ行くのも大差ないので、まず生きているうちにその空港を使うことはない。
自分が使わなくても、お金を生きた使い方をするなら我慢もできるが、先々確実に赤字を生み出すだろうこの空港だけは大反対だ。
中央も地方もいつまでも箱物に頼り、一部利権のための政治はそろそろやめなければ、日本は益々沈んでしまう。
というのは来年3月開港予定であったが、実にお粗末で信じられない理由で延期を余儀なくされているからである。
空港近隣にある伐採対象外の樹木が航空法の高さ制限に抵触する問題があることがごく最近2008年9月に判明したからである。それならその立ち木を切ればよいのにと思うのだが、それが反対派の地主の土地の中にあるから切ることができないのだ。
そして取ったお粗末対策が「その立ち木を避けるために暫定的に滑走路を短くする」というもの。そのためには1億1千万円の追加費用がかかり、かつ滑走路が短くなるためにその間自動操縦装置が使えず、手動で離発着をする。
その追加費用1億1千万円も県議会の多数派で強行に通してしまった。なおかつ開港が2009年7月まで開港が延期されるのだそうだ。3月開港で準備をしている空港内の業者も大変な被害を蒙るらしい。
総事業費は約1,900億円(そのうち約1,655億円が静岡県の支出)もかかる大事業、あらゆる調査は万全に行われているだろうというのが一般の常識。今になって立ち木が邪魔だから開港できない・・なんてお粗末過ぎて開いた口がふさがらない。
反対派だろうがなんだろうが、お役人の偉いさんが行って誠実に頭を下げれば済むと思うのだが、お役人にはどうも変な面子があるらしい。いっそのこと、かかった追加費用は県知事と担当のお役人が払うとなれば、なんとしても解決しようというように動くのだろうが・・・。昔なら切腹ものだ。
私自身は静岡県民だが静岡県は東西に長いので、その空港へ行くのも羽田空港へ行くのも大差ないので、まず生きているうちにその空港を使うことはない。
自分が使わなくても、お金を生きた使い方をするなら我慢もできるが、先々確実に赤字を生み出すだろうこの空港だけは大反対だ。
中央も地方もいつまでも箱物に頼り、一部利権のための政治はそろそろやめなければ、日本は益々沈んでしまう。
2008年11月20日木曜日
退院後初の定期検診
治験薬を服用し始めて今日で29日目となる。
今日はデータで治験を継続するか中止するかを決める大切な検診日である。
今までも書いたとおり、1ヶ月弱毎日2回服用しているこの薬、全く拍子抜けするほど副作用が現れない。過去イレッサ、点滴の抗がん剤2種、タルセバいずれも程度の差はあるものの副作用にはかなり悩まされた。その感覚からすると副作用のないのは結構なことだが、肝心の効果もないのではないかと疑いを持つようになる。その反面、永く続けるならこの薬は最高な薬であることは疑う余地がない。
治験の予定通り、本日採血、採尿、心電図の測定を行い、その後主治医の先生の検診があった。
・採血に関して・・白血球 2,990、好中球 1,049
相変わらず許容範囲の下限より低かったが、治験を中止するレベルよりは上だったようだ。数値は過去2回とほぼ同じレベル。日常生活に大きな支障はないが、細菌感染等に十分注意する。
肝臓の数値はじめ、白血球以外の項目はすべて許容範囲内であった
・採尿、心電図は異常なし。
・17日のCTの結果 2ヶ月前(今年9月22日)のCT画像と比較した結果は細部まですべて全く変化なし。改善されていることがベストだが、変化のないのもベターな結果。
総合的に判断して、治験薬の服用を今後も継続する。これからの検診は2週間に1度となる。
ガンさえ現状維持が保てるなら、副作用が殆ど現れないこの薬を継続することが望ましい。ただ気懸りは白血球・好中球の減少である。これが副作用かどうかははっきりしないが、低値安定をしているというのは副作用である可能性が大きいのだろう。さらに数値が下がれば中断または中止も考えられるので、数値を下げないことが最大の懸案となる。
今日はデータで治験を継続するか中止するかを決める大切な検診日である。
今までも書いたとおり、1ヶ月弱毎日2回服用しているこの薬、全く拍子抜けするほど副作用が現れない。過去イレッサ、点滴の抗がん剤2種、タルセバいずれも程度の差はあるものの副作用にはかなり悩まされた。その感覚からすると副作用のないのは結構なことだが、肝心の効果もないのではないかと疑いを持つようになる。その反面、永く続けるならこの薬は最高な薬であることは疑う余地がない。
