2007年8月25日土曜日

チャイナフリー

先日ニュースでアメリカのある健康食品会社が自社の商品に「China free(中国産品は使っていません)」のシールを貼り付けている映像が流れたが、これには驚いた。その会社の製品価格は同等の商品より2~3割高いが、人気は上々だという。安値で世界を席巻したかに見える中国製品も赤信号のようだ。

最近は暇があるので家内の買い物に付き合い、スーパーへよく行く。家内も大分以前から中国製品には恐怖心を持っており、必ず商品の裏を見て「中国産」という表示を見るとすぐ商品棚へ戻した。それを見ながら、私はその表示は信用できるのか?とつぶやく。なぜなら、今中国製品の輸入量は想像を越えている。表示は消えても、物が消えるわけはない。現状は残念ながら中国製品なしでは日本の製造業も商業も飲食業も成り立たないはずなのだ。

私の子供の頃、海外に輸出される「Made in Japan」という言葉は「安かろ悪かろ」粗悪品の代名詞だった時代があった。それが今では日本製は世界に誇れる商品を多数を持つようになった。欧米の映画を見ると登場するカメラには殆ど日本の会社のロゴが入っている。一般家庭の中には日本製の電気製品や車も欧米と肩を並べて登場している(やや韓国製品に押され気味だが)。映画の舞台で日本料理店が普通に登場するようになったのはここ2、3年のことだ。粗悪品の代名詞から地位を確定するには50年とか、60年とかの年数がかかるのが普通のようだ。

今や中国は世界の工場だということは動かしがたい。品質保証だけでなく、安全や環境に対するコストはかけるということを要求しなければならない。あれだけの人口の国、人件費は容易に上がりそうもないが、諸々の技術で先輩として日本が助けることはまだたくさんありそうだ。

5 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんばんは
アメリカがえりの初めての書き込みです。
USAで感じた事。
USAでは、カメラは、新聞の宣伝にも載っていました。使っている人にも会いました。
しかし、その他は、昆無と言って良いくらい日本は知られていませんでしたー(^_^;)
これには、ショックを受けました。
USAでは、カメラとゲーム機しか店頭において目に入りませんでした。
ノートPCでは、東芝のものを持っている人が居ました。
日本は、ほとんど知られていないんです。
スポーツ新聞を見ても、日本人選手の記事なし。
かなり頑張らなくては、日本は、諸外国から忘却の一途です。

匿名 さんのコメント...

tamyさん、大さん、先日はコメントをありがとうございました。
実際にイレッサ治療をしていらっしゃる方から
声をかけていただいて・・・。
父もきっと大丈夫!という気持ちになれました。

父は今、総合病院で肺のリハビリ入院中ですが
来週中に自宅療養に切り替える予定です。
(常に酸素ボンベが必要な状況です)
来月頭にガンセンターで全身の検査をして
その結果によって今後の治療方針を決めます。

これから父の病院へ行ってきます。
tamyさんの事を話して元気付けてきます!
(日記の内容に関係のないコメントですみません;;)

匿名 さんのコメント...

ラザロさん
お帰りなさい。アメリカは仕事でしたか?
バブルがはじけてからは世界での日本はすっかり元気がなくなりましたね。最近は中国を含めたBRICsにすっかり押され気味、もうこの傾向を変えることはできないでしょう。だって、今の若い人には技術系はさっぱり人気がないそうだから。現に今年の秋、沼津で技能オリンピックが開かれますが人気はいまひとつ・・・。

イシュタルさん
今、日本では7,000人ほどがイレッサ治療をしているそうです。ひところの副作用騒ぎで、厳重に事前の検査をして尚且つ入院しての服用なので、意外と少ない人数です。それだけに治療に至った場合には重篤な副作用を避けやすい体制ができたいうことです。後は効果の有無ですね。劇的に効果が出る場合がよくありますから、それを信じて治療に取り組むようイシュタルさんが励ますとよいですね。

匿名 さんのコメント...

USA帰りのラザロさんの感想は全くその通りですね。日本は諸外国からすれば、far
east 極東です。アメリカで日本の話題なんて、一年に2,3度くらいでしょうかね。問題外なんですね。日本人が考えるように外国では考えられていないのですね。アジアではましな国だな位ですね。簡単に言えば遅れた国、顔の無い国、資源のない国、外交弱小国、悪い事ばかり書きましたがこの位に思わないと、すぐに一斉傾斜する国民性があるのです。愚かな戦争が良い例です。世界でどの位の位置にあるかしっかり見極めすべき時ですね。いつか来た道をまた愚かに来る事になると思います。私見です。お許しください。

匿名 さんのコメント...

大さん
同感です。
今の若い方の姿を見ると
先が...。
もっと勉強しなければ、と思います。

私は、USAでは、飛行機に乗る時から、
度胸では、仕掛けました。
おかげで、スチュワーデスさんには、嫌われ、怒られました。m(__)m
帰りの便では、綺麗な方と2ショット。
CHICAGOのダウンタウンには、残念ながら行けませんでした。