2009年1月22日木曜日

オバマ氏のスピーチ

昨日はアメリカに初の黒人大統領誕生のニュースで世界中が盛り上がった。歴史上の1ページであることは間違いないだろう。

山積みの難問にどう取り組むかは今後の活躍を待つしかないが、それにしてもオバマ氏のスピーチのうまさにはいつも感心させられる。

オバマ氏のスピーチは27歳の有能なスピーチライターが書いていることは有名だが、今回の就任演説に際してはスピーチライターがオバマ氏と数時間のミーティングを経た後、数週間をかけて歴代大統領の就任演説やその批評をたぐり、最終的にはスターバックスの店内で初稿を仕上げたという。

演説の時には原稿などを持たず、観客に目を配りながら語りかけるオバマ氏の様子は日本の政治家とはだいぶ差があるようだ。

オバマ氏の演説を聞いていてつい比較してしまうのが、日本の国会での首相演説である。官僚が書く原稿も無味乾燥で実につまらないが、その原稿をただ棒読みしていたのでは聞く人に感動など与えることはできない。ましてそのつまらない原稿の漢字を読み間違たりするのだから失笑しか買わない。

オバマ氏のニュースの裏では20日の参院予算委員会で、民主党の石井一副代表が麻生太郎首相の漢字の使用、読み方をめぐり、首相にかみつく場面の報道があった。石井氏は文芸春秋に掲載された首相の手記に使われた12個の漢字を並べたボードを用意して首相を挑発した。

莫大な費用のかかる国会で、しかも論議するべき課題は山のようにあるこの緊急時に、最大野党の幹部が起こすこの次元の低いやり取りは一体何なのか?

すっかり制度疲労を起こしている自民党+官僚による政治はチェンジをお願いしたいものだが、一方で対抗馬の最大野党の民主党幹部がこんなに次元が低いようでは嘆かわしいばかりだ。チェンジをした方がいいのか、チェンジをすればさらに悪くなりはしないか・・・不安ばかりになってしまう。

2 件のコメント:

大 さんのコメント...

tamyさん、日本も大統領制にしてはどうでしょうかね。直接民意が反映されて、自分たちの選んだ人が国をリードする事がいちばんでしょう。官僚機構はその人物の選んだ人々で固めて、その間の4年間は思う通りの政治を実施して貰う。だめなら、変えるという変化のある、スピードのある政治体制はどうでしょうかね。余命の少ない私見ですが、一日一生の毎日を過ごしながら考えていますよ。

tamy さんのコメント...

大さん

アメリカは大統領一人が行政権を持つのに対して、日本は議員内閣制ですからある意味では本来日本の制度のほうが民主的かも。その証拠にブッシュのアメリカは多くの誤りを犯しましたよね。

制度の違いよりも、国民がもっと危機意識をもって、選挙に多数が参加するようにしなければいけないのでしょうね。