治験の予定通り、本日採血、採尿、心電図の測定を行い、その後主治医の先生の検診があった。
・採血に関して・・白血球 2,990、好中球 1,049
相変わらず許容範囲の下限より低かったが、治験を中止するレベルよりは上だったようだ。数値は過去2回とほぼ同じレベル。日常生活に大きな支障はないが、細菌感染等に十分注意する。
肝臓の数値はじめ、白血球以外の項目はすべて許容範囲内であった
・採尿、心電図は異常なし。
・17日のCTの結果 2ヶ月前(今年9月22日)のCT画像と比較した結果は細部まですべて全く変化なし。改善されていることがベストだが、変化のないのもベターな結果。
総合的に判断して、治験薬の服用を今後も継続する。これからの検診は2週間に1度となる。
ガンさえ現状維持が保てるなら、副作用が殆ど現れないこの薬を継続することが望ましい。ただ気懸りは白血球・好中球の減少である。これが副作用かどうかははっきりしないが、低値安定をしているというのは副作用である可能性が大きいのだろう。さらに数値が下がれば中断または中止も考えられるので、数値を下げないことが最大の懸案となる。
2008年11月17日月曜日
奇跡のリンゴ
先日ご近所さんからリンゴを戴いた。
小さいときには母の実家の長野県で育った時期があって、リンゴはなじみの深い果物だ。最近のリンゴはどれも蜜が豊富で甘いものばかり。子供の頃は酸味の強いリンゴも結構あったが、今はどの品種もおいしくなっている。
リンゴといえば、青森で無農薬のリンゴを作っている木村秋則さんのことを書いた「奇跡のリンゴ」(石川拓治著:幻冬舎)という本が話題になっている。木村さんが無農薬でリンゴを作った奮闘記ということから、それほどの期待をしなかったが、読後は石の中に玉を見つけたようなお得な気分を感じる本だ。
リンゴ農家の常識では無農薬・無肥料でリンゴを作ることは、絶対に無理とされ、「不可能ということが常識」であったのだそうだ。
だからその道ではよく勉強した人は、それをほとんど疑いもせず、ばかげた挑戦をする人もほとんどいなかったという。
若いころは東京でサラリーマンをしていた木村さんが、リンゴ農家の跡継ぎのために帰郷後、奥さんが農薬アレルギーであったこともあって、その「絶対不可能の常識」に挑戦することとなる。
現実の収入難の苦しみ、周囲からバカと罵られ、無理解の孤独感に堪え、壮絶な艱難と辛苦に耐え抜いて、ついにその奇跡のリンゴを作るのだが、そのときどきの思いは読む人を引き込まずにはおかない。
何度失敗してもあきらめずについに成し遂げた「不屈の信念」と、「地道さ」、「謙虚さ」はあらゆる分野の人にも参考になる。
その木村さんの多くの言葉が珠玉のように詰まった本だが、「リンゴの木は、リンゴの木だけで生きているわけではない。 周りの自然の中で生かされている生き物なわけだ。 人間もそうなんだよ。人間はそのことを忘れてしまって、 自分独りで生きていると思っている」という言葉はとても含蓄が深い。
他者とのかかわりの中で生きている・・・どんな仕事をしている人も、どんな環境の人も、万人がもういちどこのことを考え直せば違う道が見えてくるのかもしれない。
小さいときには母の実家の長野県で育った時期があって、リンゴはなじみの深い果物だ。最近のリンゴはどれも蜜が豊富で甘いものばかり。子供の頃は酸味の強いリンゴも結構あったが、今はどの品種もおいしくなっている。
リンゴといえば、青森で無農薬のリンゴを作っている木村秋則さんのことを書いた「奇跡のリンゴ」(石川拓治著:幻冬舎)という本が話題になっている。木村さんが無農薬でリンゴを作った奮闘記ということから、それほどの期待をしなかったが、読後は石の中に玉を見つけたようなお得な気分を感じる本だ。
リンゴ農家の常識では無農薬・無肥料でリンゴを作ることは、絶対に無理とされ、「不可能ということが常識」であったのだそうだ。
だからその道ではよく勉強した人は、それをほとんど疑いもせず、ばかげた挑戦をする人もほとんどいなかったという。
若いころは東京でサラリーマンをしていた木村さんが、リンゴ農家の跡継ぎのために帰郷後、奥さんが農薬アレルギーであったこともあって、その「絶対不可能の常識」に挑戦することとなる。
現実の収入難の苦しみ、周囲からバカと罵られ、無理解の孤独感に堪え、壮絶な艱難と辛苦に耐え抜いて、ついにその奇跡のリンゴを作るのだが、そのときどきの思いは読む人を引き込まずにはおかない。
何度失敗してもあきらめずについに成し遂げた「不屈の信念」と、「地道さ」、「謙虚さ」はあらゆる分野の人にも参考になる。
