2007年4月1日日曜日

ヤマカンって山本勘助のこと?

今日から4月、日曜日はNHKの大河ドラマ「風林火山」の放送日。最近は放送時間も6時(NHKハイビジョン)、8時(NHK)、10時(NHK衛星第二)の3回あるし、見逃したら翌週の土曜日に再放送・・と至れりつくせりなので助かる。

新年から始まったこの大河ドラマ、先週からようやく原作本(井上靖『風林火山』)の最初の部分に入った。1年間という長丁場、脚本家もお話を足すのに苦労されているようだ。

山本勘助は実在の人物であることは間違いないようだが、江戸時代の『甲陽軍鑑』を元に江戸時代の軍談の作者による創作であるという説が有力なようだ。また近年の研究では実際は武田軍の伝令将校だったという説もある。

各地に残る家伝や伝承は江戸時代になって武田信玄の軍師として名高くなった勘助にちなんだ後世の作り物である可能性が高いと考えるのが主流のようだ。

当て推量なことをヤマカンというが、山本勘助を略したという説(大言海、辞海)があるところをみると、その出自が怪しいのか、人物が怪しげだったのかは間違いないようだ。

それはそれとして・・・現在の歴史物は事実と違うことは普通のこと。大抵はそんなものだろう。はるか昔の歴史に登場する人物に思いを馳せながら、あれこれ想像を働かせながら毎週楽しみに見ている。
山本勘助は本来足が悪く、片目で異相という伝承なので、内野聖陽はややきれい過ぎる印象だが、あまりひどい風体ではドラマとして成り立たないのだろう。NHKの時代劇『蝉しぐれ』での牧文四郎の新鮮な若侍役とはガラッと変った印象であり、全く印象の違う二つの役を無難にこなすところはさすがに文学座の俳優だ。

それと若き日の武田信玄役の市川亀治郎も好印象。信玄のイメージは髭面の豪傑タイプだが、このイメージは後世に作り上げられたものだろうから、亀次郎の信玄は新鮮なイメージだし、歌舞伎で鍛えた重厚感はこの若き日の大物の登場人物にふさわしい。

歴史にレバタラは禁物だが、武田信玄が病気で倒れなければ、家康や信長を倒していた可能性も十分あるわけだから、日本の歴史は大きく変わっていただろう。今の日本の首都は東京ではなくて、甲府だったかも・・・。

2 件のコメント:

大 さんのコメント...

tamyさん、ヤマカンは山本勘助の事ですか、65歳を過ぎて老人の域に入ると大体の事は推量がついて、若者の浅はかさな行動や言葉に自分たちも若い時があったなと悔やむやら、懐かしむやらで複雑な気持ちですね。あの若さに今の老練な頭脳が備わっていれば総理大臣になっていたと後悔しています。人はうまく出来ていませんね。28億年前の細胞1つから進化して海から陸へと住み替えて生きていますが、DNAはそのままで変化していないそうですが、一体誰が生物を地球上に育てて居るのですかね、不思議ですね。生物の歴史から考えれば人の一生なんてほんの一瞬ですね。生まれた事に感謝しましょう。

tamy さんのコメント...

ホント、もういちど人生やり直せるといったら、あれもこれも・・・やり直したいことだらけです。想像の機械・タイムマシーンの物語がよく登場するのは永遠の人類の夢だからですね。