昨日は映画「アース」を見た。この映画は「観たい」というよりも「観ておくべき」だろうなという感じで映画館に足を運んだ。
この映画に人間は一人も登場しない。奇跡の星「地球」上で繰り広げられる動物達の生きるためのドラマを描いた究極のノンフィクション。
最近はこの種のテレビ番組もよく見るので、全体にはびっくりするような印象ではないが、撮影に4年もかけただけあって、CGは一切使わうことなく迫力十分な映像をたっぷり堪能できた。
人が映画に求めるものの要素のひとつが「非日常」であるが、正にこの映画で我々が一生かかっても自分の目では見ることのできない壮大な旅ができることは間違いない。
ドキュメンタリーでありながら、全体にストーリー性を持たせてある点はこの監督の工夫なのだろう。
この作品は、地球全体の引きの画面からスタートし、北極にズームアップし、徐々に南下していき、シベリアのツンドラ、ヒマラヤ、アフリカ、南極を巡って再び北極へ戻る。
登場する動物は北極熊、ツンドラではトナカイの大移動、ヒマラヤを越えてインドに行く鶴、アフリカの象の大移動、鯨の赤道から南極への回遊。
そして、そのように食料や水を求めて「渡り」をする動物たちのドラマを軸に、チーターやホオジロザメ、ゴクラクチョウなどのいくつかの珍しい映像を差し挟み、最後は北極熊に戻って終わりという展開。
時節柄、環境問題をテーマにした映画かと思ったが、映画全体にその主張はなく、最後の部分だけに後からとってつけた感じで僅かに環境問題に触れている。この部分はどうも説教くさくて、全体の流れからすると、異質でマイナスの印象。時代背景を考えるとやむを得ないかなという感じだが・・・。
動物同士、弱肉強食の残酷な場面が数多く描かれているが、この映画を見て感じるのは、いちばん残酷な動物は人間だということが良く分かる。そして人間の身勝手な行動が地球上に住むすべての環境まで破壊しつつあるということは、敢えて環境問題に触れなくても誰でも感じるのではないだろうか。
映像と音声の迫力は満点、DVDではなくて映画館に足を運んでみる価値は十分にあると思う。
2008年1月18日金曜日
2008年1月16日水曜日
松林5キロ散歩復活
昨日は以前日課としていた松林の散歩を久しぶりに復活した。
昨年の5月11日に抗癌剤の点滴のために入院するまでは、毎日松林を5キロ散歩をしていた。その後抗癌剤を点滴のための入退院をする間は散歩は中断していた。病院の中や、家の中、近所の買物等を歩く程度で散歩らしい散歩はしていなかった。骨髄抑制で白血球が減少したこともあり、繁華街へも出かけることもなく、殆ど自宅でぶらぶらする生活だった。
秋頃、久しぶりにちょっと遠くまで散歩をしようとしたら、30分ほどで腰の辺りの筋肉が痛くなって、ほうほうの態で自宅に帰り着いたことがあった。
使うべき筋肉を使わないでいると、みるみる筋肉が弱ることを実感してショックを受けた。健康なときには何とも思わない「歩く」という行動さえできなくなってしまうことを思い知った。
それからは自宅周辺をできるだけ30~40分歩くように心がけた。
今日は8ヶ月ぶりに以前歩いていた松林の遊歩道を2.5キロの目標まで(往復5キロ)歩いてみた。以前と同じように、中断することなく、早足で歩くことができたので、これでようやく歩行機能の回復はできたものと思う。
散歩道には500メートル間隔に道標があるので、歩くキロ数がはっきりしていて都合が良い。
往復5キロの所要時間はおよそ1時間20分ほどだろうか、スタート時は冷えている身体も帰る頃は汗ばむほど暑くなる。
歩き始めて20分頃から身体が熱くななり始めて、徐々に血液循環がよくなることが実感できるような気がする。いつもは冷たい足先も歩いた後はポカポカと暖かくなる。
寒い時期はコタツから出て、歩き始めるには勇気がいる。血液が足先を折り返し点として、身体中を循環しているイメージがわき、血液に溶け込んでいるイレッサも肺の隅々まで届くような、そんな想像が歩行への後押しとなる。
ということで、日課の散歩は以前のように復活させるつもりである。
2008年1月14日月曜日
藤枝東高校、準優勝おめでとう
今日は全国高校サッカーの決勝戦をを堪能した。
以前は静岡勢は全国でもレベルが高く、どの高校が出ても上位進出も珍しくはなかった。その中でも藤枝市は昔から町を挙げてのサッカー王国。男の子は全員がサッカーシューズを持っているというほど、子供からお年寄りまでサッカーを楽しむ町として有名。しばらくは静岡市、清水市(今は静岡市と合併)に座を譲っていたが、最近はまた藤枝勢が県代表として選ばれるほど強さが戻っている。県大会の決勝は藤枝東と藤枝明成の同じ市内の高校同士で県代表を争った。
そうはいっても、全国のサッカーのレベルが上がった。全国どこも子供のサッカーが盛んになった証拠だろう。最近では静岡勢は下馬評に上ることも少ない。1回戦で負けることも多いので、あまり期待しないで応援するようになっている。
今年は1回戦で引き分け、PK戦で運よく勝ち抜けてからは、対戦相手にも恵まれてあれよあれよという間に決勝まで進出してしまった。1回戦から決勝戦まで楽しませてもらったのは久しぶりだ。
決勝相手の流通経済大学付属柏は下馬評でも優勝候補の筆頭に挙げられていた。トーナメントでは強いチームが必ず勝つとは限らないので、かすかな期待は持ったが、力の差は圧倒的だった。これで流経大柏は全国総体、全日本ユースと合わせて3冠を独占。かつて一時代を築いた静岡から「千葉最強」を証明した形になった。
流経大柏は非常に攻守共にバランスの取れた点が良い。守りの堅さはこの大会を通して4本以上シュートを打たせなかったという。決勝で初めて5本のシュートを許したというのだからまるで歯がたたない。
フォワードの大前選手は久しぶりにセンスのある名選手だ。160センチちょっとの小柄ながら、マラドーナやメッシを彷彿とさせる。
これだけ力の差があると静岡県民も諦めがつく。大前選手は清水エスパルスに入団が決まっているというから、地元のプロ選手として県民から応援を受けることになる。日本とはいわずに、世界での活躍を期待したい。
以前は静岡勢は全国でもレベルが高く、どの高校が出ても上位進出も珍しくはなかった。その中でも藤枝市は昔から町を挙げてのサッカー王国。男の子は全員がサッカーシューズを持っているというほど、子供からお年寄りまでサッカーを楽しむ町として有名。しばらくは静岡市、清水市(今は静岡市と合併)に座を譲っていたが、最近はまた藤枝勢が県代表として選ばれるほど強さが戻っている。県大会の決勝は藤枝東と藤枝明成の同じ市内の高校同士で県代表を争った。
そうはいっても、全国のサッカーのレベルが上がった。全国どこも子供のサッカーが盛んになった証拠だろう。最近では静岡勢は下馬評に上ることも少ない。1回戦で負けることも多いので、あまり期待しないで応援するようになっている。
今年は1回戦で引き分け、PK戦で運よく勝ち抜けてからは、対戦相手にも恵まれてあれよあれよという間に決勝まで進出してしまった。1回戦から決勝戦まで楽しませてもらったのは久しぶりだ。
決勝相手の流通経済大学付属柏は下馬評でも優勝候補の筆頭に挙げられていた。トーナメントでは強いチームが必ず勝つとは限らないので、かすかな期待は持ったが、力の差は圧倒的だった。これで流経大柏は全国総体、全日本ユースと合わせて3冠を独占。かつて一時代を築いた静岡から「千葉最強」を証明した形になった。
流経大柏は非常に攻守共にバランスの取れた点が良い。守りの堅さはこの大会を通して4本以上シュートを打たせなかったという。決勝で初めて5本のシュートを許したというのだからまるで歯がたたない。
フォワードの大前選手は久しぶりにセンスのある名選手だ。160センチちょっとの小柄ながら、マラドーナやメッシを彷彿とさせる。
これだけ力の差があると静岡県民も諦めがつく。大前選手は清水エスパルスに入団が決まっているというから、地元のプロ選手として県民から応援を受けることになる。日本とはいわずに、世界での活躍を期待したい。
2008年1月12日土曜日
未来予知ノート その3
ジュセリーノの「未来予知ノート」について書いたが、今日はその疑問点と思われる点について少し・・・。
7日にも書いたように、この種に興味はあるが全面的に内容を信じているわけではない。世間では賛否両論あり、国会議員の中にも自身のブログで取り上げている人もいるぐらい。インチキだという人の根拠となる疑問点をあげると以下のようになる。
・本国ブラジルではあまり相手にされていない。
ブラジルでは何年か前に評判になったようだが、特に最近の内容が当たらないということで過去の人となっている。本人の発表によるとその予知夢の的中率は90%ということだが、実際は後になるほど当たらなくなり、せいぜい50%ぐらいではないかという説がある。
・偽装疑惑
予知夢をみると公証役場に届けているというが、その文章を公開していないので事実かどうかが証明されていない。
・日本でのプロモーターに疑問
「未来からの警告・ジュセリーノ予言集Ⅰ」の監修をしたのはたま出版社長韮澤潤一郎氏。このお方はたけしのUFOや宇宙人を取り上げた特番によく登場する。「1999年に火星から地球に攻めてくる」等ということを本気で信じていた人で、突飛なことを言っては共演者の大槻教授や松尾貴志等から攻撃されている。その人の取り上げるニュースのほとんどは「面白ニュース」という捕らえ方をした方がよいものばかり。
この人の予言はインチキだという人の根拠は以上のような点。但し、この人は予言者ではなく、予知夢を発表しているということなので、見た夢が事実でなくとも別に罪にはならないだろう。ただ、発表した事実は実際に夢に見たかどうかだろう。
的中率が90%ではなくて、50%といえども見た夢が現実になるなら特殊な能力といえる。発表している予知夢はすべて当たるかどうかこれから分かることばかりなので、いずれは判る。
発表している予知夢はサッカーの勝敗などは別として、その他は被害者がでるものばかり。
一般論として、今まで大きな災害を予言した人は大勢いるが、はずれたいいわけとして「人間の英知が災害を防いだ。はずれたことは喜ばしいことだ」というようなことを言う。
お酒の席やお茶の間で盛り上がる話題と考えれば、それはそれで意味はある。
