2007年9月29日土曜日

松坂投手、ご苦労様

今日は松坂のレギュラーシーズン最終戦。この半年、イチロー、松井と並んで大リーグでの日本人の活躍を楽しませてもらった。私のようにリタイア組で自宅で過ごす者にとっては朝放送される大リーグ観戦は大きな楽しみの一つだ。

「1億ドルの男」松坂は半年間苦しみ続けた。最初から最後までハラハラしながらの観戦だった。そうはいっても終わってみれば1年目からチームで唯一ローテーションを守り抜いた。これが一番大切なこと。調子のよしあしがあっても、首脳陣の期待に応えることができなければマイナーに落ちるしかない。それに加えて、日本人としてはいずれも野茂以来2人目となるシーズン200奪三振、200投球回に到達しただけでも、賞賛に値する結果だろう。地区優勝を決めた記念すべき試合でこれまた記念すべき15勝目を挙げたことは何かを持った選手であることは間違いないようだ。

戦前の予想は過剰なものが多かった。それは横浜高時代の甲子園や、国・地域別対抗戦・ワールドベースボールクラシックで診せたような「伝説」があるからだろう。いくら超人でも1年を通してすべて良い成績を残すことは難しい。本当に調子の悪いときもあったが、そうでなくとも8割ぐらいの力で長期間を見すえた省エネピッチングをしていたように見えた。大リーグは甘くはない。そこを何回もガツンとやられた。それでも週間朝日に自身が書いている連載などを読んでも、1試合ごとに現状を冷静沈着に実態把握ができている点はなかなかのものだ。来期は今年以上の数字が残せそうな予感がする。

日本では9月27日の広島・ヤクルト戦には広島・黒田博樹投手を見にアメリカから4人のスカウトが視察に来たという。来期はマリナーズあたりに黒田投手が登場すれば大リーグ観戦にまた楽しみが増える。

2007年9月27日木曜日

高齢者の運転

最近高齢者の運転が話題になる。暴走や高速道路での逆走などで事故を起こすことが多いからだろう。私も今年から65歳の高齢者の仲間入りをしたので、こういうニュースには人ごととは思えないところがある。自分の場合で考えてみると、確かに運動神経や反射神経などは若いときより落ちているが、通常の運転ではまだ不自由だと感じたことはない。ところが、これはあくまでも自己採点、高齢者本人は誰も自分から運転不適格と認める人は少ないようだ。軽い認知症などの病気にかかっても、家族がそういう人から免許証を取り上げるのは至難の業のようだ。

一方では危険運転は年齢ではないという思いもある。高齢者の運転と、若者の運転を比べると、実際には若者の運転のほうが、乱暴で無謀運転が多く、何倍も危険率は高いことが証明されている。高齢者も自分の若い頃を思い出せばよく分かる。格好をつけて無意味にスピードを競ったり、他の車に抜かれたりすると意味もなく悔しいことなどがある。多くの高齢者はそれがなくなり、無理をしない安全運転をするようになる。

それでも高齢者になると身体的な衰えだけでなく、各種病気になる確率は高くなる。車は便利な道具であると同時に凶器に変わることを考えれば、運転の条件は若いときと同じというわけにはいかないだろう。高齢者といっても個人差が大きいので、何歳になったらと線引きをすることはできない。免許更新の際の高齢者向けの試験を厳しくして、運転をする人をフルイにかけることはやむを得ない。

そして高齢者側も運転に不適格と自覚したら思い切って返還する勇気も必要だろう。地方自治体によっては高齢者が免許証を返還するとタクシーやバスなどの割引券を支給するところがあるようだ。

同時に環境問題のことを考えても、車社会からの脱却も考えても良いのではないだろうか?高齢者だけでなく、子供や車をもたない人も含め誰でも簡単に便利に利用できる新交通システムを全国に普及するといったプラン造りも必要のようだ。

