2007年7月19日木曜日

余命1ヶ月の花嫁

昨日、TBSで放送された「余命1ヶ月の花嫁」を途中から見た。実は放送されることを知らなくて、他チャンネルを見ていたが、CMのときチャンネルを回していて偶然この番組に出会った。途中であったがそのまま番組に引き込まれ最後まで見た。
後でホームページ(こちら)を見てみたら、5月10日と11日の2日間、夕方のニュース番組『イブニング5』の特集コーナーで「24歳の末期がん」を放送したら、放送終了後スタッフの予想以上の反響があったという。その中の多くは、「感動した」「もう一度みたい」「もっと多くの人が見られる時間に再放送してほい」というもので、それらの反響に後押しされるように、今回の特番が実現したということを知った。

番組は乳がん転移のため余命1ヶ月と宣言された24歳の長島千恵さんの最後の1ヶ月を密着取材したもの。父親、 恋人、多くの友人に支えられた千恵さんの闘病生活を通して命の尊さを1人でも多くの人に感じてほしいと制作された。クライマックスは暖かい友人たちが急遽企画した教会での結婚式。病院から酸素と車椅子で教会に向かって、憧れのウェディングドレスを着て式を挙げるとき、死の半月前なのにその輝く美しさに涙を誘われる。余命を知っていて困難な結婚式を実現させた恋人や友人達の奮闘振りと暖かい気持には、今の若い人たちも捨てたものではないと思わせる。まるでドラマのように・・という言い方があるが、これは実話であり実写だけにドラマ以上に見る人の胸を打つ。多分これを見て涙を流さない人はいないだろう。

それにしても、奥さんをガンで亡くし、10年後に1人娘に先立たれて一人ぼっちになってしまった68歳のお父さん・・・この悲しさは想像を絶する。失意から早く立ち直るように願わずにはいられない。ガンの専門病院にいると、時々若い患者を見かける。ガンで死ぬ人は年間6万人、殆どが高齢者である。人の死は一様に悲しいが、歳の順番であれば周囲は悲しみの中にも納得がある。しかし、このドキュメンタリーのように子供が親より先に死ぬ場合はその悲しみは何倍にもなる。

ガンの専門病院にいると、時々若い患者を見かける。ガンが怖い病気でなくなれば理想だが、それまでは予防や早期発見など本人の自覚しかないようだ。

普通なら病気で苦しむ姿は人には見られたくない。「がんと闘う自分の思いを同世代の人たちに伝えたい」と取材に応じた千恵さん、その思いは本人の想像以上に全国に伝わったことだろう。

9 件のコメント:

大 さんのコメント...

tamyさん、24歳で乳ガン、末期癌、可哀想ですね。周りの人々の暖かい支えがせめてもの本人の慰めになった事でしょう。娘を亡くしたお父さんも、やりきれない悲しさで一杯でしょう。テレビは見ていませんが聞くだけで胸が痛みます。癌の原因は遺伝子が深く関係している事が次第に解ってきたようですが、依然として正確な原因が不明のままですね。予防や対策を考える余裕すらない現状ですね。生まれながらに人間は癌の遺伝子を持っていて、複数の原因でスイッチがオンになって癌が発生するのではないでしょうかね。オンをオフに切り替える方法が出来れば癌を克服できるのでしょう。ほ乳類の進化に関わる大変な事なのでしょう。世界の学者が何十年にわたって研究してもまだまだ不明なことばかりのようですね。孫の時代には解決出来ているでしょうかね。

tamy さんのコメント...

遺伝子の研究が進めば、ガンの原因が解明され、対策も考えられるでしょう。孫の代とはいわずとも、子供世代がガン年齢に達する20~30年後にはかなり進んでいるのではないでしょうか?

ユーミン さんのコメント...

九州の病院にも若い肺がん患者が何人か居ました。年配の患者の方と違って声をかけにくいです。

早く「ガンは恐くない」と言われる時代が来て欲しいと思いつつ、yahooの海外(韓国)の癌関連のニュースを眺めてたら、こんな馬鹿げた記事が....
===============================
【ソウル19日聯合】
国内がん患者の5年生存率が46%を超えた。
~省略~
がん患者の半数近くが完治している
ということだが、
~省略~
5年生存率とは治療開始から5年経過後に
患者が生存している割合で、
がんの治療効果の判定に用いられる。
46.3%という数値は、がん患者の100人に
46人が完治したことになる。
===============================

アホか!
何で5年生存=完治やねん!
と、あまりにも初歩的な間違いに呆れてしまいました。
こんな事では「ガンは恐くない」時代がくるのは当分先かなぁ...と、思わず溜息をついたのでありました。
(><)

ラザロ さんのコメント...

ユーミンさん
本当に誤解ですね。

tamyさん
私もちょっと見ましたが、ドラマだと思って、すぐに、別のチャンネルにしました。
実写なんですか?

tamy さんのコメント...

ユーミンさん
私も来年には手術後5年になるので、こんなに抗がん剤治療で苦しんでいるのに5年生存率の統計数字に入るんだな・・・と家内と話しています。日本にはガンに関する正確な統計数字はありませんよね。だって、どこも取ってないもん。

ラザロさん
もう少しガマンして見れば良かったのに。そうすれば完全に「ラザロの目に涙・・」となっていました。俳優の演じる再現ドラマが所々に入っていたので、多分そこを見たのでしょう。殆どは本人、お父さん、恋人、友人達の実写でした。どの人も素敵で、再現ドラマの俳優を完全に食っていましたよ。
きっと必ずまた放映しますよ。

ラザロ さんのコメント...

最近は、涙するやつが弱くて...(>_<)

tamy さんのコメント...

涙腺は確実に歳とともにゆるむようで。
私もこの番組が終った時にはティッシュの山でした。

桃 さんのコメント...

私も涙涙で見ました。でも、「切除手術で治ったと思った」という感じでしたよね。術後のフォローはどうだったのでしょうか。あれほど進行するまでに手立ては無かったのかが疑問に残りました。乳癌検診率が日本では10%、欧米では90%。この差はすごいですね。乳癌検診に限らず、検診費用や定期検診のお知らせ等、国や自治体を挙げて受診率向上できればいいのですが。

tamy さんのコメント...

手術をすると、普通定期健診で経過を見るので再発があっても、割合早い段階で見つかります。私も手術後最初は1ヶ月、徐々に延ばして3ヶ月、半年となります。ドラマでは再発のとき「なぜ、こんなになるまで放っておいたのか?」と医師に叱られていました。多分事後の検診を受けなかったんだと思います。

日本でも一般の人が定期健診を受ける制度をもっと充実する必要がありますね。