2008年1月14日月曜日

藤枝東高校、準優勝おめでとう

今日は全国高校サッカーの決勝戦をを堪能した。

以前は静岡勢は全国でもレベルが高く、どの高校が出ても上位進出も珍しくはなかった。その中でも藤枝市は昔から町を挙げてのサッカー王国。男の子は全員がサッカーシューズを持っているというほど、子供からお年寄りまでサッカーを楽しむ町として有名。しばらくは静岡市、清水市(今は静岡市と合併)に座を譲っていたが、最近はまた藤枝勢が県代表として選ばれるほど強さが戻っている。県大会の決勝は藤枝東と藤枝明成の同じ市内の高校同士で県代表を争った。

そうはいっても、全国のサッカーのレベルが上がった。全国どこも子供のサッカーが盛んになった証拠だろう。最近では静岡勢は下馬評に上ることも少ない。1回戦で負けることも多いので、あまり期待しないで応援するようになっている。

今年は1回戦で引き分け、PK戦で運よく勝ち抜けてからは、対戦相手にも恵まれてあれよあれよという間に決勝まで進出してしまった。1回戦から決勝戦まで楽しませてもらったのは久しぶりだ。

決勝相手の流通経済大学付属柏は下馬評でも優勝候補の筆頭に挙げられていた。トーナメントでは強いチームが必ず勝つとは限らないので、かすかな期待は持ったが、力の差は圧倒的だった。これで流経大柏は全国総体、全日本ユースと合わせて3冠を独占。かつて一時代を築いた静岡から「千葉最強」を証明した形になった。

流経大柏は非常に攻守共にバランスの取れた点が良い。守りの堅さはこの大会を通して4本以上シュートを打たせなかったという。決勝で初めて5本のシュートを許したというのだからまるで歯がたたない。

フォワードの大前選手は久しぶりにセンスのある名選手だ。160センチちょっとの小柄ながら、マラドーナやメッシを彷彿とさせる。

これだけ力の差があると静岡県民も諦めがつく。大前選手は清水エスパルスに入団が決まっているというから、地元のプロ選手として県民から応援を受けることになる。日本とはいわずに、世界での活躍を期待したい。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

サッカーをあまり知らない私が「一方的」
と感じましたので、詳しい方はなおさらでしょうね。
でも学生のスポーツは熱くていいですね。
近畿地方はサッカーよりラグビーの方が盛んで、私も正月は花園を楽しみにしてます。
男の子が全員サッカーシューズを持ってる町なんてないですね。
(笑)
狭い日本ですが、文化が違いますね。

匿名 さんのコメント...

ユーミンさん

藤枝市はその花の色にちなんで昔から紫色のユニフォームで有名です。
今日はローカルテレビは準優勝のパレードや市長への訪問等高校サッカー一色でした。