2007年9月25日火曜日

室内で乗馬

夏やせという言葉があるが、私の場合は例年夏には必ず太る。暑さのために体を動かさないせいだろう。今年も例外ではなく2キロほど体重が増えてしまった。今年は抗がん剤治療をしていることもあって、余計体をかばうことも運動不足に拍手をかけたようだ。

そんなこともあり、運動不足対策として、8月にナショナルの「JOBA」を買った。テレビCMでもお馴染みの乗馬を模した運動器具だ。「エクササイズ」「ウェスト」「ヒップ」「脚力」「お好み」などのボタンがあり、選択によりそのゆれ方が違う。速度も変えられる。いずれも1回15分で止まるので、過度な運動にはならないようになっている。私の場合はそのうちから毎日4つのコース、15分×4回=合計で1時間やるように心がけている。付属のDVDを見ながら上半身のエクササイズもするようになっているので、15分続けると結構汗をかく。

宣伝文句ではウォーキングの倍の運動効果というのが謳い文句、効果のほどはある程度の期間をやらないと良く分からないが、テレビを見ながら気軽にできるせいか今のところ毎日欠かさず続いている。今までもいくつか運動器具を衝動買いしたが、いずれも長続きせず、近所の家に移動してしまっている。
あまり激しい運動ではないので、運動不足になりがちな高齢者には良い運動器具のように思う。但し、飽きずに続けば・・・だが。

2007年9月23日日曜日

異常気象

「暑さ寒さも彼岸まで」というが、今年は彼岸になっても異常に暑い陽気が続いている。我が家でも今日も暑くて冷房をしている。お彼岸に冷房をするのはあまり記憶がない。

「異常気象」というのは、「一般には過去に経験した気候状態から大きく外れた気象を意味し、台風や低気圧に伴う大雨や強風などの数日程度の激しい現象から、干ばつや日照不足など数ヵ月程度の現象が含まれる。また、それぞれの地点で過去30年間に観測されなかったような値を観測した場合」だそうだ。

最近はいつも世界中のどこかで異常気象に襲われたニュースを目にしているような気がする。WMO(世界気象機関)の統計では竜巻、高潮、熱波などさまざまな自然災害によって世界中で毎年25万人もの命が奪われており、500~1000億ドル(6.5兆~13兆円)もの損害が出ているという。
上のように定義されている異常気象も、最近のように頻繁に発生すると異常気象とは呼べなくなってきており、それが普通の現象となるのは怖い。これも地球温暖化が影響しているという意見の学者が多いようだ。

アメリカをはじめ先進国は温暖化対策より目先の対策に血眼になり、中国をはじめとする発展途上国は今まで先進国が行わなかった対策に真剣になるわけはなく、世界中が対策を先延ばしにしている。
ある時気がついたら、取り返しのつかない状態になっていたということになるのだろうか?まるで、SF映画のように。

お彼岸なのに異常な暑さに汗を拭きながらこんなことを考えた。

2007年9月20日木曜日

小さな訪問者

9月も半分を過ぎているというのに連日暑い日が続く。
今週は写真のような小さな訪問者があって賑やかだ。
横浜に住む次女が孫を連れて1週間ほどの予定で里帰りしている。ご主人には1週間ほど何かと不便をかけて申し訳ないのだが、私がこのような病気になっているので、孫の顔を見させることが最高の薬になるという考えでご協力いただいている。いつも感謝に絶えない。

孫は1年と2ヶ月になり、前回の訪問のときと違い靴を履くようになった。どこへでもスタスタと歩いていく。目に触れたものは何でも触り、そして口に入れる。家の中でも外でも決して一人で自由にさせることはできない。

家に来て早速リビングのテーブルの角に頭をぶつけて大泣きしたので、早速ホームセンターでテーブルやピアノなどの角々にはゴムのガードを貼り付けた。すると今度はそのガードを力任せにはがすことが面白いらしく片端からはがして歩く。正に話の通じないチビッコギャングである。