その木村さんの多くの言葉が珠玉のように詰まった本だが、「リンゴの木は、リンゴの木だけで生きているわけではない。 周りの自然の中で生かされている生き物なわけだ。 人間もそうなんだよ。人間はそのことを忘れてしまって、 自分独りで生きていると思っている」という言葉はとても含蓄が深い。
他者とのかかわりの中で生きている・・・どんな仕事をしている人も、どんな環境の人も、万人がもういちどこのことを考え直せば違う道が見えてくるのかもしれない。
2008年11月14日金曜日
検査入院
11月12日から3日間、予定されていた2泊3日の検査入院をして、今日退院した。
今日の検査入院の目的は治験薬を飲み始めて3週間目なので、血液中の薬成分のデータを提供することが目的である。
治験薬は飲み始めてから今日で23日目になる。
副作用は表面的に現れるものは何もない。今までの抗がん剤ではいずれも副作用でかなり悩まされたので、拍子抜けをするようだ。
まさかプラセボ(偽薬)では?と疑いたくなるほど何もない。ネットで調べると第Ⅰ~Ⅱ相の治験ではプラセボを使う方法はとらないようなので、副作用が何もないのは本当のようだ。
ただ、白血球は低値安定なので、これが副作用かもしれない。これについては先生は副作用とは断定していない。
白血球の数値改善は前に書いたようなファイトケミカルを飲む方法を試しているが、全く効果がないのか、効果があってこの数値なのか分からない。
副作用云々よりも、効果があるかどうかが最重要。その効果については来週の月曜日にCTを撮影し、水曜日の定期検診で説明がされることになっている。
今日の検査入院の目的は治験薬を飲み始めて3週間目なので、血液中の薬成分のデータを提供することが目的である。
治験薬は飲み始めてから今日で23日目になる。
副作用は表面的に現れるものは何もない。今までの抗がん剤ではいずれも副作用でかなり悩まされたので、拍子抜けをするようだ。
まさかプラセボ(偽薬)では?と疑いたくなるほど何もない。ネットで調べると第Ⅰ~Ⅱ相の治験ではプラセボを使う方法はとらないようなので、副作用が何もないのは本当のようだ。
ただ、白血球は低値安定なので、これが副作用かもしれない。これについては先生は副作用とは断定していない。
白血球の数値改善は前に書いたようなファイトケミカルを飲む方法を試しているが、全く効果がないのか、効果があってこの数値なのか分からない。
副作用云々よりも、効果があるかどうかが最重要。その効果については来週の月曜日にCTを撮影し、水曜日の定期検診で説明がされることになっている。
2008年11月7日金曜日
東京水
毎日治験薬を服用しているが、今のところ副作用らしき現象は一切現われない。今までの抗がん剤に比べると拍子抜けのようだ。前回の検診でも白血球の減少があるのでこれが副作用かもしれないが、白血球は服用以前からも少なかったので副作用とも言い切れない。これで効果があれば万々歳だが・・・。18日にCTを撮るのでそれで薬の効果が分かる。「好事魔多し」、期待半分で結果を待とう。
薬は60mg入りのカプセル3つを午前10時と夜9時の2回飲む。最近は慣れたが、最初の頃はカプセルが結構大きくて、3つを一度に飲むと、喉につかえそうになる。
その際お世話になるのがコップ一杯の水。他の薬より余分に水を飲む。
若干話は変わるが、昨日、近所の家の前を通り過ぎた際、20リットル入りの大きな水のボトルとサーバーとおぼしき台のようなものを業者が運びこんでいた。
最近はこの辺のローカルのテレビでもよく「水商売」の宣伝が盛んで、飲料水を購入している家が増えているようだ。
このように水を買う前提は水道水がまずいという印象があるのだろう。確かに私もずーっとそういう印象をもっていた。でも最近の水道水にはカルキ臭がなくて実にうまくなっている。買った水と温度などの条件を同じにすれば見分けられないのではないだろうか。それもつい最近そのことをを認識した。
子供時代は東京で育ったので、水道水のまずさは身をもって経験している。
先日、ある週刊誌に内館牧子さんの「東京水」というタイトルのエッセイが掲載されていて、面白く読んだ。
東京水とは東京都水道局が東京の水道水をボトルに詰めて販売している水のことである(こちら)。どうも東京都庁などで販売されているらしい。
蛇口をひねれば出てくる水道水をボトルに詰めているだけの水である。500ミリリットル100円という価格は安いのか高いのか?
