2007年8月9日木曜日

暑中お見舞い

7日に退院し、3日目になる。その後抗がん剤の副作用らしきものは感じない。最初の頃は手先のひびれがあったが、それもいつの間にか軽くはなっている。問題は骨髄抑制だが、これは自分では分からない。入院中も体調がよいのに白血球の数が減っているということがあった。自覚症状はないし、自宅療養で白血球を増やす対策などもないので困る。

それにしても毎日暑いですな。自宅にいるときは普通の生活をしても良いといわれるが、自宅に帰った途端にこの猛暑である。散歩なども控えざるを得ない。あと1ヶ月ほどは暑さに耐える生活が続く。暑さはエアコンで防げるのだが、私は元々エアコンが嫌いなので困る。サラリーマン時代は周囲に合わせるのに慣れて、それほど苦にはならなかった。寒いと思うときは上着をはおっていた。

家では家族が暑いというときに自分だけ寒いと言ってよくもめた。

子供時代はエアコンなどなかったので、汗をかきかき、ウチワであおいだものだ。そんな時に風鈴を鳴らして吹き抜ける涼風が実に気持よかった。エアコンでガンガン冷やすよりも、暑さの中の一瞬の涼風の方が何倍も心地良い。それにしても、そんな時代は子供だったので分からなかったが、多分大人の世界では仕事の能率はガタ落ちだったのだろう。
それにもう一つの風物詩、7月になると、夜に蚊帳(かや)をつるのが子供心にうれしかった。蚊帳の中は別世界でよくはしゃいで母に叱られたのを覚えている。蚊帳を知る世代は今60代以上だろうか?

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

毎日暑いですね。粘り強く、治療に専念していますね。いろいろ教えて貰っています。最近は、ガン治療にも慣れて、ここまで来れば後は自然に任せるように自分で納得しています。三波春男の歌謡浪曲を聴いていて、東海道の鳴海の宿とは今のどの辺ですかね?立花左近の浪曲に出ていますね。

匿名 さんのコメント...

大さん、毎日本当に暑いですね。言いたくはないけど、ついつい「暑い、暑い」と口から出てしまいます。
鳴海の宿という名は私も初めて聞きました。ネットで見てみると、名古屋にある場所で、東海道五十三次の宿場町として発展したようですね。
東海道沿いはどこも歴史があるので、浪曲などの題材には事欠かないのでしょう。
大さん、暑さはまだしばらく続きますが、ご自愛ください。

匿名 さんのコメント...

初めまして。
今日も猛暑日、熱帯夜ですね。体調に気をつけてお過ごし下さいませ。

私、40代(但し後半)ですが、蚊帳は子供のときに吊ってましたよ。
確かに別世界という感覚でした。懐かしいです。

匿名 さんのコメント...

れいさん、はじめまして。
そうですか?40代の人も蚊帳を覚えているというのは意外でした。
確かにあの別世界のような感覚とあのにおいは子供達に説明しても分かってもらえません。蚊帳はエアコンに取って代わったのでいいのですが、昔と現代、得たもの以上にたくさんの失ったものがあるというのは残念ですね。