7日にも書いたように、この種に興味はあるが全面的に内容を信じているわけではない。世間では賛否両論あり、国会議員の中にも自身のブログで取り上げている人もいるぐらい。インチキだという人の根拠となる疑問点をあげると以下のようになる。
・本国ブラジルではあまり相手にされていない。
ブラジルでは何年か前に評判になったようだが、特に最近の内容が当たらないということで過去の人となっている。本人の発表によるとその予知夢の的中率は90%ということだが、実際は後になるほど当たらなくなり、せいぜい50%ぐらいではないかという説がある。
・偽装疑惑
予知夢をみると公証役場に届けているというが、その文章を公開していないので事実かどうかが証明されていない。
・日本でのプロモーターに疑問
「未来からの警告・ジュセリーノ予言集Ⅰ」の監修をしたのはたま出版社長韮澤潤一郎氏。このお方はたけしのUFOや宇宙人を取り上げた特番によく登場する。「1999年に火星から地球に攻めてくる」等ということを本気で信じていた人で、突飛なことを言っては共演者の大槻教授や松尾貴志等から攻撃されている。その人の取り上げるニュースのほとんどは「面白ニュース」という捕らえ方をした方がよいものばかり。
この人の予言はインチキだという人の根拠は以上のような点。但し、この人は予言者ではなく、予知夢を発表しているということなので、見た夢が事実でなくとも別に罪にはならないだろう。ただ、発表した事実は実際に夢に見たかどうかだろう。
的中率が90%ではなくて、50%といえども見た夢が現実になるなら特殊な能力といえる。発表している予知夢はすべて当たるかどうかこれから分かることばかりなので、いずれは判る。
発表している予知夢はサッカーの勝敗などは別として、その他は被害者がでるものばかり。
一般論として、今まで大きな災害を予言した人は大勢いるが、はずれたいいわけとして「人間の英知が災害を防いだ。はずれたことは喜ばしいことだ」というようなことを言う。
お酒の席やお茶の間で盛り上がる話題と考えれば、それはそれで意味はある。
2008年1月10日木曜日
定期健診 イレッサ再挑戦
定期健診 イレッサ再挑戦
昨日(1/9)は定期検診だった。
検診予約がいつもより早く9:30なので、その前の採血とレントゲン撮影を受けるために、いつもより早く8:30に病院に到着した。病院は9:00始まりなのに、採血には既に30人待ちだった。それでも採血は9時より早い時間から始まっており、採血の看護師さんも臨時の応援のテーブルが2つ追加されて7人体制で採血しているので、20分ぐらいで順番が回ってきた。昨年の春から夏にかけての入院の際に、この病院も他の病院同様看護師不足であることはよく感じた。そんな中でも、現場の状況に対応して、採血の人員増強をして、患者の待ち時間を少なくする努力は高く評価する点だ。患者の方を向いている姿勢がうれしい。
レントゲン撮影は待つことなくすぐできたので、9:30には余裕で間に合った。
診察結果
・白血球の数値は3,700と正常範囲(3,900~9,800)よりやや低めだった。
・好中球は50%と標準の範囲内に入っている。
・肝臓の数値等は正常値。
・レントゲン画像には異常は見られない。
イレッサを明日から2週間服用する。23日の定期健診で副作用の状況を見てその後継続するかどうかを決める。効果の確認は2月6日にPET検査を行う。
なお、今後の治療記録については今までの【闘病記・抗癌剤治療】から【闘病記・イレッサ服用】のいちばん下段に記録するようにしたい。
昨日(1/9)は定期検診だった。
検診予約がいつもより早く9:30なので、その前の採血とレントゲン撮影を受けるために、いつもより早く8:30に病院に到着した。病院は9:00始まりなのに、採血には既に30人待ちだった。それでも採血は9時より早い時間から始まっており、採血の看護師さんも臨時の応援のテーブルが2つ追加されて7人体制で採血しているので、20分ぐらいで順番が回ってきた。昨年の春から夏にかけての入院の際に、この病院も他の病院同様看護師不足であることはよく感じた。そんな中でも、現場の状況に対応して、採血の人員増強をして、患者の待ち時間を少なくする努力は高く評価する点だ。患者の方を向いている姿勢がうれしい。
レントゲン撮影は待つことなくすぐできたので、9:30には余裕で間に合った。
診察結果
・白血球の数値は3,700と正常範囲(3,900~9,800)よりやや低めだった。
・好中球は50%と標準の範囲内に入っている。
・肝臓の数値等は正常値。
・レントゲン画像には異常は見られない。
イレッサを明日から2週間服用する。23日の定期健診で副作用の状況を見てその後継続するかどうかを決める。効果の確認は2月6日にPET検査を行う。
なお、今後の治療記録については今までの【闘病記・抗癌剤治療】から【闘病記・イレッサ服用】のいちばん下段に記録するようにしたい。
2008年1月8日火曜日
未来予知ノート その2
ジュセリーノ氏の予言、過去的中した予言は前日に記した通りだが、『未来からの警告』として、これから起きる予言についてもたくさんあげている。
そのうちいちばん気になるのが今年の9月13日、中国の南寧と海南島を震源地とするマグニチュード9・1の地震が起きて、 30m以上の津波が発生、百万人を超える犠牲者が出るという予言。この予言、最初は中国としていたが、最新の著書『ジュセリーノ・未来予知ノート』では、震源地が日本の東海沖に移動し、M8・6 被災者3万人規模の東海地震となる可能性を指摘していることだ。
しかし、この予言は100パーセント中国沿岸から日本近海に移動したということではなさそうで、新著には、両者の可能性をどちらとも断定せずに、併記する形にしたようだ。
そのいきさつは今回彼を日本に招聘した関係者がジュセリーノ氏に日本近海の地図を見せたところ、自分の見た予知夢は中国沿岸ではなく、日本の東海岸だったかもしれないと語ったことが、その理由だということである。
「おい、おい」東海沖なら私の住む場所で、その3万人の中に自分も入るかもしれない。9月13日付近、どうするか考えなければならない。
その辺はどうもあいまいで、日本の編集者がショッキングな内容にして本の売上げを上げようという意図が感じられなくもない。そう考えると彼の予言も商業主義に利用されているような感も否めないのだが。
【以下は今年以降に起きる予言の主なもの。当たるか当たらないかはこれから判明すること・・・最後の予言はショッキング】
2008年 エイズワクチンが誕生。ブラジルマットグロッソ州にあるルアナーと言う薬草から開発される。
2008年 アフリカで水不足が発生し数千人が死亡。
2008年9月13日 南シナ海(ルソン島沖)で地震と津波が発生する。マグニチュード8.5(フィリピン・台湾地域で最大級の地震)。中国南部(香港、海南島など)で100万人の死傷者。 東海沖かも?
2010年 アフリカでは気温が58度まで達して水不足が頂点に達する。
2010年6月15日 ニューヨーク証券取引所崩壊。
2011年 鳥インフルエンザが人間へ感染して8千万人が死亡。初症状は普通の風邪に似ているらしい。
2013年11月1日~25日 アメリカのイエローストーンが噴火。カナリア諸島でラ・パルマ島が噴火、150mの津波が襲い数千人が死亡。
2015年 ポルトガル、イギリス、フランス、スペイン等ヨーロッパ全域で干ばつ。2015年4月22日にはもっと激しくなる。
2015年 インドネシアのクラカトア火山が再噴火。
2023年2月9日 サンフランシスコで震度8.9度の地震が起きる。
2026年7月17日 サンフランシスコでザービッグワンと言う名の大地震が起きてカリフォルニアが崩壊。震度10.8度の過去最大の地震。150mの津波。
2027年 アメリカのイエローストン火山が噴火が始まる、1600kmまで灰降しカンサス、ネブラスカ、リビングストンなどで大被害。最後に噴火したのは7万年前で、新しい氷河期がくる。
2029年4月13日 地球の近くを小惑星アポフィスが通る。
2036年11月11日 再び地球に同じ小惑星アポフィスが接近。衝突の可能性は80%で地球壊滅の危機。
2039年 温暖化の影響で気温が60度以上になる国が現れる。
2043年 人類滅亡。
前回の先進国首脳会議サミットで、2050年までにCO2削減目標を今の50%にすることが決まっている。手遅れにならなければよいが。
そのうちいちばん気になるのが今年の9月13日、中国の南寧と海南島を震源地とするマグニチュード9・1の地震が起きて、 30m以上の津波が発生、百万人を超える犠牲者が出るという予言。この予言、最初は中国としていたが、最新の著書『ジュセリーノ・未来予知ノート』では、震源地が日本の東海沖に移動し、M8・6 被災者3万人規模の東海地震となる可能性を指摘していることだ。
しかし、この予言は100パーセント中国沿岸から日本近海に移動したということではなさそうで、新著には、両者の可能性をどちらとも断定せずに、併記する形にしたようだ。
そのいきさつは今回彼を日本に招聘した関係者がジュセリーノ氏に日本近海の地図を見せたところ、自分の見た予知夢は中国沿岸ではなく、日本の東海岸だったかもしれないと語ったことが、その理由だということである。
「おい、おい」東海沖なら私の住む場所で、その3万人の中に自分も入るかもしれない。9月13日付近、どうするか考えなければならない。
その辺はどうもあいまいで、日本の編集者がショッキングな内容にして本の売上げを上げようという意図が感じられなくもない。そう考えると彼の予言も商業主義に利用されているような感も否めないのだが。
【以下は今年以降に起きる予言の主なもの。当たるか当たらないかはこれから判明すること・・・最後の予言はショッキング】
2008年 エイズワクチンが誕生。ブラジルマットグロッソ州にあるルアナーと言う薬草から開発される。
2008年 アフリカで水不足が発生し数千人が死亡。
2008年9月13日 南シナ海(ルソン島沖)で地震と津波が発生する。マグニチュード8.5(フィリピン・台湾地域で最大級の地震)。中国南部(香港、海南島など)で100万人の死傷者。 東海沖かも?
