2008年8月10日日曜日

北京五輪開幕

しばらく悩まされた指の痛めは、タルセバの休薬で先週あたりにようやく消えた。
痛みのためにこのブログもしばらくお休みしてしまった。

ブログも先週あたりに復活したかったが、怠け癖がついたせいかなかなか書けなくなった。

そうこうするうちに北京五輪が始まってしまった。実況中継は朝から夜まで絶え間なくあるので、またまたブログの更新が滞りそうだ。

それにしても、8日の開会式はすごかった。その金のかけ方と人海戦術、訓練は相当なものだったのだろうと想像できる。北朝鮮のマスゲームと通じるものを感じた。

ショーとしてはすばらしいものだったが、あまりの「国威発揚」色の強さに少々辟易とする感じはする。オリンピックもワールドカップも過去国威発揚として使われた例は少なくないが、ここ何回か(バルセロナ、アトランタ、シドニー、アテネ)成熟度の高い国での比較的質素な開会式が続いたので、今回は特に強くそれを感じる。

元々オリンピックはスポーツ大会、運動会の延長ぐらいでちょうど良いと思う。従って開会式は夜よりもスポーツの祭典らしく、青空の下の方が気持はよい。

そして選手も応援もあまり肩に力が入り過ぎない方が結果はよくなることが多そうだ。日本も昔よりはずいぶん成熟した考え方にはなったが、まだまだ国を背負った考え方が結構強く残っている。

それにしてもマスコミの事前の期待過多の報道は何とかならないものか。選手を硬くさせる効果しかない。終わった後の勝利者に対しては多少過剰でもよいが、敗者の報道は温かみを持って控えめにしてもらいたいものだ。

これからはしばらくは、1スポーツファンとして高レベルのガチンコ勝負のスリルをたっぷり楽しみたい。

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