もちろんそれで商売をすることが目的ではない。殆どの東京在住の人たちが認知している「以前はいかに東京の水道水がまずかったか」ということを前提として、「今は東京の水道水がいかにおいしくなったか」をアッピールするためのパフォーマンスである。いわば一種の「シャレ」で話題を呼んでくれて、東京水道局が注目され、東京人も水道水を見直してくれれば目的が達せられるのだろう。
水道水の原水は地方によって異なるが、今は技術の進歩で多くのところで水道水がおいしくなっているのだろう。
これから確実に食糧難や水不足の時代がやってくる。水道水を見直すことにも意義があるのかもしれない。
薬は60mg入りのカプセル3つを午前10時と夜9時の2回飲む。最近は慣れたが、最初の頃はカプセルが結構大きくて、3つを一度に飲むと、喉につかえそうになる。
その際お世話になるのがコップ一杯の水。他の薬より余分に水を飲む。
若干話は変わるが、昨日、近所の家の前を通り過ぎた際、20リットル入りの大きな水のボトルとサーバーとおぼしき台のようなものを業者が運びこんでいた。
最近はこの辺のローカルのテレビでもよく「水商売」の宣伝が盛んで、飲料水を購入している家が増えているようだ。
このように水を買う前提は水道水がまずいという印象があるのだろう。確かに私もずーっとそういう印象をもっていた。でも最近の水道水にはカルキ臭がなくて実にうまくなっている。買った水と温度などの条件を同じにすれば見分けられないのではないだろうか。それもつい最近そのことをを認識した。
子供時代は東京で育ったので、水道水のまずさは身をもって経験している。
先日、ある週刊誌に内館牧子さんの「東京水」というタイトルのエッセイが掲載されていて、面白く読んだ。
東京水とは東京都水道局が東京の水道水をボトルに詰めて販売している水のことである(こちら)。どうも東京都庁などで販売されているらしい。
蛇口をひねれば出てくる水道水をボトルに詰めているだけの水である。500ミリリットル100円という価格は安いのか高いのか?
もちろんそれで商売をすることが目的ではない。殆どの東京在住の人たちが認知している「以前はいかに東京の水道水がまずかったか」ということを前提として、「今は東京の水道水がいかにおいしくなったか」をアッピールするためのパフォーマンスである。いわば一種の「シャレ」で話題を呼んでくれて、東京水道局が注目され、東京人も水道水を見直してくれれば目的が達せられるのだろう。
水道水の原水は地方によって異なるが、今は技術の進歩で多くのところで水道水がおいしくなっているのだろう。
これから確実に食糧難や水不足の時代がやってくる。水道水を見直すことにも意義があるのかもしれない。
2008年11月3日月曜日
とりあえず退院
10月30日から1日置いて、11月1日(土)に採血をした。
その結果、白血球 3,640、好中球 1,001と前回よりやや良い数字になった。
まだ許容範囲の下限には達しないので要注意であるが、3,000を越えていれば絶対安静というほどではなく、ウィルス感染等には十分注意して手洗い、うがいなどを励行すれば自宅での生活に支障はない・・・ということでその日に退院して自宅での服用を続けることになった。
白血球の数値はこの薬を服用する前にもあったし、服用後の2回の測定で1回目より、2回目の数値の方が良くなっていることから、服用している薬の副作用とはいいきれない。
それでも治験薬の副作用としての骨髄抑制が悪化する危険も否定できないので、十分注意しながらの継続となりそうだ。
とりあえず日常の生活はできるだけ外出は避けて、自宅でおとなしくしているしかなさそうだ。
その結果、白血球 3,640、好中球 1,001と前回よりやや良い数字になった。
まだ許容範囲の下限には達しないので要注意であるが、3,000を越えていれば絶対安静というほどではなく、ウィルス感染等には十分注意して手洗い、うがいなどを励行すれば自宅での生活に支障はない・・・ということでその日に退院して自宅での服用を続けることになった。
白血球の数値はこの薬を服用する前にもあったし、服用後の2回の測定で1回目より、2回目の数値の方が良くなっていることから、服用している薬の副作用とはいいきれない。
それでも治験薬の副作用としての骨髄抑制が悪化する危険も否定できないので、十分注意しながらの継続となりそうだ。
とりあえず日常の生活はできるだけ外出は避けて、自宅でおとなしくしているしかなさそうだ。
