2007年12月3日月曜日

アサヒる

毎年今頃になると、今年はやった流行語が取り上げられる。
ネット系のニュース・サイトを見ていたら、12月3日発売の現代用語の基礎知識2008に新しく97の言葉が収録されたと載っていた。「フルボッコ」「ローゼン麻生」「アサヒる」「アタシ、もうアベしちゃおうかな」「初音ミク」等々、私は殆ど知らない言葉だが、「アサヒる」だけは何度か目にした。「アサヒる」という言葉がネット上で本当に流行しているのかどうか、試しにYahooで検索してみると、12月1日時点で263万件超の検索件数があった。なるほど、「流行している」というニュースは、まんざら嘘ではないらしい。

『はてなダイアリーキーワード』によれば、「アサヒる」の意味は「捏造する。でっちあげる。執拗にいじめる」ということらしい。その起源は、2007年9月25日付の朝日新聞に掲載されたあるコラムニストによる次のようなコメントらしい。「『アタシ、もうアベしちゃおうかな』という言葉があちこちで聞こえる。仕事も責任も放り投げてしまいたい心情の吐露だ。そんな大人げない流行語を首相が作ってしまったのがカナシイ」。この「アベしちゃう」に、ネットユーザーが敏感に反応した。そのコラムニスト氏のブログには「そんな流行語は聞いたことがない」「また朝日の捏造だろ」といった書き込みが殺到し、その中から「アサヒる」という言葉が一人歩きし出したらしい。

つい3年前、私がイレッサを飲み始めた頃、私には相性が良かったらしく効果を発揮し、命を永らえた。ちょうどその頃、朝日新聞だけがイレッサ承認取り消し大キャンペーンを展開していた。正にアサヒる対象にイレッサを選んだようだ。幸い厚生労働省はそのキャンペーンをまともには取り上げなかったが、その時「私の命の元を断たないでくれ。新聞は事実だけを伝えろ」とこの新聞に大変な不快感を持ったものだ。

朝日新聞とは思想的に対極にある週刊誌がこれを揶揄する「アサヒる.web」なるサイトを作った。(こちら)

この内容を見ると、これでもかこれでもかと「アサヒる新聞(失礼)」やTBSを揶揄する記事が満載だ。

他愛のない内容だが、随分手間をかけて作っているという印象だ。思想的に左でも右でもない私が読む分には大声で笑ってしまうほど面白いが、朝日新聞やTBSの関係者が読むとさぞかし不愉快だろう。

新聞が本来の役割を逸脱せずに、中立の立場で事実だけを伝えている分には「アサヒる.web」のような中傷は起きないだろうに・・・と思う。

16 件のコメント:

れい さんのコメント...

アサヒる」という言葉は今年の流行語なんでしょうが、朝日新聞がアサヒる新聞だという事実は、多くの人が昔から知っていたはずですね。北朝鮮礼賛記事も中国べったり記事も懐かしいものです。

中立な立場を装いながら、自社の主張と相容れない事実・意見は右から左へ受け流して無視し、都合いい事実・意見ばかりを並べ立てて、世論操作をしようとするのも「アサヒる」のと同様に得意技です。

tamy さんのコメント...

れいさん
新聞は情報伝達という本来の本分を忘れてはいけません。特に大新聞の影響力は大きいだけに常に謙虚さを忘れてほしくないです。

問題は少し違いますが、先日の読売新聞のオーナーの政治への関与などもってのほかです。傲慢になった人間は醜いです。

ユーミン さんのコメント...

私は今、大阪の朝日新聞本社から歩いて50メートル程のビルで勤務してます。
(苦笑)

ほんの1ヶ月前ですが...
その朝日新聞本社前で、ある人が演説してました。
周りにはその演説を支える人が数名居まして、皆さんポスターを持ってました。
てっきり朝日新聞を応援...かと思いきや、
ポスターの見出しが「アサヒってんじゃねぇ!」とか「捏造新聞」とか...
(爆)
ポスターの内容も「アサヒる.web」とほぼ同様でした。
思わず笑ってしまいましたが...

今まで、かなり偏った意見を掲載してきましたからねぇ。
こういう事が起こるのも仕方ないのかも知れませんね...

