2008年4月4日金曜日

ガソリン価格

一昨日(4/2)、病院へ行く途中、この近辺のガソリン価格はどうだろうとガソリンスタンドの表示価格を見ながら車を走らせた。

30分の道程の中に、ガソリンスタンドが10店があった。2店が表示なし。残りはすべて値下げして、最安値128円が1店、130円が6店、132円が1店だった。表示のなかったスタンドも今頃は値下げした価格を出しているだろう。

私の場合はあまり車を使わないので、1ヶ月に1回程度しか給油をしない。当分は入れる予定はないが、もし入れるとなるとやはり安い店へ行く。1~2円のことならどこでも良いが、1リットル25円となると大きい。

でも、ガソリンが安いからといって手放しで喜べない。元売りからの補助の対策はあるようだが、1週間程度はすべてスタンド経営者の自腹だということを知っているだけに複雑な心境だ。

もともと石油業界は何年も前から毎年のようにこの「ガソリン税の暫定税率を本則の1リットル28円に戻す」よう政府・自民党に陳情しているそうだ。しかし、当然聞き入れられてはいない。その業界が今回のような政治ドタバタのあおりを食らうのは誠にお気の毒としか言いようがない。

自民党はまたこの暫定税率を元へ戻そうとしているが、それがなくてももともとガソリンには「揮発油税」と「地方道路税」を合わせたガソリン税が28円かかっている。これでも十分高い税金だ。

それでも日本は税金で成り立つ国、税金がなければ何もできない。一般財源化を含めた良い使い方の道筋が納得できるものならば国民もガマンするだろう。

特に本当に必要な道路だけに絞ること、お役人の無駄遣いをどのようになくすのか、利権構造を正す具体策を示すことは最低限必要だろう。

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