2008年10月30日木曜日
退院延期
今日の朝一の採血の結果が良ければ退院の予定だった。
ところが、結果が良くなくて入院延長となった。
白血球 3,230、好中球 835
思うようにいかないものだ。前々回(10月20日)の悪い結果に逆戻り。ただ、過去のデータに同様な数値はあったので、ばらつきの範囲なのか、薬の副作用なのか判断はつかないので、薬の服用は続ける。明らかに薬のせいで白血球、好中球が極端に下がれば治験の継続を断念する。
二者択一の2案。ひとつは今日予定通りの退院も可能。但しその場合はさらに白血球低下の際の感染に十分注意(万一に備え抗生剤を持参したり、緊急時には病院に連絡または通院する)。もうひとつは入院を延長する。二者択一だったが、入院延長をお願いした。
白血球は下がっても自覚症状がない。退院しても治験薬の服用は続けるので、さらに白血球が下がっても自分では分からないという不安がある。病院にいれば、仮に体内に異常が起きても安心はしていられる。
取り敢えず、退院については明後日に改めて採血してその結果で決めるという結論になった。
ところが、結果が良くなくて入院延長となった。
白血球 3,230、好中球 835
思うようにいかないものだ。前々回(10月20日)の悪い結果に逆戻り。ただ、過去のデータに同様な数値はあったので、ばらつきの範囲なのか、薬の副作用なのか判断はつかないので、薬の服用は続ける。明らかに薬のせいで白血球、好中球が極端に下がれば治験の継続を断念する。
二者択一の2案。ひとつは今日予定通りの退院も可能。但しその場合はさらに白血球低下の際の感染に十分注意(万一に備え抗生剤を持参したり、緊急時には病院に連絡または通院する)。もうひとつは入院を延長する。二者択一だったが、入院延長をお願いした。
白血球は下がっても自覚症状がない。退院しても治験薬の服用は続けるので、さらに白血球が下がっても自分では分からないという不安がある。病院にいれば、仮に体内に異常が起きても安心はしていられる。
取り敢えず、退院については明後日に改めて採血してその結果で決めるという結論になった。
2008年10月29日水曜日
ファイトケミカルが白血球の救世主?
今日は入院して8日目、治験薬を飲み始めて7日目になる。
今までのところ表面に現れる副作用らしき現象は見られない。心配は白血球、好中球の減少だが、これは明日朝に予定されている採血で分かる。
明日の採血で異常がなければ退院する予定になっている。
今日、デイルームで同じ患者の人と談笑していて面白い情報を聞いた。肺がんⅢ期で抗がん剤治療をしている人だが、白血球が下がって今治療を中断しているという。「ある本を読んだところ、何種類かの野菜を煮出した煮汁を飲むことでガン患者の白血球が上がったるという実績があるらしい・・・自分も試そうと思っている」というもの。
その本の名前も、内容も曖昧なので探しようがないのだが、気になる情報なので、部屋に帰ってネットで検索をしたところ、「がん発生を抑え、免疫力を強化する知られざる植物パワー、ファイトケミカル。野菜や果物の強力な抗がん作用に注目!」という記事にヒットした。(こちら)
この記事がその人の情報と同じかどうかは分からないが、記事を読んで見ると今まで聞かなかった内容なので何となく気になる。
この記事の中心はファイトケミカルという耳慣れない成分。これは野菜や果物の細胞内に含まれていて、抗がん作用があるという。
ファイトケミカルは硬い殻に囲まれているので野菜サラダ等では体内に摂取しにくく、煮出すことで摂取しやすくなる。筆者の高橋さんが提唱するファイトケミカルスープの作り方は簡単そのものだ。まずキャベツ、タマネギ、ニンジン、カボチャを煮出したスープを保存し、毎食時に飲用するというもの。
高橋さんがその効果を試すため、6人のがん患者に2週間、毎日、200ミリリットルずつ飲んでもらったところ、平均で白血球が143(±46)パーセント、好中球が170(±76)パーセント、単球数が163(±106)パーセント、リンパ球も125(±35)パーセントにまで増加していたという。
簡単すぎて「本当かいな」とも思うが、それでも白血球、好中球の減少に悩む自分としては、この情報は目の前にぶらさがる「わら」に見える。すぐにもすがりつきたくなる。それに試そうというのが野菜だから、薬にはならなくとも、少なくとも毒にはならない。
家内に話せば笑われそうだが、退院後には試して見ようと思っている。