2010年 アフリカでは気温が58度まで達して水不足が頂点に達する。
2010年6月15日 ニューヨーク証券取引所崩壊。
2011年 鳥インフルエンザが人間へ感染して8千万人が死亡。初症状は普通の風邪に似ているらしい。
2013年11月1日~25日 アメリカのイエローストーンが噴火。カナリア諸島でラ・パルマ島が噴火、150mの津波が襲い数千人が死亡。
2015年 ポルトガル、イギリス、フランス、スペイン等ヨーロッパ全域で干ばつ。2015年4月22日にはもっと激しくなる。
2015年 インドネシアのクラカトア火山が再噴火。
2023年2月9日 サンフランシスコで震度8.9度の地震が起きる。
2026年7月17日 サンフランシスコでザービッグワンと言う名の大地震が起きてカリフォルニアが崩壊。震度10.8度の過去最大の地震。150mの津波。
2027年 アメリカのイエローストン火山が噴火が始まる、1600kmまで灰降しカンサス、ネブラスカ、リビングストンなどで大被害。最後に噴火したのは7万年前で、新しい氷河期がくる。
2029年4月13日 地球の近くを小惑星アポフィスが通る。
2036年11月11日 再び地球に同じ小惑星アポフィスが接近。衝突の可能性は80%で地球壊滅の危機。
2039年 温暖化の影響で気温が60度以上になる国が現れる。
2043年 人類滅亡。
前回の先進国首脳会議サミットで、2050年までにCO2削減目標を今の50%にすることが決まっている。手遅れにならなければよいが。
2008年1月7日月曜日
未来予知ノート
今、ブラジルのジュセリーノという予言者が評判のようだ。昨年「未来予知ノート」を日本で出版し、12月にはテレビに登場したり講演をしたりして話題になった。彼のホームページもある(こちら)。
私は元々SFやUFO等の話は嫌いではないので、この種の話題には興味はある。といってすべてを信じているわけではない。できすぎた話にはトリックが隠されていることはよくあるので、眉にツバを付けながら見る位でちょうどよい。怪しげな点もいくつか感じるが、それはいずれ別の機会に譲るとして、ここではひとつの話題として紹介したい。
ジュセリーノ氏はブラジル生まれで、現在英語やドイツ語を教える高校教師、妻と子供3人がいるまじめなキリスト教信者だそうである。
彼の不思議な能力は9歳から発揮し始めて現在45歳。
大半の予言(特に個人ではなく人類に関わる)は夢にはっきりと現れ、彼がそこに立ち会っているのだと言う。夢の内容は次の日にすぐ文章にして、公証役場に届けて登録保管し、重要な予言だったらコピーをその国の大使館や政府に手紙で知らせるという。
予知が嘘でない証拠は公証役場へ行けば、過去のものも日付印が押されて保管されていうが・・・。
彼の予言はノストラダムスのような、どうにでも解釈できそうな詩などではなく、将来の出来事が場所も月日も分かる形で、映画のように夢に登場するのだという(予知夢)。
【今まで的中した予知夢】
・9・11同時多発テロとイラク戦争、サダム・フセインの所在情報
・スマトラ沖大地震とインド洋の津波
・チェルノブイリ原発事故
・オウム真理教による東京地下鉄サリン事件
・ダイアナ妃暗殺事件
・プレスリー、ビージーズ、ビートルズメンバーらの事故・病気・死亡
・アイルトン・セナの事故(殺人だったとしている)
・ワールドカップでの優勝国と上位の順位
この予知を何年か前に知らされた政府なり関係者は殆どこの手紙を無視したという。というよりどうすることもでいなかったのだろう。上記のうちのサダムフセインの所在情報については、アメリカは懸賞金をかけていたので、ジュセリーノ氏はその情報元としてアメリカ政府を相手に訴訟をする予定だという。
スマトラ沖大地震については、インドネシア政府は予知があったことを認め、感謝の意を表しているようだ。
さて気になる2008以降の予知については・・・(続く)
●本の詳細は↓
私は元々SFやUFO等の話は嫌いではないので、この種の話題には興味はある。といってすべてを信じているわけではない。できすぎた話にはトリックが隠されていることはよくあるので、眉にツバを付けながら見る位でちょうどよい。怪しげな点もいくつか感じるが、それはいずれ別の機会に譲るとして、ここではひとつの話題として紹介したい。
ジュセリーノ氏はブラジル生まれで、現在英語やドイツ語を教える高校教師、妻と子供3人がいるまじめなキリスト教信者だそうである。
彼の不思議な能力は9歳から発揮し始めて現在45歳。
大半の予言(特に個人ではなく人類に関わる)は夢にはっきりと現れ、彼がそこに立ち会っているのだと言う。夢の内容は次の日にすぐ文章にして、公証役場に届けて登録保管し、重要な予言だったらコピーをその国の大使館や政府に手紙で知らせるという。
予知が嘘でない証拠は公証役場へ行けば、過去のものも日付印が押されて保管されていうが・・・。
彼の予言はノストラダムスのような、どうにでも解釈できそうな詩などではなく、将来の出来事が場所も月日も分かる形で、映画のように夢に登場するのだという(予知夢)。
【今まで的中した予知夢】
・9・11同時多発テロとイラク戦争、サダム・フセインの所在情報
・スマトラ沖大地震とインド洋の津波
・チェルノブイリ原発事故
・オウム真理教による東京地下鉄サリン事件
・ダイアナ妃暗殺事件
・プレスリー、ビージーズ、ビートルズメンバーらの事故・病気・死亡
・アイルトン・セナの事故(殺人だったとしている)
・ワールドカップでの優勝国と上位の順位
この予知を何年か前に知らされた政府なり関係者は殆どこの手紙を無視したという。というよりどうすることもでいなかったのだろう。上記のうちのサダムフセインの所在情報については、アメリカは懸賞金をかけていたので、ジュセリーノ氏はその情報元としてアメリカ政府を相手に訴訟をする予定だという。
スマトラ沖大地震については、インドネシア政府は予知があったことを認め、感謝の意を表しているようだ。
さて気になる2008以降の予知については・・・(続く)
●本の詳細は↓

2008年1月5日土曜日
地球温暖化問題
昨日は異例の4時間のスペシャル番組「地球温暖化2008」が放送されていた。また正月にはTsutayaで借りたDVD「不都合な真実」を見たばかり、加えて首相の年頭挨拶にも地球温暖化問題が盛り込まれていた。
昨年までも地球温暖化問題の重要性は認識をしてはいたが、その注目度は日を追うごとに増しているように感じる。
「地球温暖化2008」では日本や世界中に起きている異常現象をいくつも紹介していたが、昨年の夏の異常な暑さや台風の多さ等々、自分の身の回りにも起きているので、人ごとではないと感じる人が殆どだろう。
「不都合な真実」はご存知のようにアメリカの副大統領アル・ゴア氏が地球の危機を訴える内容の映画。温暖化によって引き起こされる数々の問題に心を痛めた彼は、人々の意識改革に乗り出すべく、環境問題に関するスライド講演を世界中で開き、地球と人類の危機を訴えてきた。アメリカだけではなく、ヨーロッパやアジアなどでこれまで1000回以上の講演を行ってきている。
この映画を見た人はそのデータと数々の異常現象を目にすることで、誰でも近年の温暖化の深刻な状況を理解できる。例えば象徴的でショッキングなシーンとして、自分の住む氷山を失って大海を延々と泳ぐ白熊の姿がある。これは将来の人間の姿かもしれない。
2000年の大統領選でアメリカ国民がブッシュではなくてアル・ゴアを選んでいれば、アフガンやイラクの戦争もなかったかもしれないし、温暖化問題だって大きく前進したにちがいない。
ブラジルのジュセリーノという予言者は次々に見る夢の90%が実際に起きているという。今ベストセラーに名を連ねる「未来予知ノート」は売切れの店が続出しているようだ。彼がこの本の中で憂いているのは、2043年に人類が滅亡する悪夢を見たことだという。(彼の予言については次回に・・・)
もちろん外れてほしい予言だが、人間の未来は人間が作り出す要素も多いので、変えることも可能、というより変えなければいけない。特に温暖化問題は政治による国家的な取組みも重要だが、一人ひとりの生活とも密接に関連することなので、自分のできることでCO2削減に心がけなければと思うようになっている。
昨年までも地球温暖化問題の重要性は認識をしてはいたが、その注目度は日を追うごとに増しているように感じる。
「地球温暖化2008」では日本や世界中に起きている異常現象をいくつも紹介していたが、昨年の夏の異常な暑さや台風の多さ等々、自分の身の回りにも起きているので、人ごとではないと感じる人が殆どだろう。
「不都合な真実」はご存知のようにアメリカの副大統領アル・ゴア氏が地球の危機を訴える内容の映画。温暖化によって引き起こされる数々の問題に心を痛めた彼は、人々の意識改革に乗り出すべく、環境問題に関するスライド講演を世界中で開き、地球と人類の危機を訴えてきた。アメリカだけではなく、ヨーロッパやアジアなどでこれまで1000回以上の講演を行ってきている。
この映画を見た人はそのデータと数々の異常現象を目にすることで、誰でも近年の温暖化の深刻な状況を理解できる。例えば象徴的でショッキングなシーンとして、自分の住む氷山を失って大海を延々と泳ぐ白熊の姿がある。これは将来の人間の姿かもしれない。
2000年の大統領選でアメリカ国民がブッシュではなくてアル・ゴアを選んでいれば、アフガンやイラクの戦争もなかったかもしれないし、温暖化問題だって大きく前進したにちがいない。
ブラジルのジュセリーノという予言者は次々に見る夢の90%が実際に起きているという。今ベストセラーに名を連ねる「未来予知ノート」は売切れの店が続出しているようだ。彼がこの本の中で憂いているのは、2043年に人類が滅亡する悪夢を見たことだという。(彼の予言については次回に・・・)
もちろん外れてほしい予言だが、人間の未来は人間が作り出す要素も多いので、変えることも可能、というより変えなければいけない。特に温暖化問題は政治による国家的な取組みも重要だが、一人ひとりの生活とも密接に関連することなので、自分のできることでCO2削減に心がけなければと思うようになっている。
2008年1月3日木曜日
晴天の三が日
2008年1月1日火曜日
明けましておめでとうございます
今日、新しい3年連記のダイアリー(2冊目)のページを開いた。
