2008年10月16日木曜日

白血球やや改善

今日は雲ひとつない秋晴れで最高の天気だ。今回入院した部屋は前回と反対側の南向きの部屋なので朝日が燦燦と差込み、カーテンをしめないと暑いほどだ。

この病院では北向きの部屋は富士山が、南向きの部屋は駿河湾が見渡せる。先ほどまで穏やかな空気の中、しばらくぼんやりと駿河湾と沼津、三島の街を見下ろしていた。

さて、先日の血液検査で白血球と好中球が減少していたので予定通り治験の服用ができないでいたのだが、今日再度血液検査を行った。

9時半ごろ担当の先生が病室に見えて検査の結果を説明してくれた。
その結果白血球は4,000、好中球は33.7%だった。

服用薬をやめたことで、白血球が3,190から4,000に上がって正常範囲になった。
ただ、好中球がまだ40%になっていないので、治験の基準には達せず、すぐ服用はできない。

白血球の減少原因は他の薬(前立腺の薬)の副作用である可能性があるので、服用をしばらくやめれば数値が正常に戻る可能性がある(この薬を服用する前は正常だった)ので、月曜日に採血してその数値を見てその後どうするかを判断することになった。

一旦退院して通院で血液検査をする方法もあるので、どちらにするか聞かれたが、入退院の手続きも結構面倒なので、このまま病院にいて月曜日の採血の結果でどうするか決めることとした。

同じ治験薬を先行したアメリカの治験での副作用に「好中球減少」があるので、やや心配もあるが、それを恐れていては抗がん剤そのものを諦めることになるので、やれる所まで挑戦するつもりでいる。

なお、この薬を飲むようになるのか、中止になるかどうかは今の時点では不明だが、挑戦の記録を別項(tamyのつぶやきトップページ上段のメニューに「闘病記・治験」)に記しているので関心のある方はご覧ください(こちら)。

9 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

tamyさん

最先端の治療にチャレンジですね。
いろいろ薬を服用すると、確かに副反応が出ますね。
私も運転中に、今までにない強いめまいが出たことを、今日医師に伝えたら、
一部の薬が明日から半分になりました。
血圧が下がりすぎているようです。
血圧が結構下がると、吐き気も出ますね。
先日は、脇道で良かったです。
ハザードをONにして車を止めました。

大さん
夕べ、大さんのためにお祈りました。

匿名 さんのコメント...

はじめまして
治験がうまくいきますように、期待しています。
良い薬が一日も早く多くの患者の手の届くところに来て欲しいと思っています。
幸運を!!

tamy さんのコメント...

ラザロさん
西洋医学で使う薬剤は即効性があるかわりに、身体のバランスを崩すことは確かですね。
自然界でひとつの種を絶滅させると自然破壊につながるのと似ています。

みっちーさん
はじめまして。今治験で試そうとしている薬は分子標的薬です。分子標的薬はがん細胞だけに働くので副作用が少ないということになっています。タルセバやイレッサとは違うタンパク質に働くというので期待しています。私の場合タルセバは副作用がひどかっただけに、今度の薬には期待が大きいんです。うまくいくといいんですが・・・。

匿名 さんのコメント...

tamyさん

とてもロケーションの良い病院ですね。心が癒されますね。もう1年行って無いのですが、ホームコースが富士山の裾野にあります。               雄大な富士山を見ながらのゴルフは
本当に気分の良いものでした。この頃、中国人の観光も増えたと聞きます。富士山は東洋人の憧れなのでしょうか?

月曜に治験が決まるとの事、今度こそと、祈っています。

tamy さんのコメント...

takemiさん
私のコースも36ホールあって、すべてのホールから富士山が見えるのが売りでした。そのコースでは毎年春にはウグイスがきれいに鳴くのが好きでした。そのせいか、腕前の方はいつもライオン(110の王)でした。
そのゴルフもこの病気をして以来6年間ご無沙汰です。仲間たちも私に気兼ねしてか(?)やめてしまったようです。

匿名 さんのコメント...

tamyさん
今朝、シャッッターを開けながら主人が『今日はゴルフ日和だな〜』と言っていました。私の為に今は
大好きなゴルフを止めているものですから、今日のような日は、特に行きたいのでしょう。富士山が奇麗でしょうね。以前、家族に内緒でゴルフに行き、ちょうどプレー中に携帯がなり、話している途中にウグイスが鳴いてバレてしまった事がありました。今では笑い話ですが。
tamyさんと同じコースかもしれません。本当に良く通っていましたから、もしかしたらお会いしていたかもしれませんね。又ゴルフが出来るように、居間にバッグを置いて、何時も見えるようにしています。


良い知らせ、待っています。

tamy さんのコメント...

takemiさん
この病気は周囲の人の楽しみも奪ってしまっていることが分かります。
居間にバッグを置いて、治った時の楽しみを励みにがんばるのもひとつの方法ですね。

匿名 さんのコメント...

ラザロさん、有り難う御座います。祈りの大切な時代に宗教心のない自分が恥ずかしいですよ。心の癒しはその大切な時期にならないと理解出来ないのが悔やまれますね。こんな歳になっても、寄り添って最期まで付いていてくれる人間の温かさは無上の慰めですね。感謝しています。チャプレンと言うキリスト教には心の癒しが目的の人々がいるそうですね、知って初めて大切な心の繋ぎ役をしてくれているそうですね。気づくのが遅かったですよ。情けない事です。

匿名 さんのコメント...

大さん

毎晩、就寝前にお祈りしていますよ。
癌に限らず、知り合いの中には、
召される前日に、信仰をもたれる方は少なくありません。
『生きていて、わたしを信じるものは、死んでも生きるのです。』(聖書の中のイエス・キリストの言葉)