2009年1月25日日曜日

がん難民

22日の報道ステーション(テレビ朝日21時55分)の後半部分で特集「がん難民」が放映された。
ここに登場する藤野さんは医療関係の文献を翻訳するのが本業だが、もうひとつご自分のがん体験を元にボランティアでがん難民の相談を受ける仕事をしている。ファックス相談を寄せた末期がん患者に付き添う様子が描かれていた。

放送によるとがん難民はがん患者128万人のうち実に53%もいるという。この番組ではがん難民のことを標準治療ができず、医師から見放された患者のことを指すというが、53%(ほぼ68万人)という数字は大きすぎて驚かされる。もしかしたら遠隔地、過疎地などで近くにがん専門病院がなくて通えない人も含むのだろうと思う。

番組に登場する藤野さんは「本当のがん治療は医師に見放されたときから始まる」と述べている。患者が医師に見放されたときの絶望感と恐怖感は想像に余りあるが、がんにかかると、誰にでもそんな場面に遭遇する可能性がある。

そんな時、自分も含め多くの人はあきらめの境地になるのだろうが、あきらめてしまったら、そこからは何も生まれない。そこからどう生きるのか、この放送ではひとつのヒントが示されている。

キーワードは患者本人の免疫力。現在の医学でのエビデンスが得られなくとも、患者の延命に効果を上げている薬や治療法はたくさん存在する。

幸いなことに今の世の中には情報があふれるほどある。情報の質の取捨選択は必要だが、欲しい情報は簡単に入手できる。いろいろ試してみる前向きな姿勢が必要なようだ。

解決策はがんから回復するばかりではないようだ。がんと向きあうことで座して死を待つのではなく、死までを有効に生きるという考え方になるのも大切なことのようだ。

放送内容をこちらで見ることができます。

5 件のコメント:

ラザロ さんのコメント...

tamyさん 大さん

こんばんは
いろいろと考えるとよく分からなくなりますね。

今後、体の変化は全く分かりませんので
先々の方針が立てにくいので、最近は
ちょっとスカッとしません。
仕事は今は、素養がないまま電気関係をしていますが、定年がもう見えているのでおとなしく日々の作業をこなし、入社当時の『将来は…。』は、…考えにくいです。(笑)

今後は、信仰を働かせ、英語を趣味とし、人の役に立てるようになりたいです。
自分の口を制御することをまずは目標。

きんや さんのコメント...

僕もその特集は観ました。
僕の第二の主治医であった帯津先生や
お父さんを亡くした知り合いも登場していました。
藤野さんの「がん治療は情報戦」「生きて于いれば新しい治療法がでてくる」が特に印象に残りました。

tamy さんのコメント...

ラザロさん
まだお若いので、お子さんたちのためにも健康管理が第一ですね。
口を制御すると、ストレスがたまるのでそのはけ口も同時に考える必要がありますね。

きんやさん
帯津先生にかかられたのですね。うらやましい。
私もこの病気になって最初に読んだのが帯津先生の本でした。川越は地理的に遠いので、がん難民になったときにかかりたい病院のひとつです。

takemi さんのコメント...

毎日寒いですね。
報道ステーション、私は友人から聞いたのですが、とても興味のある番組です。早速、本を注文しました。
番組中、初老の女性が、癌ワクチンを藤野さんの勧めで射っているとあったそうですが、それが何か報道されましたか?もしお解りでしたら、教えて下さい。

tamy さんのコメント...

takemiさん
放送中、癌ワクチンのことは気付きませんでした。どなたか気付かれた方がいらっしゃいましたらコメントをお願い致します。