今までのところ表面に現れる副作用らしき現象は見られない。心配は白血球、好中球の減少だが、これは明日朝に予定されている採血で分かる。
明日の採血で異常がなければ退院する予定になっている。
今日、デイルームで同じ患者の人と談笑していて面白い情報を聞いた。肺がんⅢ期で抗がん剤治療をしている人だが、白血球が下がって今治療を中断しているという。「ある本を読んだところ、何種類かの野菜を煮出した煮汁を飲むことでガン患者の白血球が上がったるという実績があるらしい・・・自分も試そうと思っている」というもの。
その本の名前も、内容も曖昧なので探しようがないのだが、気になる情報なので、部屋に帰ってネットで検索をしたところ、「がん発生を抑え、免疫力を強化する知られざる植物パワー、ファイトケミカル。野菜や果物の強力な抗がん作用に注目!」という記事にヒットした。(こちら)
この記事がその人の情報と同じかどうかは分からないが、記事を読んで見ると今まで聞かなかった内容なので何となく気になる。
この記事の中心はファイトケミカルという耳慣れない成分。これは野菜や果物の細胞内に含まれていて、抗がん作用があるという。
ファイトケミカルは硬い殻に囲まれているので野菜サラダ等では体内に摂取しにくく、煮出すことで摂取しやすくなる。筆者の高橋さんが提唱するファイトケミカルスープの作り方は簡単そのものだ。まずキャベツ、タマネギ、ニンジン、カボチャを煮出したスープを保存し、毎食時に飲用するというもの。
高橋さんがその効果を試すため、6人のがん患者に2週間、毎日、200ミリリットルずつ飲んでもらったところ、平均で白血球が143(±46)パーセント、好中球が170(±76)パーセント、単球数が163(±106)パーセント、リンパ球も125(±35)パーセントにまで増加していたという。
簡単すぎて「本当かいな」とも思うが、それでも白血球、好中球の減少に悩む自分としては、この情報は目の前にぶらさがる「わら」に見える。すぐにもすがりつきたくなる。それに試そうというのが野菜だから、薬にはならなくとも、少なくとも毒にはならない。
家内に話せば笑われそうだが、退院後には試して見ようと思っている。
2008年10月25日土曜日
百匹目の猿現象?
再入院してから始めての土曜日がきた。今日と明日は病院も医師の先生方も休みで、見舞い客が一気に増える。何となく休日ムードでのんびりした雰囲気になる。
治験薬の服用を始めて、今日で3日目になる。今のところ何も変化は現れない。今まで経験した抗がん剤の副作用は大体は1週間前後で現れることが多かったので来週の後半位から要注意だ。
それにしても、新聞やニュースを見ていて、今日この頃の世界恐慌前夜といった状況にはただただ不安になるばかりだ。円高は米ドルから始まって、ポンド、ユーロ、超優良といわれたスイスフランにまで広がっている。これから世界は、そして日本はどうなってしまうんだろう。米ドル中心のグローバル経済であることが、ただ連座しているだけの日本にもこんな大きな被害をもたらすというのは予想以上のことだ。その心理的背景には「百匹目の猿現象」も大いに影響しているのかもしれない。
大分以前「百匹目の猿」のお話がテレビなどでも取り上げられ、かなり有名になったことがあった。それはシェルドレイク(英ケンブリッジ大学の教授)の仮説と呼ばれていた。
「百匹目の猿」のお話とは以下のようなものだった。
宮崎県幸島に棲む猿達に餌付けをしていたところ、一匹の若いメス猿が泥だらけのサツマイモを川の水で洗って食べるようになった。
そして、それを見ていたその島に棲むほかの猿達もまねて、まさに「猿マネ」よろしく、サツマイモを川の水で洗って食べるようになる。
あるとき川の水が枯れてしまい、困った猿達は、こんどは海の水で洗って食べるようになった。海の水のしょっぱさがほどよかったのか、猿達は「海水でイモを洗うと美味しくなる」ことを発見したようで、一口かじってはまた海水にイモをつける、ということをし始めた。
ここまでであれば、ただの「群れでの学習」だが、この新たな猿のイモを海水で洗うという行為が、不思議なことに、幸島以外の海を隔てた他の島の猿達にも、まったく同じ時期に広まったのだそうである。
この話が事実かどうかについては疑問符も付くようだが、このように「ある行動、考えなどが、ある一定数を超えると、これが接触のない同類の仲間にも伝播する」という現象を「百匹目の猿現象」と呼んで、実際にこのような現象は時々見られるようだ。