きんや さんのコメント...

「公正中立」は受け取る人の立場によりかなり異なってきます。
サンケイや読売が「公正中立」と思っている人も少ないのでは・・・
そう考えるとどの新聞も「公正中立」はありえないと思ってマスコミとは接してします。
結局、立場なき人間、政治的に「公正中立」な人はいないのだと思っています。
個人的には職業右翼もびっくりすると驚くネット右翼は苦手です。

tamy さんのコメント...

ユーミンさん
きんやさん

確かに今の日本の思想信条は右から左まで分散してますね。極端な右と左は少なくて、中間が非常に多いという分布ではないでしょうか?正に民主党の内部のような・・・。
ひとりひとりの主張する「公正中立」もかなりの幅があるのが現実でしょうね。

どちらにしても、極端なことをいっても、どこかの国のように収容所へ送られない今の自由は大切にしたいですね。

lazarus さんのコメント...

こんにちは
今年の一語といわれれば、『偽り』でしょうか。
今は、新聞は取っていませんが
サンケイは、右翼側ですね。

人事異動は、多分4月だと思いますよ。

風邪の床より

lazarus さんのコメント...

websiteを見ました。

右翼の街宣ですね。困ったものです。

中傷、憎しみ、破壊は、簡単ですね。
赦し、平和の構築は難しいですね。

以前、地上げ屋の車の突っ込みの裁判を傍聴していましたが、
実行犯の人は、どういう組織かはっきりしませんでしたが、泣き芝居が実に巧みでした。執行猶予でした。

tamy さんのコメント...

lazarusさん
今年は本当に「偽装」という言葉をよく聞きました。
それと、多かったのが親族間の殺人。親が子を、子が親を、夫が妻を、妻が夫を、最近は義理の弟が姉と小さな子を・・・・、何でもあり、特に老夫婦の間の殺人は以前は聞かなかったと思うけど・・・。

lazarus さんのコメント...

確かに、人々の関係が冷えてきています。
不法がはびこり、ますます暗くなると予想しています。(無念)

ラザロ さんのコメント...

tamyさん 変なものがうごいてきましたね。(方言でかきました)

ハンフリー さんのコメント...

 TAMYさん

 クオリティ・ペーパーってことばあまり聞かなくなりましたね、こんな時代に必要なもの。

 イレッサは私は無効でしたが、一連の反イレッサ・キャンペーンにたいしてはあなたに同感です。

tamy さんのコメント...

ハンフリーさん
民主主義の基本理念「自由と平等」のうち、平等の方はやや怪しくなりつつある時代ですが、これだけ多種多様な考え方や意見が氾濫すると、どうしてもすべての行動は「自己責任」でしなければならない時代になっているようで・・・。

crescenetさん
ご意見は日本語で。
広告類だったら削除します。

lazarus さんのコメント...

tamyさんへ
crescenetの記事は広告ですよ。
ノートンにも遮断されまーす。
最後の3行だけ英語で、後は?です。

匿名 さんのコメント...

tamyさん、凄い反響ですね、「アサヒひる」がそんなに、反響があると言う事はある種の宣伝に使われているように、思いますな。全国紙で右は産経、読売、左は朝日、金曜、等と新聞社が主張する考えはそれはそれで、大切な事ですが、問題は編集、論説のポストについたお偉い方が、時の政府の都合で教育審議会、経済審議会、外交、等に総理大臣の意向で、または文科省の意向で選ばれている事が問題なのです。国民は公正な立場で物事を判断する権利があります、歪められた思想や信条を押しつけられては堪らないですよね。特に教育に政治が介入すると、子供は十年で昔の皇国史観を植え付けられます。これが始まると、止まりません、いつか来た道、悪夢の軍国主義に繋がります、左にも、右にも上手く柔らかい頭で国民は動けるように真理を自分の物にしたいですね。みんな一票をもっています。

lazarus さんのコメント...

匿名さん、同感です。
我が県にも、一人、教育委員に
右派が送られてきました。
30年ほど前でしょうか、
一部の政治家が、右翼におこづかいを上げていたり、ゲリラ組織を養成している情報を聞きました。

tamy さんのコメント...

lazarusさん
crescenetさんの記事は削除しました。