2007年3月30日金曜日

人間ドックは有用だろうか?

私の情報スクラップの【がん検診の現状<4>】に人間ドックの現状が書かれている。サラリーマンは所属する健保組合で大抵は人間ドックを安い料金で受けられる。ご存知のように、医療機関では検査は健康保険が使えない。そこで、多くの健康保険組合では人間ドックに補助を出す。私が勤めていた会社では90%を補助してくれた。

医療機関は保険適用外の診療行為なので、価格設定を自由にできるし、もうかる仕事と見ている。半日のコースで、安いところは3万円代から、高いところは7万円代といったところだろうか?私の場合は7万5千円の料金だったが、自己負担は7,500円だったので、一緒に受診する一般の方に申し訳ないような気がしたものだ。

病院側は高い料金を稼げるので設備の有効利用が図れるし、健保組合側は被保険者が病気の早期発見ができれば費用は安くあがるし、被保険者は検診を受けて安心をしたい・・・3者3様の目的が合致しているようだ。

今は人間ドックといえば、社員の健康管理なので堂々と休暇をもらえる会社が増えているようだ。高級ホテルの宿泊とセットしたり、検査終了後豪華な食事ができるようにしたり、旅行とセットにして夫婦で参加できるといった様々な工夫がされているようだ。

私自身はドックの必要性に疑問をもつが、絶対やらない方がよいというわけでもない。

病気の早期発見という目的だけなら受けない方がよい。私の知人で、若くして病気で亡くなったという人の中には毎年人間ドックを受けていたのに・・・という人がたくさんいる。

ドックの程度の検査では発見されない病気がたくさんあるし、見落としもたくさんある。運がよければ一部の病気は発見されるが、むしろ検診によってマイナス面をもうらうことさえあるようだ。

目的を変えて、『健康づくり』という目標を持った上で、種々データを定期的にチェックするという目的ならば有用だという意見である。

5 件のコメント:

大 さんのコメント...

会社での人間ドックはそれなりに、有効でしょうが、近所の家庭医制を利用して、家族の誰もが軽い生活習慣病の予防を指摘してくれるお医者様は本当に大切ですね。子供の時から家族で同じお医者様に予防を指導して貰い病気になる前に適切な助言をして貰う事が一番でしょう。もちろん、難しい病気は大きな病院に紹介してくれる事が前提ですが。

ユーミン さんのコメント...

難しいところですね。
「健康管理(健康つくり)のための検査」
ってのは大病を経験されてるtamyさんだから言えるセリフではないでしょうか。
大勢の健康な方は「どこか悪い所があるかどうかの検査」という認識だと思います。
で、悪いところがなければ「良かった、まだまだイケる。酒も普通に飲めるわ。」と検査から帰ってきた人は皆さんそう言いますね。
(笑)

私も母が癌になるまでは健康管理なんて全然。。。今でも細かく注意してる訳ではありませんが。。。

半年程前からPETやらCTやらMRIやらで、全身細かく診てもらおうかどうか迷ってました。でも最近のニュースで「検査の有効性」が問われるようになり、また考え直しました。

母が癌になって、自分も健康に気を遣わねば!と思い始めたのですが、いつの間にか「癌を恐れてるだけ」になってたんですよ。

普通に健康的な生活をしようと意識していれば、、tamyさんの言われる通り検査というのは、「定期的なチェック」で済むんですよね。
ようやくそれに気づきました。
(^-^)

tamy さんのコメント...

大さん、かかりつけ医制度はそれなりに意味がありますね。そういえば昔はどこの町にも往診してくれる開業医がいたものですね。どこもかしこも大病院を目指さないで、そういう先生が家族全体の健康指導をしてくれるというのも良い形ですよね。

ユーミンさん、人間ドックなんかしなくとも健康管理のための最低限のチェックは受けた方が良いと思います。それにしても検診のために受けたCTでガンになったり、検査で使った内視鏡で前の人のピロリ菌をうつされた・・なんて話もゼロではないようですね。私のようにガンになってしまった者はCTその他を使わなければその動きが掴めないのでやむを得ないけど、そうでなかったらやめたほうがいいようですね。私の今の持論は『予防が第一』それも病気をして分かったこと。病気をして治療にかける手間やお金に比べれば、予防に使う時間もお金もどれだけ小さいものか。時を戻せたらそうするんですがね。ユーミンさんはぜひ健康を通して、PPKを目指してください。

匿名 さんのコメント...

tamyさんの言われるように、東京の大病院でも十年くらい前は癌の診断は困難であったようで、如何にガン診断が難しかったかわかります。私も同じ悔しさがあります。もっと丁寧に慎重に病院の選べば50歳からの人生は変わっていたと思います。癌医療の遅れが最大の原因でしょう。

tamy さんのコメント...

レントゲン(CTその他でも同じでしょうが)で画像を見るとき、その判別の可否は医師の中でも相当な差があるようですね。

人間ドックで私のレントゲンを見たのは年配のベテラン内科医でした。彼の経歴では結核画像をたくさん診てきたので、誤診をしたようです。一方8年後にガンと診断した若い先生はガンセンター中央病院から来た人でガンばかりを診た人でした。ポツリと言った「がんは形で分かるんです」というセリフが耳に残っています。経験が大変重要なようです。