2008年1月18日金曜日

映画「アース」

昨日は映画「アース」を見た。この映画は「観たい」というよりも「観ておくべき」だろうなという感じで映画館に足を運んだ。

この映画に人間は一人も登場しない。奇跡の星「地球」上で繰り広げられる動物達の生きるためのドラマを描いた究極のノンフィクション。

最近はこの種のテレビ番組もよく見るので、全体にはびっくりするような印象ではないが、撮影に4年もかけただけあって、CGは一切使わうことなく迫力十分な映像をたっぷり堪能できた。

人が映画に求めるものの要素のひとつが「非日常」であるが、正にこの映画で我々が一生かかっても自分の目では見ることのできない壮大な旅ができることは間違いない。

ドキュメンタリーでありながら、全体にストーリー性を持たせてある点はこの監督の工夫なのだろう。

この作品は、地球全体の引きの画面からスタートし、北極にズームアップし、徐々に南下していき、シベリアのツンドラ、ヒマラヤ、アフリカ、南極を巡って再び北極へ戻る。

登場する動物は北極熊、ツンドラではトナカイの大移動、ヒマラヤを越えてインドに行く鶴、アフリカの象の大移動、鯨の赤道から南極への回遊。

そして、そのように食料や水を求めて「渡り」をする動物たちのドラマを軸に、チーターやホオジロザメ、ゴクラクチョウなどのいくつかの珍しい映像を差し挟み、最後は北極熊に戻って終わりという展開。

時節柄、環境問題をテーマにした映画かと思ったが、映画全体にその主張はなく、最後の部分だけに後からとってつけた感じで僅かに環境問題に触れている。この部分はどうも説教くさくて、全体の流れからすると、異質でマイナスの印象。時代背景を考えるとやむを得ないかなという感じだが・・・。

動物同士、弱肉強食の残酷な場面が数多く描かれているが、この映画を見て感じるのは、いちばん残酷な動物は人間だということが良く分かる。そして人間の身勝手な行動が地球上に住むすべての環境まで破壊しつつあるということは、敢えて環境問題に触れなくても誰でも感じるのではないだろうか。

映像と音声の迫力は満点、DVDではなくて映画館に足を運んでみる価値は十分にあると思う。

10 件のコメント:

ヒロ さんのコメント...

tamyさん

素敵なコースを散歩されたり、映画をご覧になったりいいですね!アースは私も気になる映画です。

母のことですが、1月4日のイレッサ投与後2週間が経過しました。出だしこそ効果が出たものの、その後は横這いが続いています。進行がないこと自体も効果だとは思うのですが、主治医曰くあと2週間程度試して効果が見られなければ抗がん剤点滴も検討したいとのこと。私としてはイレッサが進行を抑えているので抗がん剤に切り替えることでマイナスに作用しないか心配です。主治医も難しい判断だとは言ってました。イレッサは1ヶ月程度で効果が出なければNGなのでしょうか。

tamy さんのコメント...

ヒロさん

抗癌剤の効果はどう見るかは難しいですね。
私の例でいうと、再発後すぐにイレッサになりました。私の病院では効果の判断は画像だけです。腫瘍マーカーの数値などは参考程度にみるだけで、患者にも殆ど説明しません。

イレッサを飲み始めて最初のCTで、ガンの縮小効果が見られました。ところが、それから2年8ヶ月服用したわけですが、その間の効果は横ばいでした。つまりガンが育たず、抑えられるている状態も「効果あり」と見るということです。

ガンは放っておけば大きくなる・・という前提なら、現状維持も「効果あり」と見ますが、どうでしょうか?

ユーミン さんのコメント...

2、3日前に私とこの職場でもアースの事が
話題になってました。

この手の映画は衛星放送(WOWWOW)で
何回か放送されてまして、、、
タイトルは忘れたのですが、私も見たことがあります。
その番組関係者がアースの製作にも携わってるようですよ。

まあテレビとスクリーンとでは
迫力が全然違うんでしょうけどね。
(^^;;

tamy さんのコメント...

ユーミンさん

4年もかかって撮影したフィルムは他の方法でも利用されるのでしょうね。そうしないと、コストはペイしないでしょう。

しかし、1万頭のトナカイの行進って想像できますか?その種の映像が次から次へ登場します。飛行機を使ったのか、ヘリコプターを使ったのか、上空から撮影した映像が多いです。危険も伴うし、動物の行動にあわせる忍耐も大変でしょうね。
テレビの画面だけで見るのではその迫力は分かりません。

ヒロ さんのコメント...

tamyさん

早速にありがとうございます。

確かに抗がん剤でも
不変(SD=ステイブル・ディジィーズ)
腫瘍の大きさがほとんど変わらない場合(正確には、50%以上小さくもならず、25%以上大きくもならない場合)。がんは放置すればどんどん大きくなるので、大きさが変わらないのは、薬の効果があったことを意味している...。

とありますよね。

イレッサも現状維持ならば効果ありだと私も思います。とりあえずあと2週間はイレッサ継続ですのでその間に主治医に質問をしてみます。

ヒロ さんのコメント...

tamyさん

何度もすみません。
もうひとつだけ教えてください。

抗がん剤治療は抗がん剤の種類によって投与のサイクルは様々かと思いますが、通常1クール=1ヶ月位と聞きます。
この場合、治療効果の確認は1クール終了まで判明しないのでしょうか。投与中に悪化(進行)している場合はどう対応するのかと思いまして。

tamyさんの時はいかがだったでしょうか。

tamy さんのコメント...

ヒロさん

1クールは標準治療として決まっていますが、副作用の出方を見て、先生が変更をすることがあります。私は2種の抗癌剤を点滴しましたが、両方とも骨髄抑制が強く出て、中断しました。

効果測定は、私の病院の場合は1クールが終わらなければしません。もちろん血液検査はするので、腫瘍マーカー等は見ていると思いますが、一般的にはある区切りまではしません。

治療中もガンによっては進行するものもあるかもしれませんが、その時点では良くすることを目標に決めた最良の治療法なので、悪いことばかりを考えずに効くことを信じて、治療に集中することが大切だと思います。

気持は分かりますが、ヒロさんは「きっと良くなるよ」という気持を患者さんが持てるように励ましてください。気持の持ち方は病気さえ変える力を持っていると思います。

ヒロ さんのコメント...

tamyさん

ありがとうございます。

まず私が前向きにならないといけませんね。
とても参考になりました。

きんや さんのコメント...

早速、調べたら行きつけのシネコンでもやっていました。
早速、僕も観てみます。

tamyさんに教えてしただいた「沈まぬ太陽」でニュヨーク郊外の動物園が出てきますね。
最後のコーナーに大きな鏡がありその展示説明版に「地球上で最も残酷な動物」とあるそうです。

tamy さんのコメント...

きんやさん
ニューヨーク郊外の動物園の話は面白いですね。自分の姿を見て、そう気づけという意味ですね。
魚でも、動物でも、野菜でも「生きるために命を戴く」という感謝の気持を持つことでしょうか。
生き造り、踊り食い・・行き過ぎた人間の傲慢の結果ですね。