小さな子がいるといつもより来客も増える。笑ったといっては大騒ぎ、泣いたといっては大騒ぎ、常に中心にはこのチビッコギャングがいる。大人たちがこの子を囲んで大騒ぎをしているときはいつも平和である。

まだ会話はできないが、子供の笑顔というのはどうしてこのように大人に慰めを感じさせるのだろう。

子供の笑顔を眺めていると、正に"Relay of life"。命が続いていくんだなということを実感する。

今週は戦場のように賑やかだが、来週になるとまた静かな家庭に戻る。

2007年9月18日火曜日

定期健診並びにジェムザール5回目の点滴

本日は先々週9月5日(火)に続いて定期検診並びに5回目のジェムザールの点滴を行う予定。

前回に白血球はジェムザール点滴後約2週間後で元に戻ることが確認された。今日も果たして前回と同じ結果になるかどうか・・・。白血球が元に戻れば本日点滴を行う。

朝病院に到着して、すぐ採血とレントゲン撮影を行って、11:00の診察を待った。予定時刻ちょうどに呼び出しのベルが鳴った。

診察結果
・白血球の数値は4,100と正常範囲(3,900~9,800)内だった。

・好中球も異常なし。
・肝臓の数値等は正常値。
・レントゲン画像には異常は見られない。
心配していた白血球も好中球も正常値だった。2回連続で4,000を越える数値なので、ジェムザールに対する副作用の状況は把握できた。来週、PET-CTとCT撮影をして癌組織の確認を行うので、その結果を見て今後の治療方針を決める。


外来での点滴は通院治療センターへ行く。受付をしてから、1~2時間(混み具合で異なる)待たされる。順番が来るとポケベルで呼び出されるので、病院内ならどこにいてもよい。今日はゆっくり昼食を摂り、図書室で週刊誌など見ながら時間をつぶした。

ベッド、またはリクライニングシートがずらりと並んでおり、希望があれば選択できるようだ。ベッドならばテレビを見ることができるし、リクライニングシートなら本を読みながら点滴ができる。前回も今回も指定はしなかったが、リクライニングシートだった。

吐き気止め30分+ジェムザール30分、両方でも1時間で終わった。


2007年9月13日木曜日

安部首相の辞任にはびっくり

昨日の午後の安部首相の辞任のニュースには驚かされた。
ニュースや、特集番組などを見てもやめる理由がさっぱり分からない。ご本人の会見では「テロ特措法は絶対必要だ。小沢さんに会談を申し入れたが、断られた。自分が身を引くのが解決の早道だ」というような内容だった。やめる理由にはなっていない。議員や評論家を集めた特番でも、誰もが首を傾げるばかりで、これがやめる真相だ・・という決定的な理由は見つからない。

脱税説や、健康不安説まで飛び出しているが、どうやら首相就任前から腸の持病(それもかなりの難病)を抱えていて、本人はその都度何とかもつだろうと思っていたが、ここで急激に悪化した・・という説が真実に近いのかという感じだ。背景には次から次から襲い掛かる難題に気持が萎えてしまったということもあるだろう。もし、健康が理由ならば、その通り発表した方が影響が少ないように感じるが。 政治家の健康不安は表に出さないという不文律があるが、時と場合のような気がする。 【ちょっと前の情報→記事

それにしても、やめるタイミングはあまりに悪すぎる。小泉首相のときの安部さんは後継者としてあれだけ嘱望された若手の断トツナンバー1だったのに、この辞め方では後世に残るのは悪名ばかりであまりに気の毒だ。周囲にいて強くアドバイスをするような友人やスタッフには恵まれなかったのだろうか?

