2008年1月12日土曜日

未来予知ノート その3

ジュセリーノの「未来予知ノート」について書いたが、今日はその疑問点と思われる点について少し・・・。

7日にも書いたように、この種に興味はあるが全面的に内容を信じているわけではない。世間では賛否両論あり、国会議員の中にも自身のブログで取り上げている人もいるぐらい。インチキだという人の根拠となる疑問点をあげると以下のようになる。

・本国ブラジルではあまり相手にされていない。
ブラジルでは何年か前に評判になったようだが、特に最近の内容が当たらないということで過去の人となっている。本人の発表によるとその予知夢の的中率は90%ということだが、実際は後になるほど当たらなくなり、せいぜい50%ぐらいではないかという説がある。

・偽装疑惑
予知夢をみると公証役場に届けているというが、その文章を公開していないので事実かどうかが証明されていない。

・日本でのプロモーターに疑問
「未来からの警告・ジュセリーノ予言集Ⅰ」の監修をしたのはたま出版社長韮澤潤一郎氏。このお方はたけしのUFOや宇宙人を取り上げた特番によく登場する。「1999年に火星から地球に攻めてくる」等ということを本気で信じていた人で、突飛なことを言っては共演者の大槻教授や松尾貴志等から攻撃されている。その人の取り上げるニュースのほとんどは「面白ニュース」という捕らえ方をした方がよいものばかり。

この人の予言はインチキだという人の根拠は以上のような点。但し、この人は予言者ではなく、予知夢を発表しているということなので、見た夢が事実でなくとも別に罪にはならないだろう。ただ、発表した事実は実際に夢に見たかどうかだろう。

的中率が90%ではなくて、50%といえども見た夢が現実になるなら特殊な能力といえる。発表している予知夢はすべて当たるかどうかこれから分かることばかりなので、いずれは判る。

発表している予知夢はサッカーの勝敗などは別として、その他は被害者がでるものばかり。

一般論として、今まで大きな災害を予言した人は大勢いるが、はずれたいいわけとして「人間の英知が災害を防いだ。はずれたことは喜ばしいことだ」というようなことを言う。

お酒の席やお茶の間で盛り上がる話題と考えれば、それはそれで意味はある。

0 件のコメント: