2008年4月22日火曜日

花粉症に朗報

桜の季節で気分が浮き立つ人もいれば、花粉症で憂鬱な毎日を過ごす人も多い。そんな中花粉症の人にとっては少し明るい話題がある。

「山口大学の研究室の研究では花粉症を引き起こすたんぱく質をスギ花粉から取り出し、弱毒化して錠剤として飲む方法で、花粉症患者8割以上の症状が改善した」というニュースだ。(情報はこちら

花粉症の原因となるたんぱく質を1日に0.7ミリグラム摂取するよう調整した錠剤を患者40人に30日間投与したところ、34人の症状が改善。うち5人は完治したという。治療の原理は注射と同じだが、注射による治療が数年かけて、継続的に行わなければならないのに対し、この「経口ワクチン」による方法は錠剤を1カ月飲むだけで、「手軽な治療法」としている。

近年、花粉症の患者数は年々急増し全国で2,000万人と推定されていて、今や国民病とさえいえる。

戦後、杉を大量に植えたことにより起きたのだから、杉をすべて切って、その後にヒノキを植えろという乱暴な意見もある。花粉の少ない杉に植え替えているという自治体もあるようだ。

どちらにしても、簡単に解決するような対策はなかなかないようだ。

我が家の近くに花粉症を抑えてくれる評判の医院があって、この季節には長蛇の列になるという。一方で、その近くの別の内科医に勤務する看護師さんがいて、その人の話によると、そこにはその評判の医院で打たれた注射のせいで体調を崩したという患者が多く訪れるという。

花粉症を治すために他の病気になったのではたまらない。上記のニュースのような良い薬の発売は患者にとっては朗報だ。また製薬会社が大儲けをするのは気になるが、花粉症の人にとってはありがたいことに間違いはない。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

tamyさん

本日説明を受けてきました。

主治医からは、

・原発巣はやや改善
・肺内転移部分が憎悪してきている
・癌性リンパ管症の状態が悪化
・胸水が認められた

2クール終了時(先月末)時点では確かに〝効いていた〟
が、今月に入り耐性が出てきているため現在のレジメンは中止し次の治療法にシフトしたい。

次の治療薬の選択肢としては
・タキソテール
・ジェムザール
・ナベルビン
・TS-1
・タルセバ

ただし母の体の状態を考えると今は従来型の抗癌剤投与は避けたいので今回はタルセバを選びたい。
ゴールデンウイーク明けを目処に投与を開始したいのでそれまで一旦退院し体を休めてほしい。
、、、とのことでした。

家族で説明を聞いたあと私だけ残って話をしました。

・癌性リンパ管症が悪化していることが一番懸念される
・総体的にみてかなり厳しい状況である
・タルセバの効果については未知数であるがその未知数の部分に期待したい

先月末まである意味〝順調〟だっただけに、この展開に少々戸惑ってます。
それでもまだ試せる薬があるだけいいのかもしれません。
今はタルセバの〝未知数〟に期待するしかないようです。

tamy さんのコメント...

ヒロさん
この前までは抗がん剤治療の効果が認められて、ひと安心の様子だっただけに、今回の話は残念ですね。

お母さんともども、落胆の様子が伝わってきます。でも、早く気持を切り換えて、次の治療に備えてください。

タルセバも承認されたばかりの抗がん剤ですから、効果は未知数ですが、分子標的薬なので、点滴の抗がん剤に比べて副作用が比較的楽です。お母さんにうまく適合すればよいですね。