サラリーマン時代は毎年業務用のダイアリーを付けていた。日記というほど立派なものではなく、その日のできごとを簡単に記すメモ程度の簡単なものだが、習慣でそれをずーと何年も保管している。遡って何か記録が必要な場合の覚えとして記入するといった程度の簡単なものだった。実際に必要になったことはないのだが、整理整頓の際ふと手に取ったときなど、パラパラとめくると「いつ転勤になった」とか「いつ長女が高校に入学した」等々、その時々のことが思い出されて懐かしい。
会社を辞めてからは、あまり必要がなくなったので記録をやめていた。ガンが再発した2004年の年末に、今度は闘病の記録用として、ダイアリーをつけてみようと思いついた。
こういう病気はいつ悪化するか分からない。だから1年用のダイアリーでもいいのだが、自分の生きる目標を少し先に置くために1年用ではなくて、長期のダイアリーにしようと考えた。書店で3年用にするか、5年用にするか迷った。その結果3年用を買って、3年後にまた次の3年用を買おうと決めた。
ダイアリーのスタート、2005年の最初のページを見ると、これから生きようという覚悟のようなことが次のように書いてある。
「肺癌持ち越し。イレッサの効果に期待。あと何年生存できるか?日々の治療に目標を持たせるため、あえて3年日記を購入。3年後にまた次の2008~2010年の日記が購入できるように、1日を有意義に生きよう・・・」
そして、昨日ダイアリーを完結したが、以前つけていたダイアリーとは比べものにならないほどの達成感を感じている。「3年たった」ではなく「3年生きた」というのが実感だ。
健康なときには、具体的に自分の「死」を考えることはなかった。この病気をして、何度も「死への意識」を乗り越えると、今生きていることのありがたさを一層強く感じるようだ。同時に、健康だったときには感じなかった風景や花等々自然の美しさや、人の優しさをより強く感じる。
日々生きているありがたさを感じながら生活すれば、いつ死んでも悔いは残らないように思う。
どうぞ今年も「tamyのつぶやき」とブログをよろしくお願いします。
サラリーマン時代は毎年業務用のダイアリーを付けていた。日記というほど立派なものではなく、その日のできごとを簡単に記すメモ程度の簡単なものだが、習慣でそれをずーと何年も保管している。遡って何か記録が必要な場合の覚えとして記入するといった程度の簡単なものだった。実際に必要になったことはないのだが、整理整頓の際ふと手に取ったときなど、パラパラとめくると「いつ転勤になった」とか「いつ長女が高校に入学した」等々、その時々のことが思い出されて懐かしい。
会社を辞めてからは、あまり必要がなくなったので記録をやめていた。ガンが再発した2004年の年末に、今度は闘病の記録用として、ダイアリーをつけてみようと思いついた。
こういう病気はいつ悪化するか分からない。だから1年用のダイアリーでもいいのだが、自分の生きる目標を少し先に置くために1年用ではなくて、長期のダイアリーにしようと考えた。書店で3年用にするか、5年用にするか迷った。その結果3年用を買って、3年後にまた次の3年用を買おうと決めた。
ダイアリーのスタート、2005年の最初のページを見ると、これから生きようという覚悟のようなことが次のように書いてある。
「肺癌持ち越し。イレッサの効果に期待。あと何年生存できるか?日々の治療に目標を持たせるため、あえて3年日記を購入。3年後にまた次の2008~2010年の日記が購入できるように、1日を有意義に生きよう・・・」
そして、昨日ダイアリーを完結したが、以前つけていたダイアリーとは比べものにならないほどの達成感を感じている。「3年たった」ではなく「3年生きた」というのが実感だ。
健康なときには、具体的に自分の「死」を考えることはなかった。この病気をして、何度も「死への意識」を乗り越えると、今生きていることのありがたさを一層強く感じるようだ。同時に、健康だったときには感じなかった風景や花等々自然の美しさや、人の優しさをより強く感じる。
日々生きているありがたさを感じながら生活すれば、いつ死んでも悔いは残らないように思う。
どうぞ今年も「tamyのつぶやき」とブログをよろしくお願いします。
2007年12月30日日曜日
来年こそ改めたいこと
昨日の日経新聞・プラス1に特集記事で「来年こそ改めたいこと」という記事が載っていた。
「日経生活モニター」で「なんとか改めたいと思っているにも関わらず、なかなか改まらない、直らないこと」というアンケートの回答(有効回答3572)を集計したところ、上位は以下のような回答だったという。
1. 整理整頓や部屋のかたづけができない
2. ダイエットや運動など、飽きっぽくて長続きしない。
3. やるべきことを先送りする。
4. 一日の時間の使い方が下手
5. 物が捨てられない。
(以下略)
うーん。すべて自分にもあてはまる。私の場合、若い頃を振り返ってみると、20年前も、30年前も同じようなことを考えていたような気がする。
特に3.はリタイア後は時間があり余るほどあるので、あまり感じなくなったが、仕事をしていたときは面倒なことは先延ばしにしてしまい、余計に状況を悪化したということがよくあった。山のように仕事をかかえると、重要度より緊急度を優先してしまい、後でよく反省したものだ。私にとっては「今は昔」の物語ではあるが・・。
この記事では、それぞれの項目の内容を延々と解説している。肝心の解決策は?というと、最後にひと言、専門家の意見が掲載されている。
東京えびすさまクリニック院長(精神科医)は「まずは腰をあげる。小さな改善でも『できた』という達成感を積み重ねると、改善の意欲を持続させやすい」ということだ。
竹に節があるように、年末・年始は時間の区切りにいちばんふさわしい時。私も過去、正月のたびに何度も「自分の行動を反省し、目標を作る」ことをよくした。大体は3日坊主に終わったことが多いが、反省をしたことは意識に残り、長年のうちには多少の向上には役立っているようにも思う。
こんな程度では、私のような劣等生が優等生には変わらないのだが、それでも箱根のスイッチバックの列車が少しずつは登るように、少しずつは進歩したとは思う。周囲から「自己満足!」という声が聞こえてきそうだが・・。
今年も今日と明日を残すのみとなりました。今年の記事は今日を最後にしたいと思います。今年1年当ブログをご訪問戴き、ありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。
どうぞよいお年を・・・。
「日経生活モニター」で「なんとか改めたいと思っているにも関わらず、なかなか改まらない、直らないこと」というアンケートの回答(有効回答3572)を集計したところ、上位は以下のような回答だったという。
1. 整理整頓や部屋のかたづけができない
2. ダイエットや運動など、飽きっぽくて長続きしない。
3. やるべきことを先送りする。
4. 一日の時間の使い方が下手
5. 物が捨てられない。
(以下略)
うーん。すべて自分にもあてはまる。私の場合、若い頃を振り返ってみると、20年前も、30年前も同じようなことを考えていたような気がする。
特に3.はリタイア後は時間があり余るほどあるので、あまり感じなくなったが、仕事をしていたときは面倒なことは先延ばしにしてしまい、余計に状況を悪化したということがよくあった。山のように仕事をかかえると、重要度より緊急度を優先してしまい、後でよく反省したものだ。私にとっては「今は昔」の物語ではあるが・・。
この記事では、それぞれの項目の内容を延々と解説している。肝心の解決策は?というと、最後にひと言、専門家の意見が掲載されている。
東京えびすさまクリニック院長(精神科医)は「まずは腰をあげる。小さな改善でも『できた』という達成感を積み重ねると、改善の意欲を持続させやすい」ということだ。
竹に節があるように、年末・年始は時間の区切りにいちばんふさわしい時。私も過去、正月のたびに何度も「自分の行動を反省し、目標を作る」ことをよくした。大体は3日坊主に終わったことが多いが、反省をしたことは意識に残り、長年のうちには多少の向上には役立っているようにも思う。
こんな程度では、私のような劣等生が優等生には変わらないのだが、それでも箱根のスイッチバックの列車が少しずつは登るように、少しずつは進歩したとは思う。周囲から「自己満足!」という声が聞こえてきそうだが・・。
今年も今日と明日を残すのみとなりました。今年の記事は今日を最後にしたいと思います。今年1年当ブログをご訪問戴き、ありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。
どうぞよいお年を・・・。
2007年12月28日金曜日
薬害肝炎問題
薬害肝炎問題は自分と病気は違うが、薬の怖さの点ではひと事とは思えない。この問題は単なる副作用ではなくて、本当の薬害。止血のために使った薬が肝炎→肝硬変→肝癌になるなんて、患者にとってはたまったものではない。患者には何の罪も落ち度もないのに、一生を棒に振るのだから、当然国と製薬会社は患者に救済をするべきだ。
ようやく「一律全員救済」の方針が固まって胸をなでおろした。福田総理も原告団に謝罪もした。途中では総理の煮え切らない態度にやきもきしたが、支持率急降下で考え直したのだろう。そういう意味では国民の声なき声が応援したといえると思う。
とりあえず肝炎患者の救済について一段落して、法制化の段階だが、国の責任問題がどう盛り込まれるかが次の課題だ。
この問題は実にひどい話だ。薬害問題はこの肝炎だけに限らない。どうして次々に同じ過ちを繰り返すのか?いつもその場限りの処置をして恒久対策を講じないからに他ならない。この際、国の責任を明文化して、2度と再発をさせないというシステムを完成させてもらえばうれしいのだが、お役所は反省しているようには思えないのが気懸りだ。
薬には副作用はつきものだし、新開発の薬には常に危険が伴う。この薬害について許せないのは、アメリカではその危険性が判明して使用中止にしたのに、厚生省と製薬会社はなぜその情報を知りながら、アクションを起こさなかったのか?ということだろう。政府とお役所の不作為の罪は大きい。それにアメリカは日本にその薬を売り続けたということはアメリカの国民には危険でも、日本人なら安全とでもいうのだろうか?