昨日ネットを見ていたら、「麻生太郎内閣総理大臣登場への期待から、アニメ関連株が高騰」などというニュースまで出ていた。麻生太郎がアニメオタクだからだそうだ。首相ともなると、「もうやーめた」ではすまない。日本だけでなく、世界にまで大小の影響が出るのだろう。

安部さんの涙ぐんでいるように見えるうつろな目を見ていると、この先日本はどうなっていくんだろうと不安を感じてしまう。

2007年9月10日月曜日

生きる

9月8・9日の黒沢リメーク版ドラマを見た。
両作品とも原作をなぞった忠実な作りになっていた。両作品とも時代を現代に置き換えているので、両方を見た人にはやや不自然な点も感じることがあるだろうが、そんなことは細かいこと、出演者も芸達者な俳優を揃えてよく仕上がったドラマだと思う。

「生きる」の感想。
この映画は2つの部分に分かれている。主人公ががんの告知を受け、余命を知って、役所を休んでヤクザと遊び回って今まで知らなかったことを一気に知ろうとしたり、元部下の天真爛漫な女性職員から何か人のために作り出すことを教えられるまで。ここでいきなり主人公の葬式場面になる。原作を見たときはあまりに早く葬式場面が出たのに驚いた。でも物語が進むに従って納得した。後半は葬式に出た個性的な人々が、主人公が公園を作るために孤軍奮闘する場面を回想で描いている。この構成は原作と全く同じ、実に巧みな描き方で見る人を引き込む。

この作品は「全国市長会推薦作品」にすべきである。最初の部分に市民の要望を「たらい回し」する場面が登場する。役所なのに自分たちで「休まず、送れず、働かず」などという。
舞台は昭和27年だが、今の役所はそれほどひどくはない。社会保険庁は例外として、お役所の対応はずいぶん改善されている。それでもときには「たらい回し」になることがあるが、それは縦割り行政のせいで、職員のせいではない。しくみの欠陥に手を入れない上層部の怠慢には腹が立つが。

重箱の隅をつつくようなことだが、原作は胃がんだったがドラマはすい臓がんに変わっている。これは50年前は胃がんは死の病気だったが、今は検査技術の発達で胃の全摘でも生きられる時代になったので、現代でも発見の難しいすい臓がんに変わったのだろう。

原作で志村喬が劇中で歌う「ゴンドラの歌」。ドラマで主人公が口ずさんで耳に残るが、今の定年前の50代男性でも、この歌を口ずさむだろうか?65歳の私にも相当古い歌だが。でもリニューアルで何の歌にすればよいかと考えるとき・・・あまり思いつかない。これしかないか?

この映画はトム・ハンクス主演でハリウッドリメイクが予定されているそうだ。

2007年9月8日土曜日

天国と地獄

最近、1週間ぐらい前からテレビドラマで黒澤明監督の「天国と地獄」「生きる」のリメイク版を放送するという予告がよくされる。今日と明日放送されるようなので今から楽しみだ。
私の年代は映画ファンが多い。私も例外ではなく、若い頃は平均以上の映画ファンだった。特に黒澤明監督の映画といえば他の監督とは一線を画した評価だった。「天国と地獄」(1963)は私が大学生の頃封切された。「用心棒」(1961)「椿三十郎」(1962)続いて公開された。黒澤監督は映画を時間と金を
かけて丁寧に作るので、年に1本のペースでしか発表されなかった。それだけに映画撮影中から新聞雑誌で大変な話題になり、封切りのときは大変な騒ぎになった。私もワクワクしながらバイトを休んで映画館の列に並んだのを覚えている。

「天国と地獄」といえば他の黒澤作品といろいろ違う性格があったのでよく覚えている。まずは時代劇の傑作を取り続けた監督が久しぶりに作った現代劇で話題になった。当時でも他の映画は殆どカラー(総天然色といった)になっていたのに、黒澤監督はモノクロにこだわった。そのなかでもこの映画は一部だけ彩色した部分がある。身代金を入れたかばんに薬剤を縫いつけておき、燃やすと煙に色が付くという設定で、この部分だけをモノクロ画面にマスキング合成でピンクに着色して話題になった。トランペットの音楽とともに、焼却炉の煙が突然モノクロからピンクになる画面が未だに目に焼きついている。スピルバーグ監督が「シンドラーのリスト」でその手法を借用して話題になった。

