2008年6月4日水曜日

接骨院・整骨院

最近、産科医や小児科医の不足が深刻で、全国で問題になっている。医師全体が不足かというと、そうではないらしい。特に歯科医は毎年何千人という歯科医が新たに増え続けているために全国どこでも歯科開業医が乱立気味で、ワーキングプア並みの収入の歯科医も結構多いらしい。

もうひとつ、医院ではないが、接骨院・整骨院の類が近所に雨後のたけのこのように何軒も開業している。柔道整復師(略して柔整師というようだ)は専門学校を卒業して国家試験に合格すれば比較的簡単に開業できるので、開業希望者が年々増えている(こちら)。

最近、近所に開業した整骨院のチラシを見ていると、「各種保険使えます」と書いてある。何でも健康保険が使えるような印象を与えるが、実際健康保険が使えるのは骨折、脱臼、ねんざ、打撲、肉離れだけで、肩こりや、加齢による腰痛などには健康保険が使えない。 ところが、受診をした高齢者は皆一様に保険が使えたという。それはなぜか?

多くの柔整師は腰痛の治療をした場合、「腰部捻挫」等と、保険がおりるような表現に変えて保険を請求することが多いようだ。多くの健康保険では医院の請求に比べると、金額が少ないので、審査もなくそのまま支払うケースが多いのだそうだ。治療内容の改ざんだけでなく、1箇所の治療を2箇所、3箇所と増やして請求する例も多いと聞く。

10年程前にも柔整師の不正請求のことが話題になって、新聞で一大キャンペーンが行われたことがあったが、最近また接骨院・整骨院の数が増えており、受診する高齢者も増えていることから、不正請求の金額が年々大きくなっているようだ。

柔整師が保険者に請求した治療内容は受診した患者に聞いてみれば一目瞭然なのだが、実際はそのようなことは殆ど行われていないようだ。数は少ないが、保険者によっては柔整師の請求内容を患者本人に聞いて、内容が違っている場合は支払いをしないという処置をしているところもあるようだ。

いうまでもないが、まじめな柔整師もたくさんいる。というか、普通は不正などはしない。ただ、不正をする柔整師の率が医院の率より高いということである。

「マッサージのような行為に公的保険が使われているなら、一番の被害者は保険料を払う国民だ」ということで、保険料を払う被保険者がバカを見る。従って、その種の調査は定期的に行われ、不正をしている接骨院・整骨院には退場してもらわなければいけない。

4 件のコメント:

れい さんのコメント...

こんにちは。

どれくらいの不正請求があるんでしょうね。金額的に不正防止の対応に同程度のコストがかかるようだと難しいところですね。

tamy さんのコメント...

れいさん
不正の統計はないようです。私が以前勤務した会社の健保組合の話では毎月レセプトを受け取ると、まず専門のチェック機関へ出すそうです。その期間は見つけた不正の半分が報酬なので、懸命に探し出すそうで、毎月かなりの不正を見つけるようです。柔整師のレセプトの病名は殆どが「○○捻挫」だそうです。そんなわけはないのですが・・・。

ヒロ さんのコメント...

tamyさん

先週後半出張だったのですが、36人乗りのプロペラ機に乗ってきました。
バスより小さい飛行機でその揺れ方は感激すらしました。

母は先週退院後初めての外来診察でした。
結果はレントゲン所見、腫瘍マーカー共良い方向とのことでタルセバ継続決定です。
ひと安心といったところです。
ちなみに母の場合は副作用として〝倦怠感〟が不定期に出現してます。
肝機能は正常値で肝臓が原因ではないとのこと。
重度ではなく少し安静にすると回復するようです。

tamy さんのコメント...

ヒロさん
お母さん、この調子が続くといいですね。

今、国内にプロペラ機があるんですね。
そういえば、以前ヨーロッパに行った解き、近距離移動のとき、同じようなプロペラ機に乗ったことがありました。
そのときも意外と安定してました。