薬害肝炎関連のニュースが流れると、いつも登場する福田衣里子さん、肝炎のサイトを見ていたら、たまたま彼女のことを書いたサイト(こちら)にぶつかった。
患者側から今に至る経過が書かれていて興味深い。
初代の厚生労働大臣だった坂口力議員や当時の厚生労働大臣柳沢厚労相はじめ、たくさんの代議士にも、お役人にもたくさん会って協力を訴えているようだ。彼女が言った以下の言葉が政治家のリップサービス振りを示していて腹立たしい。
【他にも多くの国会議員の方にお願いを続けていますが、与党の議員さんは「個人的には同情するが、立場上は動けない」とおっしゃる方が多いです。「立場」ってなんだろうなって……国民を苦しみから救ってくれるのが、議員さんの「立場」じゃないのかなって、少し悲しくなります。】
ようやく「一律全員救済」の方針が固まって胸をなでおろした。福田総理も原告団に謝罪もした。途中では総理の煮え切らない態度にやきもきしたが、支持率急降下で考え直したのだろう。そういう意味では国民の声なき声が応援したといえると思う。
とりあえず肝炎患者の救済について一段落して、法制化の段階だが、国の責任問題がどう盛り込まれるかが次の課題だ。
この問題は実にひどい話だ。薬害問題はこの肝炎だけに限らない。どうして次々に同じ過ちを繰り返すのか?いつもその場限りの処置をして恒久対策を講じないからに他ならない。この際、国の責任を明文化して、2度と再発をさせないというシステムを完成させてもらえばうれしいのだが、お役所は反省しているようには思えないのが気懸りだ。
薬には副作用はつきものだし、新開発の薬には常に危険が伴う。この薬害について許せないのは、アメリカではその危険性が判明して使用中止にしたのに、厚生省と製薬会社はなぜその情報を知りながら、アクションを起こさなかったのか?ということだろう。政府とお役所の不作為の罪は大きい。それにアメリカは日本にその薬を売り続けたということはアメリカの国民には危険でも、日本人なら安全とでもいうのだろうか?
薬害肝炎関連のニュースが流れると、いつも登場する福田衣里子さん、肝炎のサイトを見ていたら、たまたま彼女のことを書いたサイト(こちら)にぶつかった。
患者側から今に至る経過が書かれていて興味深い。
初代の厚生労働大臣だった坂口力議員や当時の厚生労働大臣柳沢厚労相はじめ、たくさんの代議士にも、お役人にもたくさん会って協力を訴えているようだ。彼女が言った以下の言葉が政治家のリップサービス振りを示していて腹立たしい。
【他にも多くの国会議員の方にお願いを続けていますが、与党の議員さんは「個人的には同情するが、立場上は動けない」とおっしゃる方が多いです。「立場」ってなんだろうなって……国民を苦しみから救ってくれるのが、議員さんの「立場」じゃないのかなって、少し悲しくなります。】
2007年12月26日水曜日
理髪店
今年も残すところ片手で数えられる日数になった。時間は同じように流れているのだが、暮れは何となくせわしなく感じるから不思議だ。
暮れといっても何か特別なことをするわけではないが、年内に理髪店に行ってさっぱりしておくのも昔からの習慣だ。私の場合は若い頃から着るものも調髪もあまり関心がない。周囲に不快感をもたれない程度であればよいという考え方なので、理髪店にもあまりこだわりはない。
最近、近所に理髪店が新装開店した。全国に428店舗を展開する全国チェーン店のようだ。散歩コースにあることもあって、今日は試しにそこへ行ってみた。
理髪用の椅子が6脚、洗髪用の椅子が3脚、従業員が6名。店は明るくきれいだし、なかなか感じが良い店だった。理容師さんも最近まで自分で店をやっていたようなベテラン揃いに見えた。だから技術もしっかりしているのだろう。そしてその料金にびっくり、何と1,575円だという。「頭洗いますか?」と聞くので頼んだら、それが210円、合計で1,785円(税込)。今までの一般の店の半分以下だった。
比較的大きな都市には大分前から価格破壊の理髪店が登場したが、私の住むこんな田舎町にまでこの種の理髪店できたことに時代の変化を感じる。
以前は一般に「床屋」と呼ばれる理髪店は組合という横のつながりが強力な商売だった。価格も一律、休日も一緒、値上げも一緒・・・全く無風な商売に見えた。ビジネスモデルで1時間当たりの手間賃を考えるとき、床屋の料金を考えればよい等ともいわれていた。
今日行った店は設備もサービスも技術も一般の理髪店と変わらない、それで価格が半分・・・利用者はありがたいが、これでは一般の理髪店も大変だろうと感じたものだった。私の若い頃は休日には何時間も待たされても、じっと漫画を見て順番を待ったものだ。それが過当競争から価格破壊と変化が激しい業界になったようだ。大都市ではカットのみ1,000円という店もあると聞いたが、一方でテレビに出演しているような人は何万円の理髪店に行くと聞く。
自由競争で選択肢があるのはよいことだが、資本のない小売業は成り立たない時代になったようだ。
暮れといっても何か特別なことをするわけではないが、年内に理髪店に行ってさっぱりしておくのも昔からの習慣だ。私の場合は若い頃から着るものも調髪もあまり関心がない。周囲に不快感をもたれない程度であればよいという考え方なので、理髪店にもあまりこだわりはない。
最近、近所に理髪店が新装開店した。全国に428店舗を展開する全国チェーン店のようだ。散歩コースにあることもあって、今日は試しにそこへ行ってみた。
理髪用の椅子が6脚、洗髪用の椅子が3脚、従業員が6名。店は明るくきれいだし、なかなか感じが良い店だった。理容師さんも最近まで自分で店をやっていたようなベテラン揃いに見えた。だから技術もしっかりしているのだろう。そしてその料金にびっくり、何と1,575円だという。「頭洗いますか?」と聞くので頼んだら、それが210円、合計で1,785円(税込)。今までの一般の店の半分以下だった。
比較的大きな都市には大分前から価格破壊の理髪店が登場したが、私の住むこんな田舎町にまでこの種の理髪店できたことに時代の変化を感じる。
以前は一般に「床屋」と呼ばれる理髪店は組合という横のつながりが強力な商売だった。価格も一律、休日も一緒、値上げも一緒・・・全く無風な商売に見えた。ビジネスモデルで1時間当たりの手間賃を考えるとき、床屋の料金を考えればよい等ともいわれていた。
今日行った店は設備もサービスも技術も一般の理髪店と変わらない、それで価格が半分・・・利用者はありがたいが、これでは一般の理髪店も大変だろうと感じたものだった。私の若い頃は休日には何時間も待たされても、じっと漫画を見て順番を待ったものだ。それが過当競争から価格破壊と変化が激しい業界になったようだ。大都市ではカットのみ1,000円という店もあると聞いたが、一方でテレビに出演しているような人は何万円の理髪店に行くと聞く。
自由競争で選択肢があるのはよいことだが、資本のない小売業は成り立たない時代になったようだ。
2007年12月24日月曜日
娘の結婚
今年、我が家の1年を振り返ると、闘病生活の中にもうれしいニュースがあった。それは長女の結婚だった。
我が家は夫婦と娘2人の4人家族。次女は3年前に長女より一足早く結婚して横浜に住んでいる。初孫も昨年誕生し、ご主人がうれしい配慮をしてくれて、時々老夫婦を慰めるために娘と孫を帰省をさせてくれる。
長女は我々の年代が考える適齢期を過ぎているので、本人は放っておいてほしいだろうが、両親にとってはまるで喉につかえた小骨のように、気懸りだった。家内が娘と電話をするたびに同じ質問と愚痴をこぼすため、いつもお定まりの喧嘩で終わるということになって、電話さえ遠のくという始末だった。
今年の初めだったか、突然娘から結婚を考えている人がいるという話を聞いたときは、すぐ我が家への招待を促したものだ。娘は東京のある旅行会社に勤務しているが、お相手は仕事でいつも顔を合わせる航空会社の営業マンということだった。そして、ことは順調に運んで、11月22日「良い夫婦の日」に結婚・入籍をした。親としては子供の結婚はひとつの区切り。親の責任が開放され、肩の荷が下りる時。子供の巣立ちはうれしくもあり、さびしくもあり・・複雑な心境ではあるが、ひと安心という気持がいちばん強い。
今から40年くらい前だっただろうか、よくラジオで聞いた曲に「谷間に3つの鐘が鳴る」という大ヒット曲があった。
小さな村の教会の鐘は村びとの「誕生のとき」「結婚のとき」「死を迎えたとき」の3回、鐘の音が響き渡る・・一人の青年の一生を歌った歌だったように思う。アメリカの田舎の小さな村の情景が目に浮かぶようで好きな歌だった。
娘がその村に育てば、ようやく2度目の鐘を鳴らすことができたということになる。生まれれば、一つ目の鐘は誰にでも鳴る。3つ目もいずれかは誰にでも鐘を鳴らすときは来る。2つ目の鐘は最近は鳴らさない人も多いし、逆に何度も鳴らす人もいる。幸せな人間の一生、できれば順調に3回の鐘を鳴らすのがよい。
娘には平凡でも暖かくて幸せな家庭を築いてもらいたい。世間の父親は娘を嫁に出すときは誰でも寂しさを感じる。それもあるが、一方では新しく息子が増えるという気持も同じ位ある。
新しく息子になる青年はまじめで明るくて性格も良い。若い世代の人も様々だ。世の中の青年の中には顔をしかめたくなる人もたくさんいる。若い夫婦間にトラブルがあると、親だって頭痛の種が増える。
幸いにして、我が家の娘の連れ合いは二人とも良い青年に恵まれたことは本当に感謝すべきことだと喜んでいる。
我が家は夫婦と娘2人の4人家族。次女は3年前に長女より一足早く結婚して横浜に住んでいる。初孫も昨年誕生し、ご主人がうれしい配慮をしてくれて、時々老夫婦を慰めるために娘と孫を帰省をさせてくれる。
長女は我々の年代が考える適齢期を過ぎているので、本人は放っておいてほしいだろうが、両親にとってはまるで喉につかえた小骨のように、気懸りだった。家内が娘と電話をするたびに同じ質問と愚痴をこぼすため、いつもお定まりの喧嘩で終わるということになって、電話さえ遠のくという始末だった。
今年の初めだったか、突然娘から結婚を考えている人がいるという話を聞いたときは、すぐ我が家への招待を促したものだ。娘は東京のある旅行会社に勤務しているが、お相手は仕事でいつも顔を合わせる航空会社の営業マンということだった。そして、ことは順調に運んで、11月22日「良い夫婦の日」に結婚・入籍をした。親としては子供の結婚はひとつの区切り。親の責任が開放され、肩の荷が下りる時。子供の巣立ちはうれしくもあり、さびしくもあり・・複雑な心境ではあるが、ひと安心という気持がいちばん強い。
今から40年くらい前だっただろうか、よくラジオで聞いた曲に「谷間に3つの鐘が鳴る」という大ヒット曲があった。
小さな村の教会の鐘は村びとの「誕生のとき」「結婚のとき」「死を迎えたとき」の3回、鐘の音が響き渡る・・一人の青年の一生を歌った歌だったように思う。アメリカの田舎の小さな村の情景が目に浮かぶようで好きな歌だった。
娘がその村に育てば、ようやく2度目の鐘を鳴らすことができたということになる。生まれれば、一つ目の鐘は誰にでも鳴る。3つ目もいずれかは誰にでも鐘を鳴らすときは来る。2つ目の鐘は最近は鳴らさない人も多いし、逆に何度も鳴らす人もいる。幸せな人間の一生、できれば順調に3回の鐘を鳴らすのがよい。
娘には平凡でも暖かくて幸せな家庭を築いてもらいたい。世間の父親は娘を嫁に出すときは誰でも寂しさを感じる。それもあるが、一方では新しく息子が増えるという気持も同じ位ある。
新しく息子になる青年はまじめで明るくて性格も良い。若い世代の人も様々だ。世の中の青年の中には顔をしかめたくなる人もたくさんいる。若い夫婦間にトラブルがあると、親だって頭痛の種が増える。
幸いにして、我が家の娘の連れ合いは二人とも良い青年に恵まれたことは本当に感謝すべきことだと喜んでいる。
2007年12月22日土曜日
年賀状
昨年は年賀状を25日前に出したのに、元日に届かなかった処があったと聞く。そんなこともあって今年は昨年より早めに準備して、今までになく早く20日に郵便局に出してきた。
昨年は郵政省での混乱があって、大失策の歳末だったようだ。
2008年用の年賀状は例年より売れ行きが好調のようだ。昨日も日本郵便より2008年用年賀ハガキを約1億454万枚を追加発行すると発表された。発行枚数合計は前年比5.8%増で、2年ぶりに40億枚の大台を回復するのだそうだ。配達や仕分けのアルバイトも昨年より2万人増やし、21万人体制で臨むという。
日本郵便株式会社は民営化された最初の正月なので、張り切っている姿が伝わってくる。多分25日に出せば元日には届くであろう。この3連休は日本全国年賀状を作っている人々の奮戦振りが目に浮かぶようだ。
これだけ何年も年賀状を書いていると、大体何日あれば年賀状が完成するか分かっている。早めに着手すれば間違いはないのだが、暇はあってもいつもいつもぎりぎりにならないと着手できないというのは悪い習慣だといつも反省する。
若い頃は版画を準備したり、宛名書きはすべて手書きだったので、準備にはずいぶん日数を掛けた記憶がある。最近はパソコンのおかげで準備日数はずいぶん短縮され楽になったが、そのかわり皆同じような年賀状になって味気がない。できれば手書きにしたいのだが、自分の書いた字は後で見ると破いて棄てたくなるほどの悪字なので、やむを得ずいつ頃からかパソコンで作成するようになった。
それでも、宛名のフォントをペン字体にして色をブルーにしたり、裏面のデザインをできるだけ個性的なものにしたり、手書きで文章を一言二言付け加えるようにはするのだが、出来上がりはもうひとつ気に入らず、自己満足だったことを悟りながら投函する。
年賀状の風習は日本だけかと思ったら、韓国、中国、台湾にも似た風習があると聞く。日本でこれだけ全国に普及したのは明治に入って新式郵便制度の実施後、郵便はがきが普及に伴って一般化したようだ。
歴史上、その前は何もなかったかというと、そうでもないらしい。平安時代に藤原明衡が著した「雲州消息」という書物に、年賀の手紙の例文がいくつも取り上げられているようだし、戦国時代に武将の書いた新年の挨拶文も残っているという。ずいぶん昔から行われている風習なのだ。
ひと頃、虚礼廃止などと言われ、年賀状も見直そうという風潮も一部にはあったが、元旦の穏やかな日、年賀状を見ながらしばらく逢わない人に思いを馳せるのも悪いものではない。
昨年は郵政省での混乱があって、大失策の歳末だったようだ。
2008年用の年賀状は例年より売れ行きが好調のようだ。昨日も日本郵便より2008年用年賀ハガキを約1億454万枚を追加発行すると発表された。発行枚数合計は前年比5.8%増で、2年ぶりに40億枚の大台を回復するのだそうだ。配達や仕分けのアルバイトも昨年より2万人増やし、21万人体制で臨むという。
日本郵便株式会社は民営化された最初の正月なので、張り切っている姿が伝わってくる。多分25日に出せば元日には届くであろう。この3連休は日本全国年賀状を作っている人々の奮戦振りが目に浮かぶようだ。
これだけ何年も年賀状を書いていると、大体何日あれば年賀状が完成するか分かっている。早めに着手すれば間違いはないのだが、暇はあってもいつもいつもぎりぎりにならないと着手できないというのは悪い習慣だといつも反省する。
若い頃は版画を準備したり、宛名書きはすべて手書きだったので、準備にはずいぶん日数を掛けた記憶がある。最近はパソコンのおかげで準備日数はずいぶん短縮され楽になったが、そのかわり皆同じような年賀状になって味気がない。できれば手書きにしたいのだが、自分の書いた字は後で見ると破いて棄てたくなるほどの悪字なので、やむを得ずいつ頃からかパソコンで作成するようになった。
それでも、宛名のフォントをペン字体にして色をブルーにしたり、裏面のデザインをできるだけ個性的なものにしたり、手書きで文章を一言二言付け加えるようにはするのだが、出来上がりはもうひとつ気に入らず、自己満足だったことを悟りながら投函する。
年賀状の風習は日本だけかと思ったら、韓国、中国、台湾にも似た風習があると聞く。日本でこれだけ全国に普及したのは明治に入って新式郵便制度の実施後、郵便はがきが普及に伴って一般化したようだ。
歴史上、その前は何もなかったかというと、そうでもないらしい。平安時代に藤原明衡が著した「雲州消息」という書物に、年賀の手紙の例文がいくつも取り上げられているようだし、戦国時代に武将の書いた新年の挨拶文も残っているという。ずいぶん昔から行われている風習なのだ。
ひと頃、虚礼廃止などと言われ、年賀状も見直そうという風潮も一部にはあったが、元旦の穏やかな日、年賀状を見ながらしばらく逢わない人に思いを馳せるのも悪いものではない。
2007年12月20日木曜日
がん保険の問題点
17日に健康保険についての「つぶやき」を書いたので、今日はその続報として民間がん保険について書きたい。
我が家の家計は結婚当初から、家内に任せていた。従って、保険類も家内がすべて管理していた。最初の頃は出費はすべて主人である私にも相談していたが、途中から単身赴任で不在にする時期もあったりして、家計も育児もすべて家内にまかせっきりの状態になった。
保険類は掛けられる本人は最低限でいいと考えるし、受取人は多く掛けようとする。最初の頃はその掛金で言い争いをしたこともあった。いつの頃からは「家計の許す範囲で適当に・・・」ということになった。だから、生命保険も損害保険も、私は詳細は知らない。
2003年4月、私がガンだと告知されたとき、ガン保険はどうなっている?と初めて家内に聞いたくらいである。発病の15年位前に1口、8年前くらいに1口、合計2口加入していた。今まで保険には積極的ではなかった自分だったが、このときは家内に感謝をした。そしてその後約5年間、現在に至るまでそのガン保険に助けられることになった。同時に家内に頭が上がらなくなったし、仲の良い夫婦にもなったようだ。
ガンと診断されれば診断給付金、入院すれば1日あたりの金額×入院日数で支払われる入院保険金、手術保険金、通院保険金(20日以上入院した場合)などが支給される。
私の場合は最初の告知で入院・手術をし、その1年後再発してイレッサを飲むための入院をし、3年後イレッサをやめて、抗癌剤治療のために入院、その後は通院して抗癌剤の治療というような経過を辿っている。
最初の入院・手術でおりたガン保険の給付金は、今まで長年支払ってきた掛金の総額をすべて差し引いて、かつ個室に入って療養した病院への支払を済ませても尚且つ相当な額が手元に残った。
但し、問題点もある。私の加入した保険は最初の告知と入院・手術などには給付金がおりるが、古いガン保険では通院治療による抗癌剤の費用はカバーされない。通院の抗癌剤(イレッサも含む)ではガン保険の対象外なので、月々5~6万円かかる抗癌剤の費用は持ち出しとなる。
5年間では入院も通院治療もそれぞれ何度かあり、細かい計算をしているわけではないが、今までのがん治療の5年間のトータルではガン保険の給付金合計から病院への支払合計を差し引いた収支ではまだプラス(手元に残金がある)だと思う。
最近は抗癌剤がよくなり、種類も増えたこともあって、以前なら入院させた患者も通院で治療を行う傾向になっている。私の通う病院でも外来治療用のベッドが20人分あって、常に埋まっている。
そのような背景から、新しいガン保険では抗がん剤治療の補償を加えた保険が増えてきているようだ。国内、海外含めて日本で販売されている20社のガン保険では現段階で外来治療費を給付対象にしているのは23%だそうである。
これから加入を検討されている人は、この辺も考慮に入れて十分に比較検討をされるとよいと思う。
我が家の家計は結婚当初から、家内に任せていた。従って、保険類も家内がすべて管理していた。最初の頃は出費はすべて主人である私にも相談していたが、途中から単身赴任で不在にする時期もあったりして、家計も育児もすべて家内にまかせっきりの状態になった。
保険類は掛けられる本人は最低限でいいと考えるし、受取人は多く掛けようとする。最初の頃はその掛金で言い争いをしたこともあった。いつの頃からは「家計の許す範囲で適当に・・・」ということになった。だから、生命保険も損害保険も、私は詳細は知らない。
2003年4月、私がガンだと告知されたとき、ガン保険はどうなっている?と初めて家内に聞いたくらいである。発病の15年位前に1口、8年前くらいに1口、合計2口加入していた。今まで保険には積極的ではなかった自分だったが、このときは家内に感謝をした。そしてその後約5年間、現在に至るまでそのガン保険に助けられることになった。同時に家内に頭が上がらなくなったし、仲の良い夫婦にもなったようだ。
ガンと診断されれば診断給付金、入院すれば1日あたりの金額×入院日数で支払われる入院保険金、手術保険金、通院保険金(20日以上入院した場合)などが支給される。
私の場合は最初の告知で入院・手術をし、その1年後再発してイレッサを飲むための入院をし、3年後イレッサをやめて、抗癌剤治療のために入院、その後は通院して抗癌剤の治療というような経過を辿っている。
最初の入院・手術でおりたガン保険の給付金は、今まで長年支払ってきた掛金の総額をすべて差し引いて、かつ個室に入って療養した病院への支払を済ませても尚且つ相当な額が手元に残った。
但し、問題点もある。私の加入した保険は最初の告知と入院・手術などには給付金がおりるが、古いガン保険では通院治療による抗癌剤の費用はカバーされない。通院の抗癌剤(イレッサも含む)ではガン保険の対象外なので、月々5~6万円かかる抗癌剤の費用は持ち出しとなる。
5年間では入院も通院治療もそれぞれ何度かあり、細かい計算をしているわけではないが、今までのがん治療の5年間のトータルではガン保険の給付金合計から病院への支払合計を差し引いた収支ではまだプラス(手元に残金がある)だと思う。
最近は抗癌剤がよくなり、種類も増えたこともあって、以前なら入院させた患者も通院で治療を行う傾向になっている。私の通う病院でも外来治療用のベッドが20人分あって、常に埋まっている。
そのような背景から、新しいガン保険では抗がん剤治療の補償を加えた保険が増えてきているようだ。国内、海外含めて日本で販売されている20社のガン保険では現段階で外来治療費を給付対象にしているのは23%だそうである。
これから加入を検討されている人は、この辺も考慮に入れて十分に比較検討をされるとよいと思う。
2007年12月18日火曜日
定期健診
本日は11月13日以来の定期健診。
10月31日のジェムザールの点滴を最後に、骨髄を休めるため抗癌剤をお休みして、12月12日に行ったPET検診でのガンの状況を診て、今後の治療方針が説明された。
●血液採取 全体には特別な異常はないが、白血球は3,500とやや低い。本来なら許容範囲3,900以上に戻るべきものがやや低いままに推移しているので、骨髄抑制の副作用の影響が残っている。
●レントゲン撮影 異常なし。
●PET検診 ガン組織の広がりや他への転移はないが、濃度がやや濃くなっている。緊急事態とはいえないが、引き続き抗癌剤の治療を要する。
●今後の方針 骨髄の働きが弱っているので、骨髄抑制のない抗癌剤を選択する必要がある。
候補 先生の頭には次の4つの候補がある。緊急を要する状況ではないので、年末年始をはずして年明け1月9日からイレッサの再服用を開始して、様子を見ながら、下記②、③、④の中から適する方法を選ぶ。
①イレッサ 再服用。効かなくなった人も、前に効果があった場合は再服用で効果を出す例がある。
②タルセバ 新薬。2月から使用可能となる。副作用はイレッサと類似。但し、皮膚疾患はイレッサよりひどくなる見込み。
③治験薬A(名前はない。記号が付いている)私の状況と製薬会社の条件が合致したときに使用可能となる。2月ごろから服用可能だが、まだ候補の段階。外国では認可・使用実績がある。
④治験薬B(同上)③とは別の治験薬。
10月31日のジェムザールの点滴を最後に、骨髄を休めるため抗癌剤をお休みして、12月12日に行ったPET検診でのガンの状況を診て、今後の治療方針が説明された。
●血液採取 全体には特別な異常はないが、白血球は3,500とやや低い。本来なら許容範囲3,900以上に戻るべきものがやや低いままに推移しているので、骨髄抑制の副作用の影響が残っている。
●レントゲン撮影 異常なし。
●PET検診 ガン組織の広がりや他への転移はないが、濃度がやや濃くなっている。緊急事態とはいえないが、引き続き抗癌剤の治療を要する。
●今後の方針 骨髄の働きが弱っているので、骨髄抑制のない抗癌剤を選択する必要がある。
候補 先生の頭には次の4つの候補がある。緊急を要する状況ではないので、年末年始をはずして年明け1月9日からイレッサの再服用を開始して、様子を見ながら、下記②、③、④の中から適する方法を選ぶ。
①イレッサ 再服用。効かなくなった人も、前に効果があった場合は再服用で効果を出す例がある。
②タルセバ 新薬。2月から使用可能となる。副作用はイレッサと類似。但し、皮膚疾患はイレッサよりひどくなる見込み。
③治験薬A(名前はない。記号が付いている)私の状況と製薬会社の条件が合致したときに使用可能となる。2月ごろから服用可能だが、まだ候補の段階。外国では認可・使用実績がある。
④治験薬B(同上)③とは別の治験薬。
2007年12月17日月曜日
健康保険制度の恩恵
前回ガンの治療費のことに触れたが、何もかも不満ばかりを感じているわけではない。治療費の高さに嘆く一方で、日本の健康保険制度や民間のがん保険に救われているという思いも大いにある。今日はその健康保険制度について「つぶやき」を・・・。
ご存知のように日本は世界でも誇れる皆保険といわれている。大中企業は単一健保組合、小企業の方は政府管掌健康保険、教職員は共済健保、船員は船員健保、無職・自由業は国民健保等々どんな職業についても健康保険組合がある。私はサラリーマン時代は所属する会社の単一健保に、退職後2年間の任意継続を経て、国保に移った。
私のように癌治療で多額の治療費が発生する場合は「高額療養費制度」が命綱となる。医療機関への支払いがいくら高額になっても、「高額療養費制度」によって自己負担限度額以上は後日戻される。
自己負担限度額(高額になっても自分が支払う分)は何年か前まで収入に関係なく一律36,000円代だった。つまり何十万円かかろうと1ヶ月のトータル金額がほぼ36,000円で済んだものだった。それがその後の何度かの値上げで、今は限度額が引き上げられになり且つ複雑になった。
今は収入により3段階になり、月収56万円以下ならほぼ80,000円台(数式があり、医療費を代入して計算する)が自己負担しなければならなくなった。私のサイト(こちら)に収入別の計算式があるので、必要な方は参照されたい。