映画にも登場するが、当時幼児誘拐の罪が軽かった。未成年者略取誘拐罪で3ヶ月以上5年以下の懲役、営利略取誘拐罪で1年以上10年以下の懲役。監督はこのことを訴えることも映画製作の目的にしたが、一方で不幸なことに映画公開の後に都内を中心に誘拐事件が多発した。有名な吉展ちゃん誘拐殺人事件も犯人は逮捕後、『天国と地獄』の予告編を見て思い立ったと供述している。その他にも数件、この映画を模したと思われる事件が起こっている。国会でも問題として取り上げられ、刑法が現在の罪に一部改正されるきっかけになったという。

三船敏郎、仲代達也、香川京子、三橋達也、加藤武等々の芸達者な主役陣に新人山崎努が犯人役として抜擢されて話題になった。

2007年9月7日金曜日

人事も経理も総務も中国へ

9月3日放送のNHKスペシャル「人事も経理も中国へ」には考えさせられた。私はサラリーマン時代は製造業にいたので、生産現場が中国へ移転する話はいやというほど見せられた。そして多くの生産現場が下請工場とともに日本から消えた。この放送は人事、経理、そして今までは決して外国に出すことは無理だといわれた総務までもが出ていっているという現実がテーマだった。

放送ではカタログ販売で有名なニッセンの総務部を舞台として、総務仕事の一部を大連の会社へ移す過程を導入の計画段階から実施までをカメラが追った。担当役員からこの命題を突きつけられて拒否反応を示していた課員が、尻を叩かれながら、いやいやながらも仕事をマニュアル化し、OA化することで中国移転を可能にしていく様子が映し出される。実際の話なのにドラマのように切実感があった。中国側の受け入れ体制も想像を超えている。日本語を訓練された大学卒の優秀なスタッフを多数揃えていて、今や現実に日本の企業の2,500社が事務仕事を移しているという。企業にとってコストダウンは避けて通れない。中国の人件費は日本の5分の1、企業がそこへ目をつけないわけがない。そして知恵のある一つの会社が何かの手段を成功させると、右にならえで一斉に真似をするのも日本企業の特徴だ。

この放送を見ながら、少々複雑な気持になった。生産現場も、人事も経理も総務も中国に移してしまったら、会社の実態は一体どうなるのだろう。私達の孫の世代が成長した頃には勤める職場が果たしてどのくらいあるのだろうか?これからはグローバル化の時代だから、発想を変えて学生の頃から留学して、仕事の舞台は世界中になる時代がくるのかもしれない。

とはいっても国内の職場の絶対数が少なくなれば、今以上の格差が開く恐れはないのだろうか?農業政策もそうだが、必要なものは国が舵取りをしなければ、将来の日本はどうなってしまうのだろう?

2007年9月5日水曜日

定期健診並びにジェムザール4回目の点滴(再)

昨日は定期健診日だった。

先週28日(火)は検診並びに4回目のジェムザールの点滴を行う予定だったが、白血球の低下で抗がん剤点滴を断念した。昨日は前回の点滴から2週間経ったので、白血球が元に戻れば点滴を行う。

朝病院に到着して、すぐ採血とレントゲン撮影を行って、11:00の診察を待った。昨日は主治医のY先生が出張でM先生の代診だった。予定時刻ちょうどに呼び出しのベルが鳴った。

診察結果

・31日に行ったMRIの結果は異常なかった(頭部への転移なし)。
・白血球の数値は4,130と正常範囲(3,900~9,800)内だった。
・好中球も異常なし。
・肝臓の数値等は正常値。
・レントゲン画像には異常は見られない。

知人から戴いた健康飲料がよかったのか、白血球も好中球も正常値に戻った。ここのところ低い数値が続いていたので、4,000を越える数値は久々だった。

外来での点滴は通院治療センターへ行く。ベッド、またはリクライニングシートがずらりと並んでおり、希望があれば選択できるようだ。ジェムザールの場合は吐き気止め30分+ジェムザール30分、両方でも1時間で終わる。