連日のニュースを見ながら、そんな話を思い出していた。
治験薬の服用を始めて、今日で3日目になる。今のところ何も変化は現れない。今まで経験した抗がん剤の副作用は大体は1週間前後で現れることが多かったので来週の後半位から要注意だ。
それにしても、新聞やニュースを見ていて、今日この頃の世界恐慌前夜といった状況にはただただ不安になるばかりだ。円高は米ドルから始まって、ポンド、ユーロ、超優良といわれたスイスフランにまで広がっている。これから世界は、そして日本はどうなってしまうんだろう。米ドル中心のグローバル経済であることが、ただ連座しているだけの日本にもこんな大きな被害をもたらすというのは予想以上のことだ。その心理的背景には「百匹目の猿現象」も大いに影響しているのかもしれない。
大分以前「百匹目の猿」のお話がテレビなどでも取り上げられ、かなり有名になったことがあった。それはシェルドレイク(英ケンブリッジ大学の教授)の仮説と呼ばれていた。
「百匹目の猿」のお話とは以下のようなものだった。
宮崎県幸島に棲む猿達に餌付けをしていたところ、一匹の若いメス猿が泥だらけのサツマイモを川の水で洗って食べるようになった。
そして、それを見ていたその島に棲むほかの猿達もまねて、まさに「猿マネ」よろしく、サツマイモを川の水で洗って食べるようになる。
あるとき川の水が枯れてしまい、困った猿達は、こんどは海の水で洗って食べるようになった。海の水のしょっぱさがほどよかったのか、猿達は「海水でイモを洗うと美味しくなる」ことを発見したようで、一口かじってはまた海水にイモをつける、ということをし始めた。
ここまでであれば、ただの「群れでの学習」だが、この新たな猿のイモを海水で洗うという行為が、不思議なことに、幸島以外の海を隔てた他の島の猿達にも、まったく同じ時期に広まったのだそうである。
この話が事実かどうかについては疑問符も付くようだが、このように「ある行動、考えなどが、ある一定数を超えると、これが接触のない同類の仲間にも伝播する」という現象を「百匹目の猿現象」と呼んで、実際にこのような現象は時々見られるようだ。
連日のニュースを見ながら、そんな話を思い出していた。
2008年10月22日水曜日
1日おいて再入院
20日に好中球不足で退院となったが、その後1日置いて今日が最初の通院日だった。何のことはない、今日の採血で一発合格となった。こんなことなら20日は退院しなければ良かった・・・といってもそれは結果論、取り敢えず急遽入院して(入院の支度はしてくるようには言われていた)明日から治験をやることになった。
今日の血液検査の結果は 白血球5,450 好中球30.6%(1,668)
好中球の率には問題があるが、白血球数が増加したことで好中球の数は合格ラインの1,500を越すことができた。
早速、血液検査(さらに詳しい)の他にも尿検査、心電図、CT撮影が行われた。
前回の入院では白血球の低下で悩まされていた。担当の看護師さんと雑談した中で「白血球を増やすような食べ物とか、方法とかはない?」と聞いたことがあった。
良い答えはないことを承知した上での質問だったが、案の定これといった正解となる答えはなかったものの、その中にひとつだけ良いヒントがあった。
それは「採血の前に運動をすると、多少は上がる」というものだった。これは自分の勝手な想像だが、運動をすれば血流が促進される。そうすれば血液が手足の先まで勢いよく循環されることで、白血球の数値も多少上がることがあるのかもしれない。
入院中経験したことで定期的に血圧を計る際、歩いた後などに計ると血圧が高かった。そして朝の起きぬけなどに測定した時は血圧が低かった。どうも血圧と白血球数は因果関係があるような気がする。
20日の採血では白血球が下がっていた。通常は大体起きて1時間ほど過ぎた時に採血することが多いが、その日は起きてすぐに採血した。
そして今日の採血もその前に駐車場から階段を降りたり長い距離を歩いたりした後の採血だった。
これから白血球を上げたい時(多少であれば?)には採血の前に歩き回ったりすると良いのかもしれない。
今日の血液検査の結果は 白血球5,450 好中球30.6%(1,668)
好中球の率には問題があるが、白血球数が増加したことで好中球の数は合格ラインの1,500を越すことができた。
早速、血液検査(さらに詳しい)の他にも尿検査、心電図、CT撮影が行われた。
