2008年3月10日月曜日

外国人の看護師

日本政府はインドネシア、フィリピンと看護師・介護福祉士を受け入れる合意をしているが、その第一陣がインドネシアから年内にも来日するようだ。(情報はこちら

病院現場への外国人の受け入れは、看護師不足の解消につながるとの期待が大きい反面、来日するのは国家試験の合格を目指す研修生。即戦力ではない研修生の受け入れには6割が消極的で、「未知の制度」に対する現場の懸念が大きいようだ。

私もこの病気になってから、この数年の間に何度か入院を経験したが、看護師不足は肌で感じた。がん患者は年を追う毎に増加し、入院患者も順番待ちをしているということを聞く反面、入院しているとあちこちに空きベッドが目立った。それはいずれも看護師不足が原因のようだった。
この病院で起きているということは、全国の医療現場ではどこも同じ問題が起きていることは想像に難くない。どうやらこの問題は一時的ではなくて、慢性的な問題であることは間違いないようだ。

昨年の入院で気がついたことは、男性の看護師が増えたことだった。女性の看護師が不足していることと、男性の中にも看護師希望者が増えてきた結果なのだろう。私の若い頃には想像もできなかったことだ。

将来的に見ても看護師不足を解消する目途が立たないなら、外国からの看護師受け入れはやむを得ないように思う。患者の立場からいわせてもらうと、男の看護師がいるのだから、外国人の看護師がいたっておかしくはない。でも、日本人と同じように意思が通じるような教育だけはしてもらいたいものだ。

工場などの3K職場では外国人を多く受け入れている。ただ、現在のように不法残留や、研修生のようなイレギュラーな形では問題が多すぎる。人手不足の問題解決のためだけに人を放り込むだけでは長続きしない。国や地方自治体がバックアップ体制を十分に考慮して、長期的観点で取り組まなければ、現場は手助けになるどころか、混乱するばかりになるだろう。

1 件のコメント:

大 さんのコメント...

tamyさん、看護師さん不足は厳しい現状で入院患者には、その厳しさが肌で感じますね、これも、医療の崩壊の一端を表しています。医師不足、薬害問題、全て取り組みと見通しの甘さ、官僚システムの硬直化が大きな引き金になっていますね。20年前から始まっていますね。人口減少、労働不足、みんな国民が今から昔の生活に帰らなければ解決しませんね。生活レベルを下げる事は大変なんですね。