2007年9月3日月曜日

白血球を増やす食材

横浜に住む娘が骨髄抑制に苦しむ私のことを心配して、白血球に関するサイトを探して送ってくれた。

白血球の数値を上げる食材があれば、すぐにでもトライしたいのだが、主治医の先生にも「残念ながらそのような食材はない」といわれたくらいなので、あまり医学的に根拠のある情報は見つからない。

送られてきたサイトの内容を読むと実験では「ニンニク、しそ、たまねぎ、しょうが、キャベツ、長ねぎ」などが良いとある。日ごろ摂取している食材が多いし、幸い特殊な食材ではない。効果の程度が試験管の中だけの微量なものなのかもしれないが、心がけても害になるようなものはないようだ。このような食材を常にメニューに加えるように家内に依頼した。

他にも記事にある注意事項等は心がけて悪いことはない。
この種の記事や情報があるということは同じような悩みを持つ人が多いということの裏返しだろうか?

白血球を増やす食材
http://www.asahi.com/health/jhcolumn/030830/030830d.html
http://skrsk.blog39.fc2.com/blog-entry-32.html
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1658278.html

日光浴も白血球を増やすのによいらしい。http://www.geocities.co.jp/Milano/1286/nikkou.html


白血球の数値が下がったら気をつけることhttp://blog.goo.ne.jp/setoyamaosm/c/acdd581cd91b95f5842fa42f182dee1d

2007年9月1日土曜日

姫井先生と横峰先生

昨日は定期健診ではないががんセンターへ行った。半年に1回のMRIの予約日だった。頭部への転移の有無を確認するためである。予約時間は9:00で朝一番なので早めに呼ばれ20分ぐらいですべてが終了した。結果は定期健診の際説明される。

早く終わったので、病院内の図書室へ寄った。ここの図書室の蔵書はガン関連の書籍が中心だが、他にも新聞とか週刊誌、雑誌、一般書籍も結構あるので待ち時間などによく寄る。今日は固い本はやめて週刊誌をぱらぱらと見ていたら、先日の参議院選挙で初当選した民主党の姫井議員と横峰議員のスキャンダルが週刊文春と週刊新潮に大きく取り上げられていた。

「姫のトラ退治」で有名な姫井先生、自民党への逆風に乗っかり、大物の片山虎之助先生を破ったのですっかり有名になった。でも、このスキャンダルはまずいでしょう。この記事は不倫相手の元高校教師が手元に持っている長期間のツーショット写真を洗いざらい週刊誌にぶちまけて、その写真が何枚も掲載されている。週刊誌の記事は大半は信用できないことが多いが、写真は嘘をつかない。これだけ証拠を見せられたら信じざるを得ない。姫井先生ちょっと偉くなったので、生真面目な年下の不倫相手を冷たく袖にした結果、相手の深い恨みを買ったようだ。一見可愛く見えるこの先生、顔に似合わず大胆のようだ。刑事事件ではないものの、国政に携わる者としてはこのスキャンダルは議員活動に支障をきたすことは間違いなさそうだ。さて、この結末は?

もうひとつの横峰先生のスキャンダル、記事が出てから懸命に否定して週刊誌を相手取って訴訟など起こしているようだが、このお方は元々その程度のお方、じたばたしても運命は尽きている。娘の七光りでテレビに登場した当初から、どう見ても国政は似合わない胡散臭さを漂わせたお方。 今このふたりに投票した人は後悔していることだろう。

大体、衆議院にも杉村某という似たような議員がいるが、このような品格のない議員に国政を任せなければならないことが悲しい。国政の舵取りはそれなりに見識や品格を持った人物に任せたい。こういう人を選ぶ国民の側の問題だという人もいるが、党が公認する以上は国政を担うことのできる最低限の資格を持った人に限定してもらわなければ国民だって分からない。そして、間違って当選したのなら、一刻も早く退場してもらいたいものだ。