2007年6月14日木曜日

【第2クール 入院第2日】

昨日書いたとおり、明日の朝の採血待ち、今日は病院でのんびり過ごす。あまり書くことがないので 、治療以外の「つぶやき」を。

【つぶやき】
毎日報道される社保庁年金未納問題。入院して、昨日読んだ週刊誌のトップ記事もこのテーマ。聞け ば聞くほど、読めば読むほど腹が立つ。私個人は転職しなかったせいか、間違えられなかったと見え て順調に支給を受けている。しかし、積立金を納めていながら、何十年も経ってから「あなた未納よ」などといわれたら途方にくれる。なおかつ「年金をもらいたかったら、証拠書類を持ってこい」などと言われたと聞くと益々腹が立つ。 何十年前か前の領収書なんて取ってある人の方が少ないだろう。ひと頃「社保庁振り込めサギ」などと揶揄されていたと思ったら、本当の「年金振り込めサギ」が横行しているという。彼らは実にフットワークがいい。ある意味社保庁職員より優秀かもしれない?

ちょっと前、天下り先を作る目的で、いろいろな施設に年金資金を湯水のごとくつぎ込んだ挙句に経営に失敗しましたといってタダ同然で民間に払い下げたときも腹が立ったが、今度は年金記録の入力ミス、コンピュータ化するときのミスだというが、どんなシステム設計をしたんだろう。そのときの責任者の顔が見たい。氏名も生年月日も住所も間違えているらしい。入力ミスがあるのは分かるが、それをシステム的にどう防ぐか、どう発見するかだろう。おまけに頼るべき原簿やマイクロフィルムの元資料を破棄したなどと聞けばもう開いた口がふさがらない。 これを指示した人は重罪に値する。

ずさんな仕事で国民に迷惑をかけただけでなく、その修復にこれから何千億円という費用がかかることを考えると、その時の責任者はどう責任をとるのか?同様なことが民間会社で起きたらあっという間に首が飛ぶ。また、アメリカだったらこういう時の責任者は懲役刑になるという。代々の何人かの社保庁長官は天下りの渡りで何億円という民間では考えられない退職金を手にしているという。国民の金を何の仕事の対価として手にしているのか理解に苦しむ。刑務所に入るのがイヤだったら、退職金ぐらい国民に返せといいたい。阿部首相には直接の罪はなくて気の毒だが、この問題は我々庶民に直結する問題だけに、今度の参院選に影響は必至だという意見が多いようだ。このような官僚の不手際を正せない政権、政党なんて選手交代だということか?といっても、代わるべき政党も少々頼りないが。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

第2クールの入院が始まったようですね、我が家も良いし、最高の医療を提供してくれる病院も良いですよ。tamyさんは幸運です。年金問題も大変ですね、私は民間に3年間勤めて、転職していましたので、定年退職後、突然郵便局から、年金の支払いがある事を知らされて、有り難く今も年金を受けています。保険庁からは知らされていません。考えてみればこのような人々が随分多く居られるのでしょう。既に亡くなっている人も居るし混迷の度合いは深まるばかりですね。霞ヶ関のお偉い方々は机で何を考えて仕事をしていたのでしょうかね。官僚機構はもはや時代に合わなくなってきたのですね。政党政治が本当の意味の民主主義をリードする時代になってくれれば最高ですが、まだまだのような気がしますね。

匿名 さんのコメント...

日本の優秀な頭脳は官僚に集まっていることも、国を動かしているのも官僚であるのも現実です。明治以来日本国を世界第二の経済大国にしたのも官僚の力が大きいことは認めますが、やや制度疲労を起しているように見えます。そこを政治が正せばいいのでしょうが、やや力不足ですね。強力なリーダーシップを発揮する政治家の出現を期待したいですね。

   さんのコメント...

 tamyさん

 私の掛かっている病院では、この検査は必要手続きではないようです、病院が正式にこの検査を採用したのが、07.5月下旬ですから、そちらの病院とは随分時間差があります。主治医がEGFR検査なしに処方せんを書いて、院外薬局でイレッサを購入、服用開始という友人Sさんがいます、服用後調子が悪くなって入院しました、OH,NO!。
 このケースは微妙で同じ主治医ですから、S氏のことを尋ねたい気もしますがこちらの予定がまだグレーゾーンであり、懸念に留まっています。
 分子標的薬は数もすくなく、医療事故も起ってしまい、まだ一般化されていないのが
現状といわざるを得ません、患者の情報量に命が懸っていると痛感しています。このような情報交換ってホントに貴重です。

 予定のなにもない日の患者の空白感?虚無感?DVDですか、血算値を上げるのは骨髄への注射以外に方法はないいんですかねー。

 ガン剤に正邪の波に浮き沈み

匿名 さんのコメント...

ハンフリーさん、入院中の時間つぶし対策は慣れたもの、パソコンでネットサーフィンしたり、持ち込んだ小説を読んだり、テレビで大リーグを見たり、音楽を聴いたりと気分に合わせて過ごします。
今、イレッサを使っている患者は7,123人と随分少なくなりましたね。ひと頃の大騒ぎで医療機関の腰が引けた結果なのでしょう。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/02/dl/s0216-7p.pdf