2007年6月1日金曜日

久しぶりの我が家

昨日、3週間の入院を終えて我が家へ戻った。

うまく表現できないが、我が家というものは独特のものだ。しばらく家を空けるということは今までもよくあった。入院でいえば、同じ病院に4年前に27日間、3年前に22日間、サラリーマン時代も単身赴任の経験があったので、長期間よく家をあけた。2~3週間の海外出張も数回あった。

その都度、家に戻るときは周囲の変わりばえしない景色もどこか懐かしく感じるものだ。近所のラーメン屋さえ懐かしい。

それでも今回は今までとどこか違う。それは身体がかなり弱って戻ったと感じることだ。病院にいたときはだるさを感じたが、今日あたりはそれは抜けたようだ。でも、普通に歩いているつもりでも、何かフワフワした感じが抜けない。2階へ上がったり、階下へ降りたりするとき、階段の上り下りに膝がガクガクする。前はタッタッと走るように上り下りしたが、今はそんなことはとんでもない。手すりを使って、そろりそろりと歩かないと危ない。見るからに年寄りか病人になってしまったようだ。

抗がん剤がまだ体内に残っているのか、3週間の病院生活で筋力が衰えたのか、白血球の変化や肝臓の機能が落ちているのか、よく分からないが、今までとはどこか違う。多分、典型的な病み上がりの症状で、日数を経れば回復をするのだろうが、自分でもそれなりに回復する努力をしなければならないのだろう。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

私の経験から、言いますと退院後の体力は格段に落ちてきますね、一週間であれば、足の筋力は半分に落ちますね。我が目で見れば一目瞭然です。しかし、不思議ですが人間は再生力も備わっていて回復するのですね。筋力は使わなければそれだけおちてきますね。二階の階段でじわり、じわりと筋力の回復に努めましょう。

匿名 さんのコメント...

今回の入院は前2回の入院よりも体力の落ち方を感じます。年齢のせいなのか、抗がん剤のせいなのか分かりませんが・・・。幸い、私の場合は闘病に専念できるので、それほどあせることもなく回復に努めています。入院中、隣の部屋に49才の現役の人がいましたが、平日に外泊で抜け出して仕事をしながら抗がん剤治療という人なんか大変でしたね。