意外と知られていないことで「多数該当高額療養費」という制度がある。これは過去12ヶ月以内に同じ世帯で4回以上の高額療養費の支給を受けたときは、4回目以降の自己負担限度額は減額となるという制度である。月収56万円以下なら自己負担限度額が44,400円になる。これは個人が申請しなくともそれぞれ所属する保険の保険者から通知がくる。(くわしくはこちら)
私の場合もこの春から夏にかけて、抗癌剤治療で何回か入院して3回以上高額療養費に該当したので、先月と今月は市の国民健康保険課から通知が来て、44,400円以上支払った分の還付を受けた。
入院などして支払額が高額だと、いずれ戻るとはいっても医療機関の窓口に支払うのは大変だった。今年の4月からは事前に医療機関に「限度額適用認定証」(保険者に申し出ればもらえる)を提出しておけば医療機関で差し引き計算をしてくれて、自己負担限度額だけを支払えばよくなったので、手続きはずいぶん楽になった。
ご存知のように日本は世界でも誇れる皆保険といわれている。大中企業は単一健保組合、小企業の方は政府管掌健康保険、教職員は共済健保、船員は船員健保、無職・自由業は国民健保等々どんな職業についても健康保険組合がある。私はサラリーマン時代は所属する会社の単一健保に、退職後2年間の任意継続を経て、国保に移った。
私のように癌治療で多額の治療費が発生する場合は「高額療養費制度」が命綱となる。医療機関への支払いがいくら高額になっても、「高額療養費制度」によって自己負担限度額以上は後日戻される。
自己負担限度額(高額になっても自分が支払う分)は何年か前まで収入に関係なく一律36,000円代だった。つまり何十万円かかろうと1ヶ月のトータル金額がほぼ36,000円で済んだものだった。それがその後の何度かの値上げで、今は限度額が引き上げられになり且つ複雑になった。
今は収入により3段階になり、月収56万円以下ならほぼ80,000円台(数式があり、医療費を代入して計算する)が自己負担しなければならなくなった。私のサイト(こちら)に収入別の計算式があるので、必要な方は参照されたい。
意外と知られていないことで「多数該当高額療養費」という制度がある。これは過去12ヶ月以内に同じ世帯で4回以上の高額療養費の支給を受けたときは、4回目以降の自己負担限度額は減額となるという制度である。月収56万円以下なら自己負担限度額が44,400円になる。これは個人が申請しなくともそれぞれ所属する保険の保険者から通知がくる。(くわしくはこちら)
私の場合もこの春から夏にかけて、抗癌剤治療で何回か入院して3回以上高額療養費に該当したので、先月と今月は市の国民健康保険課から通知が来て、44,400円以上支払った分の還付を受けた。
入院などして支払額が高額だと、いずれ戻るとはいっても医療機関の窓口に支払うのは大変だった。今年の4月からは事前に医療機関に「限度額適用認定証」(保険者に申し出ればもらえる)を提出しておけば医療機関で差し引き計算をしてくれて、自己負担限度額だけを支払えばよくなったので、手続きはずいぶん楽になった。
2007年12月15日土曜日
タルセバ価格決定
情報スクラップに掲載したように非小細胞肺がん治療薬エルロチニブ(商品名「タルセバ」)の薬価が決まった(こちら)。10,513円(保険が利くので、30%=自己負担分は3,154円)。これが高いのか、安いのか、立場立場でいろいろな意見があるのだろう。「こんな小さな錠剤が10,000円!」と思う人も少なくないだろうし、今まで個人で購入していた人は12,000円強と聞いていたので、安いと思うだろう。
私は以前はイレッサを服用していたが、イレッサ1錠は7,216円だった。それよりは大分高くなる。抗癌剤は毎日飲むので、その価格差は大きい。例えば1日1錠飲む人は3,154×30日として1ヶ月の薬代の自己負担分が94.620円となる。
私の場合はイレッサを飲んでいた頃は副作用(肝臓数値、皮膚疾患)が強くて、途中から隔日服用になったので、7,216×30%×15日=32,472円の薬代とその他の薬代、検査代、諸々併せて月々平均して50,000~60,000円かかっていたと思う。化学療法は費用がかかるのが悩みの種だ。
同じ情報スクラップの12月6日の記事に「11月の記事ランキング、高度化するがん化学療法が家計を圧迫が第2位に」という記事があって、その中に「高度化するがん化学療法が家計を圧迫 経済的理由で治療変更せざるを得ない患者も」(こちら)の記事は今多くの抗癌剤治療のがん患者が抱えている悩みが記されている。
医学の進歩で新薬が開発されて、命が延びることはありがたいことだが、反面治療費の高騰は家計を直撃する。がん患者の多くは高齢者であることを考えると、この費用問題は頭が痛い問題だ。月々10万円近い費用は年金生活者にとっては払いきれないケースも出ることは想像に難くない。
記事中の調査を行った東北大学医療管理学教授の濃沼信夫氏は、「がん治療など、負担の重い疾患に優先的に公費を重点配分し、代わりに自己負担でもまかなえるような軽い疾患の負担率を上げるといったように、負担率に傾斜をつけるような制度へシフトしてもいいのではないか」と提言している。
患者の立場は物が言いにくいが、ガンがこれから国民病のひとつになることを考えれば、費用の問題は患者本人の問題でもあり、家族の問題でもある。今若い人にとっても、これは将来自分に降りかかる問題なので、このような改正がされるとは有益なことだろう。
私は以前はイレッサを服用していたが、イレッサ1錠は7,216円だった。それよりは大分高くなる。抗癌剤は毎日飲むので、その価格差は大きい。例えば1日1錠飲む人は3,154×30日として1ヶ月の薬代の自己負担分が94.620円となる。
私の場合はイレッサを飲んでいた頃は副作用(肝臓数値、皮膚疾患)が強くて、途中から隔日服用になったので、7,216×30%×15日=32,472円の薬代とその他の薬代、検査代、諸々併せて月々平均して50,000~60,000円かかっていたと思う。化学療法は費用がかかるのが悩みの種だ。
同じ情報スクラップの12月6日の記事に「11月の記事ランキング、高度化するがん化学療法が家計を圧迫が第2位に」という記事があって、その中に「高度化するがん化学療法が家計を圧迫 経済的理由で治療変更せざるを得ない患者も」(こちら)の記事は今多くの抗癌剤治療のがん患者が抱えている悩みが記されている。
医学の進歩で新薬が開発されて、命が延びることはありがたいことだが、反面治療費の高騰は家計を直撃する。がん患者の多くは高齢者であることを考えると、この費用問題は頭が痛い問題だ。月々10万円近い費用は年金生活者にとっては払いきれないケースも出ることは想像に難くない。
記事中の調査を行った東北大学医療管理学教授の濃沼信夫氏は、「がん治療など、負担の重い疾患に優先的に公費を重点配分し、代わりに自己負担でもまかなえるような軽い疾患の負担率を上げるといったように、負担率に傾斜をつけるような制度へシフトしてもいいのではないか」と提言している。
患者の立場は物が言いにくいが、ガンがこれから国民病のひとつになることを考えれば、費用の問題は患者本人の問題でもあり、家族の問題でもある。今若い人にとっても、これは将来自分に降りかかる問題なので、このような改正がされるとは有益なことだろう。
2007年12月12日水曜日
PET検診
今日は以前に予約したPET検診の日。予約が13:30なので、朝食を遅めにした昼食は抜きにした。
PETといっても、何年か前からPET-CTと呼ばれる設備になったので撮影時間が短くなって以前のPETよりは随分楽になっている。
私の場合、前に記したように抗癌剤を打つ期間が長くなったので、骨髄を休めるために現在抗癌剤を休止している。そのため、抗癌剤の副作用から開放され、体調は良い。
その反面、ガン自体がどうなっているかという心配がある。今回のPET検診は、その確認を行う。ガン自体の自覚症状は全くないので厄介だ。
結果は次の定期健診(12月18日)で結果の説明と今後の方針が説明される。
PETといっても、何年か前からPET-CTと呼ばれる設備になったので撮影時間が短くなって以前のPETよりは随分楽になっている。
私の場合、前に記したように抗癌剤を打つ期間が長くなったので、骨髄を休めるために現在抗癌剤を休止している。そのため、抗癌剤の副作用から開放され、体調は良い。
その反面、ガン自体がどうなっているかという心配がある。今回のPET検診は、その確認を行う。ガン自体の自覚症状は全くないので厄介だ。
結果は次の定期健診(12月18日)で結果の説明と今後の方針が説明される。
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