2007年11月29日木曜日

山場CM

私は毎日家にいる関係上、テレビはよく見る。最近「老後は海外で」と海外へ移住する夫婦も多いようだが、私には日本のテレビが見られない海外生活はできない・・・というほどテレビが好きな人種だ。

ところが最近民放でのCMに腹が立つことがよくある。

「続いてのニュースは~です」「そこで見たものとは?」などと番組の山場で番組を切り、思わせぶりなナレーションでCMを流すスタイルが増えたからである。それに加えて、CM明けに、CM前のシーンを再び繰り返して放送するのもイライラする。
以前は話が一段落して落ち着いたところでCMが入るのが普通だった。業界では前者のようなCMを「山場CM」といい、後者を「一段落CM」と呼ぶそうだ。

そしてこの種のCMの流し方が果たしてCM効果があるのかどうかを調査した専門家がいる。

調査によれば、「山場CM」について「不愉快」とした人が「ややそう」「少しそう」「かなりそう」「非常にそう」を合わせて約86%に上ったという。一方、「一段落CM」については、逆に「不愉快」「好感が持てない」とした人がともに8%だった。「ここぞ」という場面での「山場CM」については、「一段落CM」の10倍近い人が「不愉快」「好感が持てない」と感じているという結果が出たという。

これを読んで、自分が不愉快に感じることは、他の人達も同じように感じているんだと納得したものだ。

その記事では同時に海外のテレビのことも調べている。日本の「山場CM」の割合が40%なのに対し、米国では14%、英国では6%、仏国では0%だったという。「クイズ番組で正解をいう前にCMを出したら皆怒ってリモコンをテレビに投げつけるだろう」という英国人の声も同時に紹介されていた。

とはいっても、その種のCMを今日もつい見てしまう。
番組製作者はスポンサーに気に入られるように番組を作ったつもりだろうが、そのCMの商品が視聴者から嫌われては元も子もない。日本人はおとなしいから、リモコンを投げつけたりはしないが、視聴者あってのテレビ放送だという「放送の原点」を忘れたんでは、視聴者は離れてしまいはしないか?・・・とテレビを見ながら思ったものだ。

3 件のコメント:

大 さんのコメント...

tamyさん、「山場CM」、「一段落CM」、なんて凄い言葉ですね。なるほどとは思いますが、スポンサーに諂った、局側の姿勢と視聴者の気持ちを小馬鹿にした、無神経なアナウンサー、司会者、のなれの果てでしょう。大切な視聴者の気持ちが読み取れないほどTVは脳天気な放送が増えてきた証拠ですね。見ない事です、ラジオが余程気が利いています。庶民を見抜けない政治家も同じ類ですね。根っこは同じでしょう。私見です、悪しからずお許しください。

れい さんのコメント...

こんにちは。全く同じ感想を持っています。ただ違うのは、CMが入ると他チャンネルに切り替えて、戻すと肝心の場面を見逃したことが多々あることです。(爆)ですから怒りも倍増(半分は自業自得でしょうけど)です。
文句言う場合はTV局ではなくCMスポンサーに直接入れるのが効果的かもしれません。10人くらい立て続けにクレームが入れば見直しされる可能性があるかもです。無いかな?戯言、失礼しました。

tamy さんのコメント...

大さん
視聴者にも見ない自由があるので、業界の人にとっては視聴率が大きなプレッシャーになるのでしょうね。
それでも見る側にもいろいろな視聴者がいるので、対象によっていろいろな番組もできるのでしょうが、見るに耐えない番組もたくさんありますね。

れいさん
リモコンというのは良くないですね。ついつい、あちこちに回すので、家内からよく「うっとうしい」と叱られます。
れいさんと同じで、CM中にちょっと他へ変えると、戻る場所が分からなくなって、いちばん見たい場面が過ぎ去っているということがよくあります。