前回の入院では白血球の低下で悩まされていた。担当の看護師さんと雑談した中で「白血球を増やすような食べ物とか、方法とかはない?」と聞いたことがあった。
良い答えはないことを承知した上での質問だったが、案の定これといった正解となる答えはなかったものの、その中にひとつだけ良いヒントがあった。
それは「採血の前に運動をすると、多少は上がる」というものだった。これは自分の勝手な想像だが、運動をすれば血流が促進される。そうすれば血液が手足の先まで勢いよく循環されることで、白血球の数値も多少上がることがあるのかもしれない。
入院中経験したことで定期的に血圧を計る際、歩いた後などに計ると血圧が高かった。そして朝の起きぬけなどに測定した時は血圧が低かった。どうも血圧と白血球数は因果関係があるような気がする。
20日の採血では白血球が下がっていた。通常は大体起きて1時間ほど過ぎた時に採血することが多いが、その日は起きてすぐに採血した。
そして今日の採血もその前に駐車場から階段を降りたり長い距離を歩いたりした後の採血だった。
これから白血球を上げたい時(多少であれば?)には採血の前に歩き回ったりすると良いのかもしれない。
2008年10月20日月曜日
残念な一時退院
今日は朝一番で治験に必要な血液中の白血球、好中球を調べるための採血が行われた。
採血から1時間ほどしたとき、主治医の先生が病室に見えた。
結果は下記の通り、前々回よりは良いものの、前回の数値よりは悪く残念ながら今回のデータは不合格ということになった。(合格は好中球が40%か1,500以上)
白血球3,690 好中球34.2%(1,262)
原因は先生にも分からない。直近の2回はバラツキの範囲かもしれない。
このまま血液測定のためだけに入院していても仕方がない。今日はいったん退院して、通院で何度か採血して数値が合格ラインに達すればその日に入院しようということになった。
ということで、次は22日(水)に来院することになった。
白血球の数値は以前から低目ではあったものの、これほど低くはなかった。何度かの抗がん剤の副作用で結構過酷な骨髄抑制があったので、その影響が残っているものか、あるいは他の薬剤の影響があるのか、何ともいえないがこれからもどの抗がん剤をやっても白血球や好中球には頭を悩まされそうだ。
今回の治験も家内や娘達は残念がって慰めてくれるが、本人は意外とそれほど応えていない。というのも今度受ける治験薬も抗がん剤に変わりはない。その効果には期待があるが、その副作用にも期待と同じくらいの不安感を持っている。どちらに転んでも「運命」なのだろう。ただ、受けた結果で副作用で断念するならまだ諦めも付くが、受ける前から不合格というのは何となくスッキリしない。
治験薬も受けられる時間は限られるだろうが、これから何度かの採血の間には好中球が正常に戻ることに期待したい。
採血から1時間ほどしたとき、主治医の先生が病室に見えた。
結果は下記の通り、前々回よりは良いものの、前回の数値よりは悪く残念ながら今回のデータは不合格ということになった。(合格は好中球が40%か1,500以上)
白血球3,690 好中球34.2%(1,262)
原因は先生にも分からない。直近の2回はバラツキの範囲かもしれない。
このまま血液測定のためだけに入院していても仕方がない。今日はいったん退院して、通院で何度か採血して数値が合格ラインに達すればその日に入院しようということになった。
ということで、次は22日(水)に来院することになった。
白血球の数値は以前から低目ではあったものの、これほど低くはなかった。何度かの抗がん剤の副作用で結構過酷な骨髄抑制があったので、その影響が残っているものか、あるいは他の薬剤の影響があるのか、何ともいえないがこれからもどの抗がん剤をやっても白血球や好中球には頭を悩まされそうだ。
今回の治験も家内や娘達は残念がって慰めてくれるが、本人は意外とそれほど応えていない。というのも今度受ける治験薬も抗がん剤に変わりはない。その効果には期待があるが、その副作用にも期待と同じくらいの不安感を持っている。どちらに転んでも「運命」なのだろう。ただ、受けた結果で副作用で断念するならまだ諦めも付くが、受ける前から不合格というのは何となくスッキリしない。
治験薬も受けられる時間は限られるだろうが、これから何度かの採血の間には好中球が正常に戻ることに期待したい。
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